「聞こえる人たちに音声言語間の通訳を用意してこなかったので、聞こえない人たちのための手話通訳も用意しません」って、どんな論理だよ

ねこ♡ @across7seas

【略称の悲劇】国際手話のことをISと略していたのだが、テロが起きてから別の意味のISが台頭してきて、使えなくなった件。

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

大学での障害者支援、国大協が具体例を提示 benesse.jp/news/kyouiku/t… @benesse_kyouikuさんから

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

「大学で障害ある人を受け入れる」って、学生だけじゃなく、教職員の側にも障害のあるスタッフを受け入れていくことなんですよ。合理的配慮は、講義室だけではなくいたる所に。こんな当たり前のことが、なかなか当たり前に通らない。変な理屈をこねてくる教員は大嫌い。うるさい、従え！で済ませたい

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

地方分権も、部局の自治も、けっこうです。しかし「ことマイノリティの受け入れに関してだけは」、ローカルな決定に任せてはいけない、中央集権で一律強権的に人権を守るべし。これが私の持論です。排外的な決定を、ニコニコと自治の名において見守るほど私はお人好しではありません。いえ、ひとりごと

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

本学のある部局から、ろう者が参加する予定の公開行事において「手話通訳を配置しない決定をした」との通告。理由は「聞こえる人にも通訳を用意したことがない。だから、ろう者にも用意しない」という「おぞましい詭弁」であった。まさか…同僚からそんな発言が出るとは思わなかった。情けない。悲しい

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

「聞こえる人たちに音声言語間の通訳を用意してこなかったので、聞こえない人たちのための手話通訳も用意しません」って、どんな論理だよ、と、私は情けなく、悲しくなりました。もちろん、静かな怒りとともに学内で抗議声明を公表しました。理事長にも学長にも副学長にも、差別解消措置を要望しました

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

今日12/22とは、本学の「障害をもつ人たちのためのバリアフリー」という目標にとって、ふたつのよい達成があった日だったのです。ひとつは、本学史上初めて、耳が聞こえない学生のために、初めてノートテイクが導入された。学生スタッフが、今朝の1限目から英語の授業で要約筆記通訳を始めました

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

本学の「障害をもつ人たちのためのバリアフリー」、今日のふたつ目の達成。熊本学園大学の教授で、車いすの弁護士である東俊裕さんが、本学を訪れて講演してくださった。障害者差別解消法に伴い、大学が何をすべきかを、びしばしっとレクチャーしてくださった。本当に、これはいいお話でしたよ。

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

本学で、聴覚障害学生へのノートテイクが始まり、障害者差別解消法の導入に関するゲスト講演を聞くかたわらで。私は、同僚たちが叫んでいる「聞こえる人も聞こえない人も、通訳など要らない」という「形式的には平等な、事実上の差別」と苛烈に闘わねばならないという、超絶的皮肉な一日を過ごしました

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

今日の達成ふたつ、敗退ひとつ。差し引きで「本学のバリアフリーは一歩前進」と、適当に楽観的に受け止めていますが。この「一敗」を、いついかなる形で報復して奪還するかということを、すでに作戦として考えています。排外的な決定をした部局を、私は許さない。決定した者たち、いずれ恥を見るがいい

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

「マイノリティの受け入れ」の課題を、各部局のローカルな自治に委ねてはならない。人権こそ、強権的にトップダウンで一律保障するに限る。これが、私の持論です。今日の一件を、学長と副学長に即時報告、トップダウンの是正措置を要望しました。早くも、すでに動きがありました。それでよいと思います

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

#愛知県立大学 を志望する、障害をもつみなさんへ。不安がらせるつもりはありません。障害者差別解消法が施行される来年4月から、公立大学では合理的配慮の提供が義務化されます。見えない、聞こえない、歩けない、さまざまな学生の入学を歓迎したい。そういう大学作りのために働きますから。ぜひ。

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

マイノリティの存在を選択肢として容認せよ、という交渉を、職場でも学外でも苛烈にやっている。「多数派の既得権勢力に腕力でねじ伏せられる」ことも多い反面、「論理的／倫理的には高みに押し上げられていく」奇妙な高揚感があるなあ。世論の支持は我にあり、いずれ見てろよ、という自信があるのだ。

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

障害をもつ構成員を受け入れよという交渉の現場は、孤立無援です。ひとりで文句を言い続けることに、孤独と焦燥を覚えることも多いのです。でもね、学長・副学長クラスの上層部から対処の動きがあり、何より、障害をもつ学生やそれを支援する学生の言動があると、私はよみがえる。何でも言える気がする

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

（こんなガンコな反差別主義者であり、これまで東西の諸大学で大学バリアフリー＆障害学生支援のために闘ってきた百戦錬磨の手話通訳士であるかめいを相手に、おたくらようこんなずさんな論理でケンカ売ってきますなあ…という、「お手並み拝見」的な要素はありますね。楽観的にいきます(^^;;）

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

マイノリティへの配慮なんてめんどうくさい、と思って雑に扱う行事主催者などがいた場合。配慮を拒んだらもっとめんどうくさい事態を招くことになる、と味わわせてやります。こんなことになるんだったら最初から配慮しとくんだった、と後悔させるのが、きっといいクスリになるでしょう。黙りませんよ。

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

学内の手話通訳拒否問題。聞くところによると、「手話通訳配置への強硬反対派は少数、大多数は無関心、管理職は面倒くさいからさっさと決めた」という程度の委員会判断。それで人権侵害が起こるのだから、驚きです。少数の強硬派を許してしまう多数派の無関心って、恐ろしい。国政のことを連想しました

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

交渉の席で。「あなただって、聞こえなくなったらどうするんだ。通訳を介して会議に参加したいと思わないのか。それとも仕事辞めるのか」と迫ったら。「聞こえなくなったら仕事辞めますね」と言い放った。上等だ、すぐにでも辞めていただこう。私は、通訳を介して働きたいと望む人を職場に歓迎したい。

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

こんな発想が権限をもつ場面に出くわすと、私は「大学／部局の自治」など信じていいのか…と絶望的な思いにもなる。ただ、この一件を学内で開示したら、潜在的な支援者が多いことも分かってきた。大声で叫んでよかった。最悪でもない大学らしいから、ここは大学の「自浄作用」で何とか乗り切りたい。

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

人間って、ホント「交換可能なのに自己中」だからねえ…。 他者を排斥する者は、いずれ同じ論理で自らも排斥されるんだよ。みんな、蜘蛛の糸にぶら下がったカンダタ。他人を蹴落としたがゆえに、自らも同じ理由で蹴落とされるわけ。そういう排斥の連鎖は、もうやめようと言っている。

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

（なんで大学教授らを相手に、貴重な勤務時間中に、こんな基本のお道徳を説かないといけないわけ？(>_<) 学生たちと議論していた方がはるかに有益だよ）

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

こんな公言しちゃって、本学の名誉が落ちてしまわないの？という懸念はあるけれど。隠蔽するより、議論があることを開示した方がいいでしょ。この際ウミを出し切る覚悟で、改善の機会にする。へっぽこついったらといえど、公言した以上は公約になるから、私さぼらずに交渉しますよ。

KAMEI Nobutaka @jinrui_nikki

人間はキホン自由な存在である。他者の自由を認めずに拘束・制限をかけてくる方にこそ、その必要性の説明責任がある。 …というのが、わたしの生き方の基本原則なんですが。なんか間違ってますかね？ 交渉とかで否定されること多いですよ。自由の意義を伝えてもなお、否定される(^^;;