わたしの一薬さん

榊はすべてにありがとうの気持ち @IchiyageSakaki

そうだなあ、一薬なのは薬研くんが一期さん好きだからだなあ、私の中で受けが攻め好きなのってすごい珍しいんだけど。いや受けは攻め好きじゃないわけじゃなくて、大体の攻めはその執着で受け捕まえて逃がさない（無理やりじゃなくてだいたい運良く割れ鍋に綴じ蓋みたいな）感じななか。

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かといって一期さんが執着してないわけじゃなくて割とそれは強いほうでもある。やっぱりまずは『弟』じゃないとそれは生まれなかったんだけど。 カミにアヤカシに、民俗がつくりあげてきた『存在しないものを存在させる』力で成り立っているのが付喪神であるが故に刀剣男士は『ヒトの認識』で

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固定観念化されてて『いきる』うちどんなに幹が育ち枝が伸びても根本のそれは覆らない。 一期一振、って名前にある通り一期一振は生涯で『いちばん』の、って概念に囚われてて『そう』呼ばれた故にそうあろうとしてまた他にそれを（無意識に）求める刀で『にばん』では決してない。

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それだけなら乱暴な話だれでもいいんだ。『自分をいちばんにしてくれるなら』。ひどい寂しがり屋ビッチみたいな言い方になるけど。 でも一期一振は加えて『兄』で『長兄』で、弟たちを率いるもの、と"されて"いるから他に屈する—っていうと言い過ぎかもだけれどまあ究極そういう話で己が、率いる

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粟田口を己が、誰かに抱かれる側になることでその『だれか』のもとに下らせるわけにはいかない。愛に上下はないとかどっかから声がかかりそうだけどひとり以上そこにいれば社会はそれぞれにそれを機能させるための役割を振るよ。今の話は愛とか情とかじゃなくてサル山のボス争いを話題にしている。

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愛だの情だの抜きにして粟田口を『下』にするわけにはいかない一期一振はでも先述のとおり『いちばん』であることを無意識に求めていて、愛だの情だのを話題に加えるとするなら絵に描いたような愛されたがりで、『兄』であるが故に愛したがりなんだ。

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存在の根底に関わるこの三つの欲求の条件を満たす『あいしああいされ』の相手はだから彼の大事粟田口に限られて、それが何故薬研かというと畢竟薬研通吉光が"存在しない"からなんだよ。 もしかしたら人知れずどこかに転がってるのかもしれない。現存してるかもしれない。けど『観念化』したモノは

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それを『今』この定義をしている『私』にとって認識しうるかたちではそれを肯定も否定もしていない…薬研通吉光っていうのは観測者側に対して全くのブラックボックス状態でそこに在るもので、だからその不確定加減が一期一振の、ここならば、って捌け口になってる可能性がある。

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無意識に。 これだけだと一期一振がその欲求充足に弟を喰いものにしてるみたいだけど最初に言ったように一薬が一薬なのは薬研くんが一期一振を好き…求めているからなんだ、 一期一振に満たそうとする穴があるように薬研通吉光にもそれがあって、その相手として条件が合ったのが一期一振。

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ここで一期一振と違うのは『ぴったり合った』相手では決してなかったところ。 条件が揃ったもののなか、最も薬研通吉光に執着してまた譲らなかったのが（前述の理由によって）一期一振。 だから、薬研くんは一期一振と居る。

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意図して薬研通吉光の『条件』をすっ飛ばしているからここから記す。 端的に、一期一振とほぼ似た欲求。 オンリーユーフォーエバー症候群。 『いちばん』になりたい。あなたが、わたしの『いちばん』だから。 懐刀だったからっていうのもある。付喪神なら皆多かれ少なかれ持ってるこの欲求は短刀に

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割と強く出ているんじゃないかと思う。そこまで考えられているかはともかく、見目の対比で大人のわがまま、子供のわがまま、の表現の違いみたいな感じで。 薬研通吉光は短刀で、もともとその性質を帯びていて、でももっと酷いのがその存在が確定されていないこと。

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不安定な足場なら誰でも踏み固めたくなると思う。よっぽど自分の行く末に執着のないののほかは。 ここが少し難しいところなんだけど薬研通吉光は執着がないわけじゃないんだ。 『いきる』ことにじゃない。『存在し続けて』『役に立つ』ことに。 優先順位は役に立つ、（そのために）存在し続ける。

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ごはーん

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たけてなかた(´；ω；`)

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つづき

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一期一振の『自分をいちばんにしてくるるなら』誰でもよかった、という否定された可能性を薬研通も帯びている。それで同じように『それ』をいちばん失うものなく満たすのが一期一振だった、っていうだけの話。 ヒトの思いと認識で固定された観念、が私の付喪神観だから"存在しない子"は存在し続ける

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ために『自分がここにいることを確定してくれるもの』を求めるよ。 だから縁深いものとほど仲がいい。 でもそのなかでいちばん『縁深い』のは、きょうだい、と、属性が与えられた一期一振。 こう書くとお互い打算の末の甘さなんかどこにもない関係みたいだけど意識か無意識か根本がそうなだけで

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ふたりはちゃんとお互いお互いの抱えるものの上で相手を『すき』だし抱き合うのもやめないよ。 ただし、より自分の条件にあう存在に仕向けようとお互いし続けるのもやめない。 まあそんなことどんなに口で言ったって、そういうのはだいたい本能的な行動だからほんにんたちはときどきうっすら

榊はすべてにありがとうの気持ち @IchiyageSakaki

そんなこと認識したりしなかったりしながら今日も『かわいい』ってお互いのこと思ってるよ。

榊はすべてにありがとうの気持ち @IchiyageSakaki

@IchiyageSakaki 私の薬研くんが一期さん以外に『受け』ないのは要するに一期一振と同じ理由だよという話。 もともとみかつるやったときに杏莉さまからプレゼンされた薬一から一期一振と薬研藤四郎とはなにか、って意識に入ってacuraさまの兄弟のお話でこのふた振りにはまった

榊はすべてにありがとうの気持ち @IchiyageSakaki

@IchiyageSakaki からやろうと思えばたぶん薬一もいける… やろうと思わないとあくまで一薬なのは、始まりの時点で杏莉さまが描かれたもの以外の薬一を摂取しなかったからだろうなあ、

榊はすべてにありがとうの気持ち @IchiyageSakaki

摂取すればした分だけ『その方の』その組み合わせが深まるタイプだから薬一は杏莉さまとならお話できる。 ただし基本固定厨だから一薬一がリミット。このふた振りが関わるとあとはふた振りとも前述の理由で左固定。

榊はすべてにありがとうの気持ち @IchiyageSakaki

でもまあ食べられないわけじゃないからTLにあるぶんにはいろんな薬研くんと一期さん楽しいです（*´ ω｀*）だめな時は黙るか自分も推しの一薬呟いてる（笑）

榊はすべてにありがとうの気持ち @IchiyageSakaki

きっとこんなのは一薬界隈では既に語り尽くされた命題なんだろうけど（これ言うの自体が恥ずかしいな）（笑）私の一薬さんの根本こんなですかねー（*´ ω｀*）