GC3期こぼれ話〜模擬戦v.s.イクス〜

イクスさんとの模擬戦
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ほりしゅー @IKS_gc2

@haruna_kayabuki HP31 おや。心中で目を丸くする。踏み止まったか、と。 勢いと、威勢がいいだけの少年、というわけではなさそうだ。その身に聖印を宿すだけの意思と、それを背負う覚悟はある、ということか。この少年への評価を、多少軌道修正する。 →

2015-12-15 12:45:02
ほりしゅー @IKS_gc2

@haruna_kayabuki 「素晴らしい胆力です」 まだ然程、実戦慣れしてはいないだろうに。 ならば……いや、あと一手。 くるりと、先ほどとは逆の方向に反転。 → twitter.com/diceda4/status…

2015-12-15 13:02:37
ほりしゅー @IKS_gc2

@haruna_kayabuki さらに反転。 遠心力を乗せた払いを、先ほどとは逆の横腹に叩きつける。 4R目【逆薙ぎ(鞘)】9 [2D6] 6,3 (12:52:57)

2015-12-15 13:03:12
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 HP38→29 「ッ…!っく、づぅ……」 棒立ちの身に容赦なく叩き込まれる、立て続けの一撃。相手の動きには切れ目がない。流水の如くに滑らかに、途切れなく連なっている。 強い。 派手な邪紋技を用いないために、実力の差が如実に顕れている。 →

2015-12-15 17:11:33
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 脇腹から骨身へと衝撃が伝播する。激痛に、呻きすら洩らせず、喘ぐ。さすがに立っていられず、膝をついた。 ついてしまった。 「……ッ」 そのことが、酷く、癪に障った。 →

2015-12-15 17:22:28
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 ダセェ。カッコ悪ぃ。情けねえ。相手に邪紋技のひとつも出させずに、翻弄されて、あしらわれて。あげく無様に膝なんてついて。 倒れていいのは死ぬときだけだ。倒れ方は前のめり以外認めない。半端に膝なんてついてる余力があるなら、そいつで最後ッ屁でもかましやがれ。→

2015-12-15 17:31:27
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 「ッ…!」 取り落としていたギターのネックを掴む。ギリ、と握り締めて、修羅を睨み上げる。 ガルル、と威嚇するように唸りながら。 ギターを片手で振りかぶった。 @diceda4 3d6

2015-12-15 17:38:25
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 「オレの、歌は…!」 瞬間。ギターが雷を浴びたように激しい輝きを帯び、聖印の力が溢れた。 それを、彼我の間に叩きつける。 「まだまだこんなもんじゃねえんだよおおぉぉぉぉッ…!!」 光の爆発。 4R目【シャウト】13 [3D6] 3,5,5 (17:38:25)

2015-12-15 17:46:50
ほりしゅー @IKS_gc2

@haruna_kayabuki HP31→18 「くっ……!」 眼前での巨力の爆発。 目を焼かれぬよう、腕を翳しながら後方に跳ぶ。しかし、なお追い縋る力もつ光は、衣服と皮膚を焼き、貫いた。 「大技を隠していましたか」 腕を振り、痛みを追い払う。まだ、終わりではあるまい。

2015-12-15 18:02:34
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 「オレはなあァ…!!地球へ行って…!ギター極めて最強になんだよ…!ビッグになってオヤジ超えンだよ!!」 ただの一撃で激しく消耗した身体を引きずり起こして、前へ。修羅が防御を解かぬ間に、離された距離を詰める。 「だから…!!」 @diceda4 2d6

2015-12-15 22:09:17
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 「テメェが修羅だろうが英雄だろうが…!誰だろうが…!一発くらいブチ込まねえとカッコつかねぇんだよ…!!」 なんの捻りもなく、駆け寄った勢いのままに。固く握った拳を、相手の鼻っ面目掛けて突き出した。 5R目【ぶん殴る】6 [2D6] 1,5 (22:09:18)

2015-12-15 22:13:32
ほりしゅー @IKS_gc2

@haruna_kayabuki HP18→12 「ぐっ……!」 初手と同じ、何の策もない、体重を乗せただけの一撃。 痺れるような痛みの残る腕で防ぐよりも一瞬早く、顔に叩き込まれる。鼻の奥に、ツンとした鉄の香りが広がる。 まだ終わりではないとは思っていたが、斯様な一撃とは。 →

2015-12-15 22:39:10
ほりしゅー @IKS_gc2

@haruna_kayabuki 彼が口にした地球、というのが何のことかは判然としない。だが、思い描く望みがあること、そして超えるべき存在があることはわかる。そのために、強くなりたい、ならなければならないと思っていることも。 それで充分。 @diceda4 3d6

2015-12-15 22:48:25
ほりしゅー @IKS_gc2

@haruna_kayabuki 「……いいでしょう」 納刀された得物を腰に戻す。 「貴方の、その覚悟に賞讃を」 全身の邪紋を励起。 「その道行きに光明を」 右手の甲、星の邪紋が淡く輝く。想起するは、一筋の流れ星。 →

2015-12-15 22:59:08
ほりしゅー @IKS_gc2

@haruna_kayabuki 「――疾れ、星よ」 抜き放たれた刃から、光が迸る。 光は真一文字に、ピノキオ・アルレッキーノの胴を斬り裂き、通り過ぎた。 5R目【居合い切り】9 [3D6] 3,2,4 (22:48:25)

2015-12-15 23:01:58
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 HP29→20 光。 混沌のちからでありながら、聖印の如く輝く、一筋の流れ星。 (ああ…、くそっ…) 腹を裂く一刀を浴びながら、心のなかで毒づく。 (楽器なんてもってやがらねぇのに…) この男の振るう刃は、なんて。 (なんて良い音させやがる…) →

2015-12-16 21:32:59
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 呆れるほどの力の差。背伸びして届くような距離ではない。あまりにも、途方もなく、足りていない。 けれど、今度は。 「ーーーッ!!」 耐えてみせる。 「…っ、ぎ!!」 痛みすら置き去りにしていく、この一撃を。 「どチクショオぉぉぉぉ…ッ!!」 →

2015-12-16 22:47:18
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 上体が後ろへ流れそうになるのを、気合いで堪える。 一歩、二歩、たたらを踏みながらも。 うしろへ倒れる無様だけは晒すまいと。 意地と根性だけで、英雄の一撃を、受け止めた。 →

2015-12-16 22:51:12
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 「へへ…。ぜんぜん、効かねぇ……」 にぃ、と口の端を持ち上げて。 「次は、オレの……番……」 気を失って、前のめりに倒れこんだ。

2015-12-16 22:52:44
ほりしゅー @IKS_gc2

@haruna_kayabuki いや全く、恐ろしいまでの胆力。しみじみ感じる。 彼の夢に、超えるべきものに、今はまだ届かずとも。数年先はわからない。 誰にも負けない大きく輝かしい戦旗を打ち立て、戦場に立つかもしれない。それに足る度量は、既に備えているのだから。 →

2015-12-16 23:02:53
ほりしゅー @IKS_gc2

@haruna_kayabuki その姿を拝みたいと。 そして、再び相見えたいと。 ぼんやりと思いながら静かに納刀。 「強くなって下さい、ピノキオ」 自分なりの賛辞を贈ってから、肩を貸し、急拵えの舞台から降りた。

2015-12-16 23:07:53
藤倉カタナ_FateUMマスター(PLシキ) @haruna_kayabuki

@IKS_gc2 【模擬戦】イクスv.s.ピノキオ 5R目終了時点残HP イクス:12 ピノキオ:20 勝者:ピノキオ 「次はホントにちゃんと勝ってやんぞコラァァ!!」@医療室

2015-12-16 23:20:25