とらんぷキャラクター考めも(途中)

土橋仲斗 @nakato_t

今日で私が見るTRUMPのtruth版が最後だったので、陳内さんの演技が毎日違った結果、見た日のクラウスの印象まとめ 21日→クラウスが「永遠の繭期」 22日→すごく苦しそうに狂気に落ちる 27日→限りなく人間に近いなにか 28日→自分のこと置き去りにしたアレンを憎んでしまった

土橋仲斗 @nakato_t

21日→ソフィの時代がふわふわしている感じがした。喋り方もちょっと幼い？はっきりしない？し、ぼけーっとして上の空のときもあるというか。私がこのとき初めて「永遠の繭期」って単語を聞いたので余計そう思ったのかもしれない。ラストは無表情でソフィを眺めていた。

土橋仲斗 @nakato_t

22日→悲しいとき、つらいとき、苦しいとき、その全てで感情を上手く表現できず「笑うしかない」の境地にまで至ってしまった感じがした。「こうするしかなかったんだ……(悲しそうに引きつり笑い)」とかそういう演技で統一されてた。ラストは少し苦しそうな顔をしてソフィを見下ろす。

土橋仲斗 @nakato_t

27日→演技が1番武田クラウスに近かった……気がする。狂気ではない些細な感情の起伏やリアクションが1番大きめに表現されていた日。基本的に陳内クラウスからは自分が神格化してしまったが故の「諦め」を感じるんだけど、それが薄く、人間に近い、みたいな感想。最後はソフィを見て薄く笑っていた

土橋仲斗 @nakato_t

28日→1番こわかった(真顔) 今まで「これでずっと一緒だ……」は愛おしむように笑ってたんだけど、この回は「ザマァミロ」って言ってるみたいだったし、自分を選んでくれなかったアレンへの(愛情から転化した)憎しみみたいな表現が多かった。でも時折正常な愛情を思い出す、みたいな。

土橋仲斗 @nakato_t

28日続き→ラストシーンは無表情でソフィを見下ろした後、ソフィが手を伸ばしてくるタイミングで微笑みながら顔を上げる。

土橋仲斗 @nakato_t

細かい演技の違いとかは書き出したらキリがないので大まかにこれで……！ラストシーンは21日22日は見間違いの可能性ありますが22日27日28日の演技はあからさまに違ったのでたぶんわざと。これ見た日によってすごく陳内クラウスの印象変わるんじゃないかな……他の人と話してて齟齬が出てくる

土橋仲斗 @nakato_t

全体的に陳内クラウスは「神格化してしまったが故に全てを諦めるようになってしまった」感じがします。まだFAITH OF VAMP(綴りがうろ覚えだぞ！)のことも辛い記憶として残っているから、失って傷つくくらいなら最初から手に入れなければいい、と考える人なんだと。

土橋仲斗 @nakato_t

長い年月を生きているからこそ感情の処理が下手くそ、全て理性で抑えられると思っているけど抑えきれていない結果積もりに積もったものが爆発して発狂、と。 有神論で心底「神は何故不死の力など私に与えたのか」と心底思っている、でも嘆くか自分を嘲笑するしかできなかった哀れな人だな、という印象

土橋仲斗 @nakato_t

全てを「最初から欲しいなんて思ってない」と割り切ろうとしているのに、無い物ねだりのアレンに出会ってしまった。手に入れる努力や、手に入れるための発想の転換は勿論、なにより「欲しいものを欲しいと言えること」に惹かれたのかなぁ。自分にないものを持っているから。

土橋仲斗 @nakato_t

この「憧れと現実」、言い換えれば「欲望と理性」の間で揺れ続けるのがTRUMPの軸での話で、クラウスは最終的に「憧れ(欲望)」を選んでしまったために理性を失い狂気に落ちた、って感じがしました。truthは。虜のペンデュラム……

土橋仲斗 @nakato_t

武田アレンは武田くんがわざと演技を変えているのどうかわからないんですけど私の中のTRUMPtruth整理したいのでついでに。 21日→幼児退行 22日→繭期の症状はポエマーになること！ 27日→部屋に引きこもりがちだったせいで空想世界に浸かりやすい少年 28日→全ての中間

土橋仲斗 @nakato_t

22日→喋り方が優しげながらも舌足らずではなくなり、思考能力自体は年相応なのかな、という印象。思考したことが繭期のせいで詩的に変換されて口や行動に出てしまう、みたいな。「退けよ！！！」が確か1番強めだったので、周りの状況や自分の置かれている立場がわかってる上でのあれだと思うと厄介

土橋仲斗 @nakato_t

27日→喋り方は優しげながらも舌足らずではなく、でも動作がどこか幼い……みたいな、10代前半くらいかな……？ 22日がわざとらしくそうした、みたいなところがあったのに比べて、こちらは流れるような嫌味のない演技だし、本ばっかり読んで空想がち、くらいの夢見感。すごいイノセントだった。

土橋仲斗 @nakato_t

28日→21日の幼児退行を一種の精神疾患と考えるのなら、この日はイノセントな幼さなのか精神疾患的な幼さなのか曖昧で、個人的にはバランスのいい演技だなぁ、と思った。受取手によって解釈がすごく変わりそうだし、あとはこれDVD収録される(はずな)ので、編集で解釈を変えられそう。

土橋仲斗 @nakato_t

陳内くんの演技が「キャラ解釈が論理的に説明できる演技」だとしたら、武田くんは本当に感覚的にこう感じた、というのが多くて非常に申し訳ないです。特に28日は説明が難しい……。でもそれまでの演技の変遷を見ると、28日みたいな演技がしたくて試行錯誤していたのかな、という印象。

土橋仲斗 @nakato_t

全体的に優しくて儚げな(弱い)印象なのは毎日あって、その中でどういう特性故にそうなったのか、というのが変わってたのかなぁ、というのが日々の変化の争点になるところかなーと感じます。儚げなアレンというのが初体験だったので、本当に不思議な感じ。それは本当に繭期のせいだけなのだろうか。

土橋仲斗 @nakato_t

クラウスが惹かれてしまうのも納得のアレンではあるんですけど、「ならアレンはクラウスに応えることができるのか？(クラウスの気持ちに気付けるか、気づいたらそれに応じるのか)」と言われると、うーん……？27ならもしかしたら……？くらい望みが薄そう。

土橋仲斗 @nakato_t

武田アレンはたぶんクラウスのことを知人くらいにしか思ってない感じがするんですよ。もし生き残ったとして繭期を抜けて話を振ったら「ああ、いたねそんな人。俺のお目付役を押し付けられて可哀想だったな。あんまり記憶にないけど」くらいはけろりと言いそう。見えてはいるけどその程度。

土橋仲斗 @nakato_t

だからなんかtruthのアレンとクラウスはアレンが気まぐれにクラウスと接触して惚れさせて(？)振り回してしまった感じが凄くて、それなのにクラウスは一方通行にのめり込んでしまって可哀想……なにをしても一方通行……どうしようもない……

土橋仲斗 @nakato_t

リバースの武田クラウス(マーブルはちょっと違うのでここでは除外)はなんか「かなしい、つらい」と思ってそれを反芻してるうちに、それが自分の中で自分が可哀想な悲劇になってしまっている印象。ある種の自己暗示です。というのも、どうしても陳内クラウスとの比較になってしまうんですけど、→

土橋仲斗 @nakato_t

陳内クラウスはアレンにTRUMPだと打ち明けるときに、とても苦しげに語るし、アレンのほうを見れないんですよね。たぶん陳内クラウスのなかであの事件は深い傷として残っていて、クラウスは今でもその罪を背負って贖罪するように生きている。でも武田クラウスは悲しげではあるけど苦しげではない。

土橋仲斗 @nakato_t

もう既に終わった、過去の悲しい悲劇でしかない。自分の正体を打ち明けること、これから行うことについてその説明が必要だから、物語を語るようにその話をする。そしてその悲劇はもう終わってしまったことだから、また新たに永遠の友をつくろうと思える。1人を手に入れようと思える。

土橋仲斗 @nakato_t

武田クラウスは本当にアレン(ソフィ)に執着していて、行きすぎた執着故に彼に近づくものを排斥しようとしたり、彼以外を見ない節があるんですよね。例えば陳内クラウスであれば「(3人で)行きましょう！」というところが武田クラウスだと「私が案内します(だからソフィはダメです)」になる。

土橋仲斗 @nakato_t

ラストも陳内クラウスはウルを見て「君はいい匂いがしないんだ」というのに、武田クラウスはちらりともそっちを見てないんですよね。私はそれが本当にこわくて、武田クラウスのこと可哀想だと思いきれないんですよ。