国会議員(特に男性)の育休の問題点

①男性政治家が育休を男性が取れないという駒崎氏の発言は誤り。公務と育休の両立は可能。 ②育休が必要なのは時間が自由にならないから。これに対し、国会議員は時間的自由度が高い。制度がなくても17時以降は子どもといられる。保育設備もある。つまり育休制度を作っても作らなくても実体は変わらない。 ②宮崎議員の主張する忙しさは育休とは無関係 ③月数回の本会議委員会を欠席するのに育休を理由にする点が与野党を含めて疑問が呈されている点。民主党だけではなく自民党からもという点がポイント。 ④したがって労働環境、保育環境等をかんがみると育休制度が国会議員に認められることはなんらリーディングケースにもなりえない。 続きを読む
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山口智美 @yamtom

首相官邸の男女共同参画基本計画策定についてのツイートには女性が一人も写っていなかった。twitter.com/kantei/status/…

2015-12-26 07:38:56
首相官邸 @kantei

≪総理の動き≫本日、安倍総理は官邸で第47回男女共同参画会議に出席しました。会議では「第4次男女共同参画基本計画(案)」について議論されました。⇒ twme.jp/jpn/00HF pic.twitter.com/6DseYMaPfN

2015-12-25 17:21:32
kinokuniyanet @kinokuniyanet

要所要所で「女性!」って言えば、馬鹿が投票するじゃん、などと考えているのでしょう。宮崎議員の育休要求と同じ手口。 @yamtom @230cdeluxe

2015-12-26 17:16:08
へたま山 @230cdeluxe

@kinokuniyanet あの育休要求を擁護するなら、首相の緊急事態の最中でレジャー三昧も、同じ論理で擁護できちゃう気がしますね。

2015-12-26 19:26:56
kinokuniyanet @kinokuniyanet

育休、拉致や天災を利用するのと同じ手口ですよ。 故意に、相手が承服しがたい超理論を言って、反発したところを晒して叩く。 @230cdeluxe

2015-12-26 23:15:14
へたま山 @230cdeluxe

@kinokuniyanet 放射能忌避を差別と非難するのにも通じますね。その手の詭弁が最近増えましたね。

2015-12-26 23:18:35
赤い豚@トロスキスト @1eco1chon1rouge

与党「やった!蓮舫が引っかかった!」 だろうね 賛成だろうが反対だろうが、叩きやすいロジック 国会議員の育休賛成 →国会議員は国民の代表なのにm9(^Д^) 育休反対 →奴らは本音は少子化なんて考えてないんですよm9(^Д^) 答えた段階で詰み

2015-12-24 13:33:10

泉健太🌎立憲民主党代表 @izmkenta

多くのご意見に感謝です。 私も「男性も育児し、女性も社会に参画する流れを応援すべき。」とのご意見に全く賛同です。一般雇用者、特に男性の育休取得は今後も大いに促進すべきだし、制度充実は一層進めるべきと私も考えています。... fb.me/7zKSaZUfF

2015-12-24 20:09:32

多くのご意見に感謝です。
私も「男性も育児し、女性も社会に参画する流れを応援すべき。」とのご意見に全く賛同です。一般雇用者、特に男性の育休取得は今後も大いに促進すべきだし、制度充実は一層進めるべきと私も考えています。
今回の私の指摘は、あくまで「国会議員の育休」に関してです。なぜ国会議員は取得すべきでないのか?実は、現在も育休を取得しなくても育児ができる環境と待遇があり、公務への責任がやはり重いからだと考えます。
繰り返しですが、衆議院の「本会議・委員会」は基本、平均週3日の9時~17時。その気なら現在でも、毎日17時以降、そして土日+月曜は一日中、育児に専念できる環境が用意されています。そして所属政党が委員会配属に配慮さえすれば、夫婦二人が議員でも十分に家庭保育も可能でしょう
どうしても二人の「本会議・委員会」が重なり、保育が必要なときは、費用を払い各種保育制度を利用すれば、仕事と家庭の両立は十分可能なはずです。超党派の子育て議員も皆そうしてきたし、今も現にそうしています。
やはり今回の件で違和感を感じるのは「それでも月数回の本会議と委員会を欠席にして、どうしても『育休』にしたい」という姿勢です。
これは誰の意向なのでしょうか?お二人の思いだけなのでしょうか?
国会議員の拘束時間の現状や欠席に伴う課題を論じずに「国会議員育休」自体をショーアップさせ育休を追認することはやめるべきです。例えば隠れた問題を一つ挙げれば、親の介護のケースはどう扱いますか?
ここまで指摘すれば、あとはご本人の判断です。でも「本会議と委員会に出席する」「保育を利用して出席する」それが現在の国会では困難ではないことは、国会で働く者として国民の皆様にお伝えしたいと思います。

ありがとう前川修寛🇯🇵安倍さんありがとう @exstar444

@office50824963 大変!!泉代議士のコメントがきっかけで宮崎代議士事務所には脅迫電話と嫌がらせのFAXが届いているそうですよ。それにしても「公務と育休の両立が可能」って、泉代議士は仕事もせず暇なんですね。 pic.twitter.com/fKBsiTCwiD

2015-12-26 20:57:23
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泉健太🌎立憲民主党代表 @izmkenta

日本は駒崎君の言う「男性政治家が育休取れない国」ではない。今は既に「公務と育休の両立ができる国」です。 「会期中に保育利用。閉会中に育休。」なら何の違和感もない。来年なら6月以降が育休可能です。会期中育休にこだわる理由は? twitter.com/Hiroki_Komazak…

2015-12-26 02:31:30
駒崎弘樹 @ 北区長候補こまざき美紀の夫 @Hiroki_Komazaki

◎男性政治家が育休取れない国に、あなた本当にしたいんですか? 宮崎議員の育休取得表明に批判が集まっていますが、僕は言いましょう。 「全ての議員に育休を義務付けたい」と。 buff.ly/1YFhtJz pic.twitter.com/1z99Uy9Fyg

2015-12-25 22:00:52
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

宮崎けんすけ『国会議員に時間的自由があるとの指摘について』 ⇒ ameblo.jp/miyazaki-kensu…

2015-12-26 12:50:47
リンク 宮崎けんすけオフィシャルブログ「日本の希望を創る政治」Powreed by Ameba 宮崎けんすけ『国会議員に時間的自由があるとの指摘について』 連日、メディアをお騒がせしています私の育児休暇の件について朝から晩まで事務所の電話が鳴りっぱなしです。繋がりにくくなっておりますが、ご了承くださいませ。今回の…

http://ameblo.jp/miyazaki-kensuke/entry-12110261915.html
国会議員に時間的自由があるとの指摘について
連日、メディアをお騒がせしています私の育児休暇の件について朝から晩まで事務所の電話が鳴りっぱなしです。繋がりにくくなっておりますが、ご了承くださいませ。
今回の私の表明によって賛否両論が寄せられています。いずれも大変貴重なご意見です。心から感謝を申し上げます。
その指摘の中でも、特に野党からの指摘で看過できない点があるので本日は私の考えを述べたいと思います。良い機会なので、是非とも国会議員の仕事を理解するという意味でもご一読いただきたいです。
①国会議員は時間的自由度がある?
この指摘には本当に驚かされました。
大手、中堅、ベンチャー、起業と経験してきた私ですが、国会議員は圧倒的に忙しいです。
確かに、国会議員の仕事を本会議や委員会のみと考えた場合には平均で週3日の9時~17時でしょう。これだけを仕事だと思ったら楽な仕事ですよね。
これに地元活動があって地元の活動は地元の有権者に理解を求めれば問題ない、ということのようです。それだとしたら楽ですね。
しかし、ちょっと考えて納得しました。
それは野党と与党の違いにあるのだと。

まず、与党の仕事は上記のことの他に、朝の部会というものがあります。そこで政策や法律についての議論をします。そして、ここで了承を得られないとその法律は国会で審議されない仕組みになっています。この部会というものが平日はほぼ毎朝8時から行われています。その他にも様々な勉強会がありそこに出席するために予定を調整することも難しいくらいです。もちろん、これは義務ではありませんが、自発的に自ら勉強し研鑽することは国会議員としての責務だと我々の同志は全員思っています。自分のテーマを探し、時間を費やしているのですが、これをせずして安穏と受け身でいたら、確かに暇なのかもしれません。
そして、地元の陳情です。例えば、地域のある施設が老朽化していて困っているので国の補助金をもらえないだろうか。地元の観光を盛んにしたいので何か良い知恵はないだろうか。地域の子供たちに宇宙飛行士の話を聞かせてあげたいのだけど
どうしたらいいだろうか。などなど、様々な問い合わせや要望が寄せられるのです。だから、私たちの携帯はなりっぱなしです。
夜は企業や団体やNPOや同僚議員、役所・・・etcの皆様と交流を深め、実際に世の中では何が問題になっているのか、その本音を探るために時間を費やします。これも入れなければその分、時間はできますが、ここで得られる情報は非常に有益であり、仲間もできます。だから一晩に2,3個の会合を入れることはしょっちゅうです。国会議員の仕事は決して一人でできるものではありません。実力のある先輩議員はこうして時間を惜しんで日夜交流しているのです。
週末は朝から晩まで地元の地域行事に顔を出します。小選挙区になってからの文化らしいのですが
これをしないと地元の有権者から、顔が見えないと指摘されることがあります。私は支援者の皆様と顔を合わせることに喜びを感じているのですが、見方によってはハードなのかもしれません。
これが一年中続きます。休みはあるの?と聞かれたら年間5日程度かな。。と回答します。本当です。
我が家は、私も妻もこのようなサイクルで仕事をしています。こんなサイクルで衆議院議員は活動していて、共働きです。
妻は、切迫流産の危険がありながらも地元に帰ろうとしていました。きつい「つわり」の時も吐き気を抑えながらも要望の電話を受けていました。
産後はもっと大変なんだろうと思います。自然分娩を望んでいる妻にとっては間違いなく出産の直後は心身ともに辛い状況になるのでしょう。
国会議員としての立場を理解しながらも、育児休暇を取得しようと思ったきっかけはここにあります。
②、③と考えを述べたいのですが、この投稿ではここまでにします。
次回につづく。

菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

「週末は朝から晩まで地元の地域行事に顔を出します。小選挙区になってからの文化らしいのですがこれをしないと地元の有権者から、顔が見えないと指摘されることがあります。」

2015-12-26 12:54:33
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

それはともかく、結局ここで書かれている「忙しさ」は、国会議員の本務ではなく、背後にある政党、政策、地元関係の諸々で、本来、国会の育休を取ったところで無関係のはずの「仕事」。これらは政治家として重要、必要であるけど、育休とったからどうなるというものではない。

2015-12-26 13:02:43
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

「育休」を宣言することで、何らかの威光が働くのだろうけど、実際に休めるかは結局は自分の意志の守備範囲というのが国会議員の「仕事」ということになる。これは一般の会社員の議論に引き付けることは難しく、これを「突破口」のように取り上げるのはやはり筋が違うでしょう。

2015-12-26 13:37:08

男性議員初の育休希望で物議 宮崎謙介代議士の評判と打算
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172273
2015年12月25日
(中略)
 今年2月に結婚した2人のパーティー開催はこれで6回目になる。宮崎議員は加藤紘一元幹事長の長女の加藤鮎子衆院議員(36)と離婚経験があるバツイチ。金子議員は来年2月に第1子の出産を控える身重の体。1年足らずで6回も宴席を開くとは芸能人も顔負けの“商魂”だ。

 妻の金子議員は約3カ月、夫の宮崎議員は1~2カ月の育休を取る予定だという。夫婦が協力して子育てするのは結構なことだし、出産する金子議員が休むのは当然だが、通常国会の会期中に宮崎議員まで欠席するのはどうなのか、とさすがに異論が噴出している。休暇中も歳費や手当などが全額支給されるからだ。言うまでもなく血税である。谷垣幹事長は「出産や育児の休暇は雇用主と雇用されている人との関係で規定されている。国会議員はそういう身分関係と違う」と話し、二階総務会長も披露宴で「2人とも予算委員会(の委員)なんだから、よく相談してもらわないと」とチクリとやっていた。
 この代議士夫婦、評判は決して良くない。ともに早大卒、当選同期の2年生。身長188センチの宮崎議員は「自民党内きってのプレーボーイ」といわれ、市議と県議を経た叩き上げの金子議員は元ミス日本関東代表で、「政界一の美女」とモテはやされている。結婚前に熱海での一泊勉強会デートや、議員会館まで手つなぎ出勤なんかも報じられた。

当人たちは認めていませんが、2人はデキ婚。支援者ウケが悪いと、慌てて籍を入れたんです。政界進出を狙っていた宮崎さんは、加藤元幹事長の地盤を譲り受けようと鮎子さんと結婚し、婿入りまでした。ところが、父親が力を失ったとみるや、もくろみが外れたと逃げ出した。選挙は強くないし、これといった実績もない。男性初の育休議員はパフォーマンスでしょう。金子さんのお姉さんが秘書をしていて、家族のサポートは万全。宮崎さんが2カ月も国会を休む必要はないと思うのですが……」(永田町関係者)
 政治評論家の伊藤達美氏はこう言う。
「衆院で絶対安定多数の与党には数の余裕がある。それで、宮崎議員の行動が許されるのでしょう。男性議員の育休に賛否両論があるのは事実。世論の反応は次の選挙でハッキリ分かりますよ」

 海外の国会ではデンマークに最長1年の育休制度があり、その間は上位落選者が代理議員を務めるという。

谷垣氏の発言を読売でも見てみる。

衆院議員の育休に谷垣氏「被雇用者とは違う」
2015年12月23日 21時10分
 自民党の宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区、当選2回=は23日、来年2月に子どもが生まれるのに合わせ、1か月程度の「育児休暇」を取る意向を明らかにした。

 東京都内の神社で同党の金子恵美衆院議員(37)=新潟4区、当選2回=と結婚式を挙げた後、「育児を女性に押しつける風習は何とかしなければいけない」と記者団に語った。金子氏も「男性のサポートがないと共働きは難しい。(育休の)選択をしてくれたことは大変ありがたい」と述べた。

 衆院規則では、出産を理由とした本会議欠席は認めており、2007年に98日間欠席した小渕優子・元経済産業相らの例がある。育児による欠席は規定がない。宮崎氏は、本会議のたびに欠席届を出す考えだが、「採決の大きな局面では駆け付けられる態勢を整える」とも語った。規則改正も目指すという。

 ただ、党内には慎重論もある。谷垣幹事長は22日の記者会見で、「議員は被雇用者とは違う。1票によって(採決結果が)違う時にどう扱うかという問題もあり、議論を積み重ねる必要がある」と述べ、規則改正は慎重に検討すべきだとの考えを示した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151223-OYT1T50082.html

ここまで来て朝日の発端となったと思われる記事をみると書かれていない点がある。

  • 国会議員の生活実態に言及していないこと
  • 欠席届を出さなくても育児が可能であること。
  • 欠席届には期間の定めがないので本会議があるたびに提出することになる」<と書いているが本会議は月に数回しかないこと。
  • 日本の場合保育施設ではなく各種保育制度で対応していることについて記載がないこと。

http://digital.asahi.com/articles/ASHDQ5DCRHDQUTFK00T.html
国会議員カップル「育休とりたい」 制度ないけど計画
土佐茂生、三島あずさ
 自民党の宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=が子育てに取り組みたいとして、来年の1~2カ月間、「育児休暇」を取る意向であることがわかった。国会に規定はないが、男性議員が育児を理由に国会を一定期間休む例は初めてとみられる。与党内には慎重論と賛成論があり、議論になりそうだ。
 宮崎氏は今年2月、自民の金子恵美衆院議員(37)=新潟4区=と結婚、来年2月中旬に初めての子どもが生まれる予定だ。宮崎氏は21日、党国会対策委員会に育児のための休暇を取りたいとの意向を伝え、朝日新聞の取材に「子供を2人で育てることが大事だ。育休を取ることで、地に足の着いた政策を出せるようになると思う」と語った。宮崎氏によると、金子氏は約3カ月間、宮崎氏は1~2カ月間の「育児休暇」を予定している。
 しかし、国会議員には育児休暇の規定がない。出産については、衆議院規則185条で「議員が出産のため議院に出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届を提出することができる」と規定。参院にも同様の規定があり、これまでに橋本聖子参院議員ら、衆参で計9人の女性議員が取っている。
 宮崎氏は当面、本会議のたびに欠席届を出すことで事実上の「育児休暇」とするという。衆議院事務局は「男性が育児で一定期間、休暇をとった先例はない。欠席届には期間の定めがないので本会議があるたびに提出することになる」と話す。宮崎氏は今月、自民の男性議員約10人で、国会に育児休暇の規定をつくる勉強会を立ち上げた。
■与党内に慎重論と賛成論
 与党内には慎重論と積極論が交錯する。自民の谷垣禎一幹事長は22日の記者会見で「出産や育児の休暇は雇用主と雇用されている人との関係で規定されている。国会議員はそういう身分関係と違う」、公明党の山口那津男代表も記者団に「国会議員は選挙で国民に選ばれた非常勤という位置付けだ。子育てに参加する大切さと、国民生活や国際社会に責任を持つ議員の役割との調和も重要だ」と語り、議論が必要だとの考えを示した。
 一方、自民の野田聖子元総務会長は「すばらしいこと。上の人たちがぶつぶつ言っているが、それを乗り越え、男性も親の自覚をもって休む権利があるんだと言ってもらいたい」とエールを送った。

■地方議会では取得例も
 地方議会の中には、東京都千代田区や調布市、町田市、埼玉県狭山市や川越市のように、規則で「育児」や「家族の看護・介護」を理由にした欠席を認めているところはあるが、まだ少数だ。一方、産休については、全47都道府県議会で規定が整備された。
 首長では、成沢広修・文京区長が2010年春、首長として初めて約2週間の育休を取得。湯崎英彦・広島県知事、鈴木英敬・三重県知事、伊藤徳宇・三重県桑名市長らも数日から数週間の育休を取った。
 一方、海外の国会議員はどうか。朝日新聞が各国の大使館を通じて聞いたところ、デンマークの国会議員は最長1年の育休制度があり、その間は上位の落選者が代理議員を務めるという。女性議員が約4割を占めるフィンランドでは「女性であれ男性であれ、国会議員が育休を取ることは自然と受け止められている」といい、英国議会やカナダ連邦議会では、議事堂内に議員や職員向けの保育施設がある。(土佐茂生、三島あずさ)
2015年12月23日05時14分

「議員の評判落とす」 育休意向の自民議員に幹部が注意
2016年1月6日20時36分
 育児休暇を取る考えを示している自民党の宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=が6日、党国会対策委員会幹部から「国会議員全体の評判を落としている」などと注意された。宮崎氏はこの日、国会議員の育児休暇を定めるよう衆議院規則を見直す提言書を大島理森衆院議長に手渡す予定だったが、提出できなかった。
(中略)
 ところが、6日午前と午後の2回にわたり、国対幹部に呼び出され、「週刊誌にまで書かれている。生まれてくる子供を使って名前を売っている」などと批判された。さらに、議長に提言する場合は、国対を通すという手順を踏むように求められたという。

 宮崎氏は「育休については応援も批判も受けている。今後も、育休の取得で女性の社会進出や少子化対策に役立てたいと説明していく」と話した。また、この日午後に宮崎氏とともに呼び出された金子氏は、「今日、(国対幹部から)言われたことは絶対に忘れない」と涙ぐんでいた。
(中略)
 一方、党内には「税金で給与をもらう国会議員が、普通の民間人と同じように育児休暇を制度として作るのはいかがか」(党幹部)という慎重論も根強い。ある国対幹部は「我々は『休むな』と言わないから勝手に休めばいい。話を大きくしてもらいたくない」と話す。

http://digital.asahi.com/articles/ASJ165CMPJ16UTFK00S.html?iref=com_alist_6_01