NHK Eテレ「医師の罪を背負いて〜九大生体解剖事件」

2015年 12月 12日 放送
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thouautumn @thouautumn

生体解剖に実際に立ち会った東野さんを追った番組。アメリカ兵の捕虜を生きたまま解剖した九大生体解剖事件。「風化させてはならない」 Eテレ放送中 nhk.or.jp/etv21c/archive… 『“医師の罪”を背負いて~九大生体解剖事件~』

2015-12-12 23:05:37
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海水を使った代用血液の研究

2015-12-12 23:09:27
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墜落したB-29。生き残ったのは20代以下の若者。捕虜を使った人体実験の犠牲に。

2015-12-12 23:10:28
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ドラマで再現(顔を写さず、大げさなせりふ回しはない、イメージの補完)。 そして、手術前に説明を受けた東野さんの証言。執刀は石山教授「人間は片肺だけで生きられるぞ」。次に代用血液(海水を血管に注入)。東野さんは代用血液を持つように命令された。

2015-12-12 23:14:59
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5月17日 2人 肺 代用血液 5月22日 2人 心臓 胃 肝臓 代用血液 5月25日 1人 脳 6月02日 3人 肝臓 代用血液

2015-12-12 23:18:26
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昭和21年、石山教授に「捕虜虐殺」で逮捕命令、逮捕。4日後に拘置所で自殺。自筆の遺書「一切 軍ノ命令ナリ 責任ハ余(自分)ニアリ/(他の人の名前を挙げて)余ノ命令ニテ動ク 希リバ(? )速ニ釋放サレン/十二(次の字読めない)平光君スマヌ」

2015-12-12 23:28:38
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東野さんも取り調べを受けた。医学生だったため、起訴されなかった。当時の動画ニュース「残忍! 生体の解剖 横浜軍事裁判」/当時の新聞は肝臓を食べたのではと書いた。「ナゾの肝臓試食 平静失った旧西部軍幹部」「まず肝の試食指摘 検察 起訴状を朗読」(これは事実無根。食べてない)

2015-12-12 23:34:38
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横浜軍事法廷 での証言 鳥巣助教授「当時、軍の力が絶大で、善悪の判断がつかなくなっていました。軍の権力の前では私は無力でした。手術が #不要なものだとわかったとき、逆らってでも手を引くべきでした」

2015-12-12 23:36:47
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絞首刑 3人 終身刑 2人 重労働 9人 (3-25年)九大生体解剖事件 横浜軍事法廷 ETV

2015-12-12 23:38:27
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手術の場にいた看護婦は、日本初の女性の戦犯となった。 (BS1ではBS1スペシャル 「アトミック・ガールズ~米秘密都市 英雄と呼ばれた女たち~」放送中 www4.nhk.or.jp/bs1sp/

2015-12-12 23:40:13
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その後、この事件は人々の記憶から徐々に消えていった。東野さんは医師になるべきかどうか、葛藤しつつも、医師の道に進んだ。「医者に対する不信感と、その時の衝撃ですね」命の誕生を助ける産科医に。でも、事件が忘れられず心療内科に2か月入院「不眠症、体調悪い、薬飲んでも効かない」 ETV

2015-12-12 23:44:12
thouautumn @thouautumn

同じく立ち会った、東野さんの恩師にあたる平光医師も9年半の服役後、医師に復帰。でもやっぱり事件の記憶を断ち切れない。昭和42年、病床にあった恩師平光医師を見舞った東野さん。その時の言葉「九大 B-29」脳軟化症で意識悪化している中でも、事件に関する言葉を発していた。

2015-12-12 23:47:47
thouautumn @thouautumn

東野さんは、事件と向き合うことを決意。「どうしてこんな事件に私が遭遇したか。これをいいかげんには #されないです。きちっと最後まで事実を貫いて、本当のことを。やっぱり、それが私の、半面課せられた運命だなと思ってやりますね。」東野さん、追究開始。 ETV 九州生体解剖事件

2015-12-12 23:50:47
thouautumn @thouautumn

実験当時、(命令されて)ランプを持っていて服役した田代医師は、5年半の服役後、福岡に戻って外科医院を開いていた。でも、奥さんにも事件のことは言わなかった。妹さん「無宗教のお地蔵さんが飾ってあるんですね。自分の思わない方向に行ってしまった人生。か」

2015-12-13 00:09:39
thouautumn @thouautumn

筒井看護婦は、4年服役した後に出所し、日本各地を転々。看護師長になった。知人のかた。「外来の看護婦さんみんなに慕われていた。入院して外来に通うようになった患者さんも」。でも事件のことは言わなかった。

2015-12-13 00:12:49
thouautumn @thouautumn

筒井看護婦、引退後、がんを発症全身に転移。見舞った姪御さん「私だって人間なんだから、とうわごとを何十回も繰り返していた。事件のことなのかどうか。」

2015-12-13 00:14:07
thouautumn @thouautumn

石山医師の下、代用血液の研究をしていた久保医師は、釈放後福岡に外科医院を開業30年間地域医療に。向かいに住んでいたひぐちさんは、人づてに過去を聞いていた。

2015-12-13 00:17:15
thouautumn @thouautumn

その樋口さんへの、久保医師からの年賀状に付記されていた、直筆の座右の銘: 「非善人 即 非 良医」(善人にあらずんば良医にあらず。良い医師であるためには、良い人間でなければならない)

2015-12-13 00:20:33
thouautumn @thouautumn

※画面に写った賀状には、「恩師の言葉」と書いてあった。これは石山医師のこと? 別の人のこと?

2015-12-13 00:21:13
thouautumn @thouautumn

久保医師は肺がんで余命半年と宣告された時点で、娘さんに事件のことを語るようになった。娘さん「お父さんは公開しても公開しきれないことがあったんだ、というふうに」「絶対にやってはいけないことだ 、といいました」

2015-12-13 00:23:27
thouautumn @thouautumn

この東野さんはお医者さん。その人ですら、このときの心療内科での治療について「先生に見放されたと思いました」と。

2015-12-13 00:26:53
thouautumn @thouautumn

何も患者にどうかしろと言っているのではなく、向き合おうとしてくれるだけでいいんですよ。効果がなければそれはそれで仕方ないと思えるから。それを、頭ごなしに否定するような(患者だってばかじゃないので、軽んじられればわかります)

2015-12-13 00:28:39
thouautumn @thouautumn

当時医大生として現場に立ち会った東野さん、壁に突き当たりながらも、事件の真相を追い求め続けてきた。米国立公文書館に所蔵されていた、九大関係者が福岡の拘置所で取られた写真、並んで座ってる。「やつれていますね。この人が石山教授。後で自殺した。」

2015-12-13 00:34:43
thouautumn @thouautumn

尋問を受けた軍医が、後日書いた手記のコピー。写った画面から判読できるタイトルじゃ「<<米検察側が「デッチあげ」した肝臓嗜食事件>>」。米検察が多用した"Vivisection"(生体解剖)という言葉を大々的に報道したメディアに異論を唱えている内容。

2015-12-13 00:38:17
thouautumn @thouautumn

別の資料。「米検察官の拷問取調べに関する覚書」/東野さん「これはつるまる(鶴丸?)先生本人が書いたもの。取り調べで苦しい拷問を受けた」

2015-12-13 00:40:20