下倉バイオさんのシュタゲ無印でのお仕事
シュタゲ無印で自分がやった仕事ってホント量的には少なくてですね、本編やった時「キャラが良く肉付けされてるなあ」とか「すげえちゃんと辻褄あわせたなあ」とか「俺鈴羽部分プロット書いたけど『失敗した』が加筆されてる!」とかホントお客さんプレイだったわけですが
2015-12-27 02:31:23構成の補佐に入って何やったかなーっつーと、まあ記憶が確かならたぶん大まかにふたつで、調子に乗ったしっぺ返しでαβの世界線を行き来した挙げ句SGを見つける構造の外枠をはっきりさせたのと、あと物語のスケールをラボメンで収める方がいいんじゃ? というのを結構強くいったことだったはず。
2015-12-27 02:35:42でで、なんでスケールをラボメンで収めようとか言ったかっつーと、それまでセカイ系を念頭に置いたスマガを創ってたからでしてね。
2015-12-27 02:39:59ほらあるじゃないっすか大状況と小状況が分離されててアレ、とかいうの。セカイ系と呼ばれる作品群のウチのいくつかは、明らかに男女のキャラが置かれている状況に際を創って、そこのギャップを物語の原動力にしているそくめんはある…
2015-12-27 02:42:16あるのだけど、まあ純粋に大と小の状況を上手い具合に接続するのが結構難しい、というのも思い知らされまして。まースマガの場合はアルマゲストで一元回収しちゃったわけですが。
2015-12-27 02:44:27そこら辺の流れもあって、シュタゲの時は「第三次世界大戦繋げるのキツいからラボメンスケールの話にしません?」という提案をした、はず。記憶が確かなら。
2015-12-27 02:45:08ででで、それが話し合いの中でなんやかんやあってαβの世界線の形とばっちり噛み合って、第三次世界大戦を阻止するという大状況の物語を、まゆりを救うという小状況の物語にすり替えることができた、っつーのが、今振り返って見ればああいう主張をして良かったなあ、と思う点なんですが
2015-12-27 02:47:11時間が経てばラボメンもラボメンでいられなくなっていくわけじゃないですか。大人になったら大状況に徐々に接近していかなきゃならんわけですよ
2015-12-27 02:50:14オマケに、これは劇場版の時も思ったことなんですけど、ゲームでは「主人公=プレイヤー」を根幹から保証していたリーディングシュタイナーの能力が敷衍されて、更にややこしさがややややややこしくなるわけじゃないですか100倍くらい。
2015-12-27 02:51:54