航空機エンジンにもディーゼルを!意欲的に挑戦したダイヤモンド社

最初にぽしゃった経緯がまた悲しい……エンジンや機体とは関係ないところで…… でもそのあと根性で復活。
ディーゼル 飛行機
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ウチューじん・ささき @uchujin17
@selene_air @futaba_AFB かれこれ20-30年「もう有鉛アブガスはダメになる」「今こそディーゼルを」と言われていて、有望な新製品も投入されて、でもなかなか根付かなかったんですが、ダイヤモンドDA42型双発機が健闘しています。
ウチューじん・ささき @uchujin17
ダイヤモンドDA42も当初は独Thielert社のセンチュリオン・航空ディーゼルを採用する計画で進められていて、しかしThielert社が不正会計から株価急落・破産という末路を迎えてセンチュリオンのサポートは絶望的となり・・
ウチューじん・ささき @uchujin17
ダイヤモンド社は自ら出資して航空エンジンの開発製造企業Austoro Engine社を設立、わずか2年強という驚異のスケジュールでAE300航空ディーゼルエンジンの開発から耐空証明まで漕ぎ着けたのにゃ。
ウチューじん・ささき @uchujin17
こんな面白い話なのにWikiには日本語のエントリーが無くて、日本におけるジェネアビ底辺の狭さを見せ付けられるようなのにゃ…
ウチューじん・ささき @uchujin17
Austro Engine AE300は直列4気筒で、シリンダバンクを斜めに倒した面白い格好のエンジンなのにゃ。 pic.twitter.com/wiUGdCtQIO
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ウチューじん・ささき @uchujin17
斜めレイアウトのAE300も、機体に取り付けるとこんな状態になるのにゃ。 pic.twitter.com/A9MwFufgKY
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ウチューじん・ささき @uchujin17
AE300は「液冷・インタークーラーつきターボ過給・ディーゼル」という、自動車では何十年も前に実用化された技術のフィードバックなのにゃ。航空用液冷エンジンも1986年の「ボイジャー」世界一周飛行で注目を集め「これからは!」と言われたのに盛り上がらなかったのにゃ。
ウチューじん・ささき @uchujin17
さっき上げたDA42NGの写真、エンジン下に付いてるのがラジエターにゃ。P-51ではラジエターを斜めに寝かせたけど、いまどきの液冷機はラジエターをほとんど水平に寝かせるのにゃ。前方向いたインテイクからの気流を減速して大面積のラジエターに当てる「拡散型」という方式なのにゃ。
ウチューじん・ささき @uchujin17
ラジエターから持ち去られる熱量は時間当たりの通過体積、つまり面積×速度だけど、発生する空気抵抗は面積×速度の二乗に比例するのにゃ。ラジエター面積を倍にして速度を半分にすれば、抵抗は1/2になる理屈なのにゃ。
ウチューじん・ささき @uchujin17
もちろんラジエターを大きくすれば重量はかさむし、均等に空気を当てるのも難しくなるし、軍用機では被弾確率も上がるので、そこはバランスが必要だけど、にゃー。
ウチューじん・ささき @uchujin17
過去の航空ディーゼル、ドイツのユンカースJumo205やソ連のM-40には飛行中の再始動が難しいという問題があったのにゃ。ディーゼルは断熱圧縮着火なので、空気が薄く温度の低い高空でターボも止まった状態では、プロペラからの回転による再始動は難しいのにゃ。
ウチューじん・ささき @uchujin17
DA42のAE300は再始動問題に対してグロー・プラグを備えているらしいにゃ。おそらく空転時に排気弁を開けて回転を上げるデコンプもやってるみたいで、このへんは全部コンピュータ制御で「始動」ボタンを押すだけで自動的にシーケンス起動するらしいにゃ。
ウチューじん・ささき @uchujin17
某所の架空機企画「シュナイダー1947」に僕が投稿したドイツの架空水上レーサーは「それよりこのラジエターを見てくれ」「すごく…拡散です…」という設計にしたのにゃ(;^^) warbirds.jp/kakuki/schneid…

コメント

扶桑委員会 @fussoo_moe 2015年12月29日
まとめを更新しました。タイトルが不適切でした。
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