- philosophyszk
- 11250
- 46
- 1
- 1
ドイツの通勤電車の中は面白い。今日は電車の中でずっと電話をしている女性がいたが、とある男性が彼女に「あなたがさっきからずっと大声で電話しているせいで新聞に集中できない。今から大声で記事を読むからどんな気持ちになるか考えなさい!」と言って本当に新聞記事を大声で読みだした。
2015-12-15 02:19:29その男性は「ここはあなたのオフィスじゃない!」と言って激怒していた。すると別の若い男性が「ここ(電車の中)は公共の空間ですよ」と言って女性をかばった。「公共(=みんな)の空間だから静かにする/自分のやりたいようにする」というのはどちらにもそれなりの理があるように感じた。
2015-12-15 02:21:53日本にいた頃は「公共の場所=静かにする」というのが自分に染みついていたが、よく考えたら公共の場所は「自分の場所」でもあるという考え方もあると思う。そういう風に考えるようになったのはドイツで暮らしてからのこと。どちらが正しいとは言いづらいし、実際には気持ちが揺れ動くけど。
2015-12-15 02:23:39例えば「共同の台所だからみんなのためにきれいに使おう」という考えもあるだろうし、「共同の台所だから自分の好きなように使おう」と考える人もいる。どちらにもそれなりの理屈があると感じた。
2015-12-15 02:26:18一つ言えるのは、ドイツで生活している限り電車の中で多少騒がしく思える人たちがいてもそんなに気にならなくなった。日本にいたら感じ方が違うかもしれない。また大声で新聞を読み始めた男性も私には何だかユーモラスに見えた。自分にはそんな度胸は無いけれど…
2015-12-15 02:29:03殴り合いになったりしない限りは、朝の通勤電車の中で思いっきり感情を爆発させるのもありかもしれないということを感じた。
2015-12-15 02:31:33↓ドイツの電車って会話禁止エリアってないのか。デンの電車だとStillezoneという会話禁止ゾーンがあって(ドアで遮られてる)、静かにしたい人はそこに行く。車内で携帯通話は全然OK。夜の電車はビール飲んで大騒ぎしてる若者も多いし。(メトロにはこのゾーンは付いてません)
2015-12-15 06:02:29(どっちの考え方もありだよね、ってとこから始まるのが 多様性の享受かも どこらへんが、お互いの譲れる限度かな?ってところから、 公共、とか、社会生活、とか、始まるような)
2015-12-15 12:05:52