- leaf_mustard
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僕も、哲学的な思索を深めていくべきなのだろうか。石黒先生のツイートを読んでいると、自分がなんだか、卑怯者に思えてくる。
2011-01-17 23:07:14僕は、「舞台照明は練習しないとうまくならない」と、身体性を言いながら、自分の経験値の高さを武器に、自分の優位を主張する。それって卑怯じゃないだろうか。
2011-01-17 23:13:04石黒先生の研究に触れたことをきっかけにロボット研究者になった人はたくさんいらっしゃると思う。いっぽう、僕はどうだ、自分が作る照明のことしか考えてないじゃないか。
2011-01-17 23:21:20他者に共有してもらうためには、どうしても「哲学」が必要だ。しかし僕はこれまで、哲学をネグレクトしてきたと思う。それは、なかば意識的だった。しかし、このまま歳を重ね続けて、はたして良いものだろうか。
2011-01-17 23:25:44さすが岩城さん、いいこと言うなぁ~ @TamotsuIwaki 他者に共有してもらうためには、どうしても「哲学」が必要だ。しかし僕はこれまで、哲学をネグレクトしてきたと思う。それは、なかば意識的だった。しかし、このまま歳を重ね続けて、はたして良いものだろうか。
2011-01-18 02:26:13岩城さんは哲学してると思いますよ。「哲学的に考えること」が哲学なのではなく、日々思索すること、物事を批評・批判的に考えることが「哲学する」ことですから。 RT @TamotsuIwaki: 他者に共有してもらうためには、どうしても「哲学」が必要だ。しかし僕はこれまで、哲学をネグレ
2011-01-17 23:51:09照明についての哲学的な分析は、自分自身のためというレベルではもちろん行なっている。でも、それを言葉なりで表現しなければ「残らない」。僕は、僕の照明を、何らかの形で「残す」べきではないのか?
2011-01-18 02:53:25舞台照明は、ビデオにも写りにくいし、具体的な形で「残す」ことが非常に難しい表現だ。まあそのことが逆に、舞台照明の魅力でもあるんだけど。
2011-01-18 02:56:01例えば、他人の現場の仕込み途中にお邪魔したとして、あるライトがついた時、それがシュート済みかどうかは、だいたい一目でわかる。どうあてるか知らないのに、なぜ未シュートだとわかるのか。でも、実際にはわかる。なぜだろう。
2011-01-18 15:33:50(逆に、これシュートしてねえんじゃねえの、みたいなのが本番でついてるような、質の低い照明も、中にはあるけどね)
2011-01-18 15:39:07僕のプランを仕込むのは初めてなのに、僕と何年も一緒に仕事してる仲間よりも上手にシュートしてくれる照明さん、というのが存在したりする。何年も一緒に仕事してる仲間より、今日会ったばかりの人のほう僕の意図を良く理解できる、ということが、なぜ起こるのか。
2011-01-18 15:42:43テルミンで「音程が合う」感覚と、照明で「あたりが合う」感覚とには、共通点を感じる。手の動きによる微調整により、音or光が「ピタッと合う」感じ。
2011-01-18 15:50:27そうなのか!興味深い。色塗る前の装置でも、遠目に精度や直線直角、腕前がわかることあるけど、それはなんか理由わかる。RT @TamotsuIwaki 例えば、他人の現場の仕込み途中にお邪魔した(略)どうあてるか知らないのに、なぜ未シュートだとわかるのか。でも、実際にはわかる。なぜ
2011-01-18 16:06:05照明プランにおける考え方、コンテクストが一緒に仕事するよりいきなり一致していたりするのだろうか?RT @TamotsuIwaki 僕のプランを仕込むのは初めてなのに、僕と何年も一緒に仕事してる仲間よりも上手にシュートしてくれる照明さん、というのが存在したり(略)なぜ起こるのか
2011-01-18 16:55:55自分に見えている光と観客(他者)に見えている光は、どれくらい同じか、あるいは異なるか。その答えを得るのは原理的に不可能だが、「少なくとも似通っている」と信じていなければ照明を作ることはできないだろう。
2011-01-18 18:25:03ところが、観客と見えているものが違うからこそ、僕たちは照明を作っている、とも言えてしまう。「観客には構造を見破れない光」を作る能力があるからこそ、僕たちに照明のオファーがくるのだから。
2011-01-18 18:30:47たぶん、照明家が光を見た時には、実際には見えていないものまで見ているのだろう。誰でも多かれ少なかれそういう能力はある。例えば建築家は建物の外観や間取りを見ただけで、骨組みなどの構造まである程度「見える」。
2011-01-18 18:46:47前明かりを合わせる時、日本では、何も考えずに習った通りに、フロントをクロスであてて、シーリングをストレートであてるけど、なぜそうするのか、考えてみようよ。
2011-01-19 00:46:36「少なくとも日本では」という意味で書きました。海外は、僕は自分の仕事でしか行ったことないので、一般的な習慣がどうなっているかは知らないのです。RT @kotoe87: @TamotsuIwaki 海外は違うんですか!?
2011-01-19 01:18:47哲学的に考えようとし始めたらもう哲学してないと思う。「何なんだこれは?」「なぜこうなる?」等々と考える生き様や仕事そのものが「哲学する」であって、それを後世に伝えるために哲学的に整えようとしたら哲学は手段と化してしまう。「私の経営哲学」みたいな。手段にしたら悪いわけじゃないけども
2011-01-19 15:45:03そもそも「哲学者」ってのが胡散臭い。実態は「哲学学者」では?純粋に哲学する哲学者は他の学問や仕事に没頭している人の方に多いのかも。今後は学者としての「哲学者」の他に、仕事や生き様そのものでとことん思索する「哲者」という言葉を作った方がいいかも。
2011-01-19 15:45:13僕たちは、過去の偉人たちと会うことも話すこともできないのに、その思想を、なぜ知り得るのか。なぜそれを、学ぶことが出来るのだろうか。思想は心の中のことのはずなのに。
2011-01-19 16:37:35