情報共有の際に持つべき観点について

ナレッジベース周りとかリモートワークとか、情報共有について伊藤さんが興味深い意見を述べておられたのでまとめてみました
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naoya @naoya_ito

2015年という今の時代の情報共有について / “transactive-memory.md · GitHub” htn.to/2Z6NTJ

2015-12-07 14:17:53
naoya @naoya_ito

リモートワークは「リモートでもプロジェクトは問題なく遂行できる」という類の話だけでなく、経営的観点から直接対話や偶発的対話機会が減ることによる損失についてとも語られないといけないのではないか、と思う。

2015-12-07 19:14:16
naoya @naoya_ito

例えばこの論文 psycnet.apa.org/journals/psp/7… では「互いの顔は見えないが会話はできる」状態は他の状態に比べて情報共有の観点で最も効率が悪いとされている。(先のトランザクティブ・メモリー絡みの話)

2015-12-07 19:14:39
naoya @naoya_ito

メリット・デメリットを語るときに通勤時間がとか、集中できるとか、あるいはプライベートとの切り分けがという個人単位の話はよく語られるけれども、経営的な全体最適の観点からの議論はまだまだだ。

2015-12-07 19:15:43
naoya @naoya_ito

クリエイティブな成果を出すには自分の専門性とは離れた専門性を持つ別のメンバーとの対話機会が非常に重要な点になると言われるけど、リモート環境にいてそういう機会が、オフィスにいるとき同様に実現されるのか、とか。

2015-12-07 19:17:01
naoya @naoya_ito

自分の直感としては、そういう経営的な、偶発的対話機会をきっかけとした相互理解、延いてはその相互理解からくる組織パフォーマンスの向上などにおいてリモートワークは相当不利だと思う。

2015-12-07 19:18:35
naoya @naoya_ito

長期的にリモートワークを続けるなら、その前提を理解した上でじゃあその欠点をどう補うか・・・という観点が多分に必要と思ってる。

2015-12-07 19:19:17