アメリカ軍はどんな軍事的脅威でもちゃんと対策を考え保険案まで考える……のだがそれでもうまくいかなかった対虎対策

Hound Ｃ99 31日（金）東地区 "ホ" ブロック 21b @Hound_7

サンダース校もといアメリカ軍も対空戦車は持ってるよ、このM3スチュアート改造の対空戦車。12.7mmの4連装・・・しかしなんというか見た目が微妙に迫力に欠ける（悪く言うと弱そう） pic.twitter.com/HygTqVKqgN

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61式P：令和 @61shikiP

アメリカにも試作ではあるけど戦車の車体をベースにした対空戦車はありますぜ。M3中戦車の車体を流用したT36です。兵装には40mmボフォース機関砲を搭載し従来のM2重機関銃を上回る射程と威力を確保しているよん<RT pic.twitter.com/5E02btbWhU

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アメリカはこの他にもM8偵察車の37mm対戦車砲を取っ払い12.7mm重機関銃を搭載したT69などを始めとして各種対空車両の開発にも力を入れている。投入こそしなかったけど米軍もかなり機甲部隊の防空対策を考えている。 pic.twitter.com/t4TXukLIfB

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米軍の凄い所はどんな軍事的脅威に対してもちゃんと対策を考え本命の対策に合わせて「保険案」を確実に用意している点に尽きると思う。虎や豹への対策も ①76mm戦車砲 ②タングステン弾芯76mmHVAP ③90mm戦車砲歩搭載した戦車の開発(M26M36) と対策を幾重にも用意している

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これに加え、投入こそされなかったが対虎Ⅱを考えT28やT29とった駆逐.重戦車も用意しており米軍なりにしっかりと考え取りうる対策はしっかりと講じている。何も考えていないわけじゃないってことよね。 pic.twitter.com/fV9fjrj9Cp

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…その辺は実を言うと戦車兵の側にも問題が有るんだよなぁ(；´∀｀)<(75mm砲シャーマンおじさん ノルマンディーの上陸の時76mm戦車砲搭載車を全部置いていったのは現場の意見が通ったからだし(´・ω・`) pic.twitter.com/BMeByJT1d9

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米軍は北アフリカの戦いの後現場の兵士の意見を聞いているのだが、戦車兵の多くは虎に遭遇したことがなく殆どの場合75mm戦車砲で十分と考える将兵が非常に多かった。チュニジアなどで遭遇したことのある将兵はもちろん危険を訴えるのだがそれは全体からするとほんの一握りの意見でしかないわけで

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また、ノルマンディー上陸に参加した部隊の多くは米本土で75mm砲搭載のM4で訓練したものが多く砲弾のサイズが異る76mm戦車砲の感覚に強い違和感を感じてしまった。これにより部隊から不安の声が強くなるようになり上陸初日には76mm砲搭載M4は英国に留め置かれてしまった。

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また、米軍はソ連経由で豹を初めとした毒戦車の脅威を知らされているのだがこれを米側は軽視してしまい全く相手にされることすらなかった。 更に英国から17ポンド砲の生産を委託できないかと相談された時も真剣には捉えず既に講じてある対策(先の3案)で十分と考え断っている。

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そういった事情もありM4の対抗力不足は単純に上層部だけの問題ではないんだよね。上層部もちゃんと現場の意見を聞いたうえで対応を考えている。しかも少数派の意見(虎対策)もしっかりと拾い先の3案を用意しているわけだ。無策では決して無いと自分は思っている。

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もちろんAGFにも問題がないわけではない。補給面にこだわりすぎ90mm砲ではなく76mm砲を強く押し続けた点や「戦車の相手は戦車大隊ではなく戦車駆逐大隊のGMCが行うべき」という現場の現状に合わない対応を強く押したのはAGFの失態だと思う。