【キャプション】京博「刀剣を楽しむ」 一方的ガイド【乱舞】
- sukemori_t
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(続き) これを受けて、重文指定名称も「太刀 銘安綱(鬼切丸)」とされているが、この安綱銘の○(自分の字が判読不明)多くの疑問が残る。 国宝「太刀 銘安綱(名物童子切)」(トーハク蔵)や国宝「太刀銘安家」(京博蔵)に見られるように「安」の字は小さめで棟よりに次の字を→
2015-12-19 01:17:29この安綱銘の○ ☓
この安綱銘にも ○
大きめに中寄りに刻むのはこの時期の伯耆鍛冶の特徴で、更にその位置は目釘孔の直上である。 本品の銘は全体的なバランスも位置もこれとは異なり、鏨運びは細めで繊細である。 おそらくに「安綱」銘そのものが後世に追刻された、いわば極(きわめ)の銘だったと考えられる。 以上。誤字ご勘弁を
2015-12-19 01:20:41重文太刀 銘■忠(名物膝丸・薄緑) 源氏の重宝「膝丸」の太刀。源氏重代の宝刀として安井門跡に伝わったが門跡廃絶後大覚寺に納められたと付属する「薄緑太刀伝○」にある。 髭切と同じく伏さり気味となる小峰(ただしくは金ヘン)と腰元で反る太刀姿に時代○が感じとれる。→
2015-12-21 16:41:50薄緑伝○→薄緑伝記
銘の一文字目が大きく破損しているのは刀身を造った時の供はばき(金へんに矢)で造られたはばきの影響であろう。 地鉄はよく詰んだ小板目肌で直調に小足の入った小丁字小互(こぐ)の目交じりの刃文に淡く映が立つ。 これらの特徴は古備前派に顕著な作風でこのことから古備前派近忠と思われる。→
2015-12-21 16:52:22しかしながら近忠には在銘確実な作例が現存せず、本品との作風及び銘振りの比較検討が出来ないため決定力に欠ける。 以上。 膝丸/薄緑キャプションでした。 誤記・誤字がありましたらお詫びします。
2015-12-21 16:54:08京博刀剣キャプションですが、なぜ髭膝は最後までちゃんと(一応)あるかといいますと、この二振りは比較的ゆっくり見られたためで、残りはロープ内を流れに沿って移動するため、あまり長いこととどまっていると後ろの方にご迷惑かな、などと思ったためです。
2015-12-21 18:54:48なんか、京博様におかれましては、キャプションのファイルをDL可能にすることをご検討くださいますよう、切に願うばかりです…(;´Д`)
2015-12-19 01:12:27というわけで、髭膝以外の刀剣キャプションは一部になりますが、ぼちぼち(判読可能部分を)UPしますね。 スクショとるなりして持って行かれたら、全文書き写すよりは楽かと思いますし、その分じっくり刀剣鑑賞できるかと。
2015-12-21 18:56:06では、京博刀剣キャプションの続きを。 *コの字展示の刀剣のキャプションはごく一部しか書き取っていませんm(_ _)m *自分の字が判読できないものは○にしています。 *番号は展示順です。
2015-12-21 20:42:01~~~~~~12月25日追加分~~~~~~
今日は人海作戦でキャプション書き写しましたよ(・∀・) ただ、音声ガイドは有料サービスなので、それをまるごとツイートするのは流石にまずいかと。 骨喰藤四郎と義元左文字はキャプションがなく音声ガイドのみ。これはもう音声ガイドを借りて頂くしか。 展示終了後全文ツイートしましょう。
2015-12-25 19:41:40(参考展示) ▽国宝 銘安家 *安綱の子。黒田家伝来。安家の作品で在銘確実なのはこの一口のみ。 kyohaku.go.jp/jp/syuzou/db/i…
2015-12-21 20:44:28(参考出品)国宝「太刀 銘安家」平安時代~鎌倉時代(12世紀~13世紀) 中国山地は良質の山砂鉄に恵まれ、古墳時代以来刀剣や甲冑、工具、農具などの原料鉄を生産した遺跡が各地で発見されている。 中でも現在の鳥取県西部にあたる伯耆国では山城国の三条宗近らと同時期に安綱が現れ→
2015-12-25 20:49:48ついで安家、有綱、貞綱など多くの名工が活躍した。 安家は安綱の子で、銘の切り方や切る位置まで安綱に酷似する。 在銘確実な作例は福岡藩主黒田家に伝来した本品ただ一口であり、健全な刀身とうぶ茎(なかご)○○(判読不能)である点が美術的、資料的にも頗る貴重である。→
2015-12-25 20:55:58○○→在銘
中国山地で産出された鉄原料のためか、はたまたこの地域を拠点とする包括的な冶金の技術集団が存在していたのかさだかではないが、古い時代の伯耆鍛冶の作品との共通点は多い。この安家も細見ながら踏張りが付き腰元で反る古風な佇まいと小丁字・小互の目の交じる刃文などが古備前派の作風と共通する→
2015-12-25 20:59:09一方で古備前派と三条派の間にも同様の類似点が散見されることから、この時代の山城・備前・伯耆鍛冶の作品を様式から厳密に区別することは容易ではない。 当時我々の想定を上回る広い範囲で鍛冶技術の交流が活発に行われていたことを伺わせる。
2015-12-25 21:02:11安家 e国宝 emuseum.jp/detail/101114/… 京博データベース kyohaku.go.jp/jp/syuzou/db/i…
2015-12-25 21:03:57【1】 太刀 銘貞綱 *永藤一コレクション kyohaku.go.jp/jp/theme/floor… *古伯耆 貞綱の作 *板目肌がやや肌立つ鍛えに小乱れを交えた直調の刃文 *今村押形所○後国外へ *本阿弥○○の研磨
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