倉方俊輔講演会@名工大151207

NAF連続レクチャー第5弾。倉方俊輔先生の講演実況まとめです
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スギウラ @maisugiura

間も無くはじまります!実況はハッシュタグ占拠しちゃうと思うので、あとでまとめたのを投下しようと思います #倉方俊輔151207 #NAF_2016

2015-12-07 17:51:30
スギウラ @maisugiura

はじまりました。 今、プロであること/アマチュアであること つくることとつくらないことをめぐって、 と題して #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:04:08
スギウラ @maisugiura

こういった講演では建築家が呼ばれることが多いだろう。 過去の建築を知らなくても、建築をつくるだけ、はできる。 今回の講演では、建築のプロであるということについて考え始める学生に対して、 時代のプレーヤーまたは観察者としての活動をお話ししたい #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:06:31
スギウラ @maisugiura

批評解説、研究、設計教育、建築理解の育みなど多岐にわたる活動。 1.研究 どくろんは伊東忠太について。 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:07:28
スギウラ @maisugiura

歴史の観察者であり、同時にプレーヤーでもあった伊東忠太。 今その興味について振り返ると、つくることと観察することの関係について、あまり明らかにされていなかった。伊東忠太もまだ趣味的な研究にとどまっていた。 その関係を明らかにすることが建築史研究 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:08:59
スギウラ @maisugiura

ある建築がどの時代にどのような手段で、何を変えようとしていたのかを探る。 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:09:24
スギウラ @maisugiura

吉阪隆正とコルビュジェ。 コルビュジェの弟子吉阪隆正。ポストモダンの旗手象設計集団のセンセイでもあった。 ポストモダン…地域性、象徴制etc. モダニズムの弟子であり、ポストモダンの師である #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:11:40
スギウラ @maisugiura

大学セミナーハウスなどとともに、都市計画家としても有名だった。 都市計画からまちづくりを一番最初に先導し、都市と建築を一連のものとして考え始めた人の一人。60s70sごろ。 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:13:24
スギウラ @maisugiura

2.批評解説 建築家の研究をしている。 日本だと弟子以外からの建築家個人の研究はそれほど主流ではない? 位置付けるだけでなく、その人の特性を客観的に語る。 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:14:33
スギウラ @maisugiura

建築家とは、自分にとって、一番近くて遠い。 建築家を世の中の人がもっとわかってほしい。 著作、建築家の読書術。 各建築家が自分が建築を学ぶ上で影響を受けた本20冊を選ぶ #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:15:55
スギウラ @maisugiura

意外と建設工学の本じゃないものが多い。生物学etc. さらに、各建築家が、選書について語るイベント。 藤本さんも90分もつか緊張していた。自作について説明することはたくさんあるだろうが… しかしみんなしっかり楽しく話す。 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:17:48
スギウラ @maisugiura

自作について語るより、むしろその人を、本を媒介として掴むことができる? #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:18:16
スギウラ @maisugiura

選ばれた建築家は生まれ年が近い。 10年前に藤本さんにインタビューするまで、ほとんど建築家と直接知り合いではなかった。 雑誌を通じてもあまり知らなかった。 読まなくても、良いものは話題になる。 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:19:53
スギウラ @maisugiura

しかしその後建築家と知り合うようになって気づいたのは、71年生まれ以降建築家ががらっと変わったということ。 今見えている世界も70年代以降生まれによるものでは? #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:20:39
スギウラ @maisugiura

自分も71年生まれれだが、その街をつくっている建築家たちの考えていることがわかるのがラッキー #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:21:13
スギウラ @maisugiura

ドコノモン 今まで出したものは有名建築家の手によるものだが、 有名じゃない建築家による作品=建築でない訳ではない。 が、なぜか建築について語るときでてくるのは有名建築家の作品ばかり #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:22:24
スギウラ @maisugiura

ドコノモンとは、モダニズム建築をきちんと評価して残そうとする団体。 15年ほど前まではモダニズム建築はハコであるので、機能が終われば壊すものとされていた。 そうではないという風潮がでてきて、今は当たり前に評価されている #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:23:22
スギウラ @maisugiura

あえて悪く言うならば前川國男、吉村順三らの作品だから良いのか?という批評が先にあった。 そういう建築だけが建築ではないはず。 時代を反映、個性を反映、または新しい建築の可能性をしめしていた建築を発掘する #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:24:41
スギウラ @maisugiura

ニュー新橋ビル。 テレビのインタビュースポットで、見たことある人は多いだろうが、いつ誰が設計したものか、当時はネット検索で出てこなかった。 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:26:01
スギウラ @maisugiura

実は松田平田が1971年に作った再開発ビルのハシリだった。 建物は大きく昼のもの、夜のものに分けられる。例えば名古屋錦の建物は夜のものが多いだろう。 再開発ビルは昼のものが多く、夜のものは再開発前の路地的な場所が多い。 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:27:45
スギウラ @maisugiura

外装がモアレ状になっているところ、 階層がよくわからない。ファサードを分割し、いくつかのパーツだけでモアレを作ってスケールを消している。 雑多な表面の賑わいを写し取ったような。 ブリーズソレイユ的な #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:29:07
スギウラ @maisugiura

三角形の平面で、どこが正面かもわからない。 階段。タイルに凸凹色も変えて、こういう手仕事的なところが当時の味。 普通正面と奥があるビルだが、周囲を取り囲む網目状のファサードで正面をなくしている。 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:30:19
スギウラ @maisugiura

かつて闇市だった場所。木造密集地域だった。それらを撤去して飲食店があらためて入ったため、飲食店の公平性を保つために回遊性をもたせたプランになっている。 飲食店街は天井高低く、廊下狭い。闇市時代の常連には、広く明るい場は似合わない。わざと猥雑にしている #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:32:31
スギウラ @maisugiura

70sのみに作られた、いくつかのパーツによる表面。 それ以前は工場でパーツ大量生産は高く、それ以降はカタログ以外のパーツを使うのは高かった。当時のみ複数パーツの組み合わせが一番安かった。 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:34:14
スギウラ @maisugiura

みそのビル。 キャバレーなどが雑多に入居する。 戦後に発展した歓楽街。 中国韓国系の人の関わりが大きく、 台湾から引き上げてきた人が直接社内で技師を雇ってデザイン。 建築家ならばやらないだろう大胆なスロープ。 #倉方俊輔151207

2015-12-07 18:36:14
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