黄昏町の彷徨

けものののの @kemonononono

[町]「しんでくれ、我々の安心のために」周りを囲んだ住人たちが、縄を君へ差し出す。《抵抗して住人を戮す【魂-2】or大人しく従って吊死【魂-3/異形『虫羽(探索+3、力-1、水や火の判定で消失)』を入手】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541547

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@kemonononono ■3-4 水辺に枝を伸ばす桜の幹に細い縄を斜めに張ったその影は、まるで何かのサナギの様。意識が深い闇の底に沈んでいく中、最期に僕へと伝わるのは、背を割って広がる翅が感じた風の流れ－－－

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@kemonononono ［魂6/力0/探索0+1+3］ 『火玉(火耐性、探索+1)』 『虫羽(探索+3、力-1、水や火の判定で消失)』

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黄昏町、抵抗(選択)の余地があるのに殺されるのを選択するのはどうよ…と逡巡したんですが、死を繰り返して進んでいく物語でもあるし、取引内容も今後重要になりそうな変異でもあったので、敢えて呑むことにしました。

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[ハンドアウト]スピーカーからチャイム音が流れ、君は意識を浮上させる。目の前の黒板には大きな文字で「うそつき」と書かれている。《開始地点[学校]shindanmaker.com/541542》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552

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@kemonononono ■4-1 くりかえし、くりかえし、僕を詰る黒板の文字。落ちたばかりのチョークの粉、先回と違い引き開けられたままの教壇側のドア。遠く聞こえるあの竜の咆哮。

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@kemonononono [学校]満杯のプールの真ん中に、小さな上履きが浮いているのを見つける。書いてある、名前は…。《水耐性所持の時【魂+1/名前の後ろ半分を失くしている場合、思い出す】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541542

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@kemonononono ■4-2 上履き。僕のものだろうか。プールを見下ろしながら僅かの間思案する。わざわざ確かめに行くほどの切迫感は、今の僕には無い。他の確証を捜しにこの場を離れるべきだろう。橙色の燐光を放散する僕の翅は、黄昏に暮れなずむ校舎を背にしてさえひどく目立つから。

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@kemonononono ［魂6/力0/探索0+1+3］ 『火玉(火耐性、探索+1)』 『虫羽(探索+3、力-1、水や火の判定で消失)』

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@kemonononono 降雨、放水、溺死、といった「強制的に水に触れる判定表現」では無かったので、『虫羽』の異形は持続と判断しました。

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近所なう pic.twitter.com/fXV5KRxqDP

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黄昏町

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[学校]君の名前の靴箱があった。だが、本当にこの名前だったか、君には確信が持てない。《名前の後ろ半分を失くす【魂-1】(既にない場合効果なし)、名前を全て忘れたor忘れている場合【魂-2】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541542

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@kemonononono ■4-3 校舎玄関の下駄箱の列を睨みながら、僕は思案を彷徨わせる。やはりプールの靴は僕のものだったのか。この箱だけ靴が無い。さらに言えば名札も下半分が無い。否、僕には名前の記憶が無い。 そうか…あの竜に喰われたのか。

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@kemonononono ［魂5/力0/探索0+1+3］ 姓/有り 名/喪失 『火玉(火耐性、探索+1)』 『虫羽(探索+3、力-1、水や火の判定で消失)』

けものののの @kemonononono

[学校]校門は堅く閉ざされている。背後から迫る竜が、君ごと鉄柵を突き破る。《力6以上で竜に勝利【異形『竜尾(力+5)』を入手し[町/説明文参照]へ移動(診断は翌日から)】、力5以下は死亡【魂-2】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541542

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@kemonononono ■4-4 鉄柵の門で圧壊していく。竜に叩き付けられたのだと数瞬の後に気付く。なぜ名前を、記憶を、喰らうのか。稲光が落ち網膜が白濁し、僕は掴みかけたその答から手を滑らせ直後、舞台の全てが暗転する。

けものののの @kemonononono

@kemonononono ［魂3/力0/探索0+1+3］ 姓/有り 名/喪失 『火玉(火耐性、探索+1)』 『虫羽(探索+3、力-1、水や火の判定で消失)』

けものののの @kemonononono

@kemonononono 一撃死ありえる圏内に来たな…。もう三回も竜にやられてっぞ…。

けものののの @kemonononono

[ハンドアウト]チャイム音に、君の意識は浮上する。西日に照らされたピアノが、低い地鳴りに弦を震わせる。《開始地点[学校]shindanmaker.com/541542》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552

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@kemonononono ■5-1 竜の翅が空を穿つ。その轟音は、音楽室まで震動として揺さぶってくる。逃がさない、ということだろうか。擦り切れ始めた記憶、感覚、意志。僕の心も、あとそうはもたないだろう。急がなくては。

けものののの @kemonononono

@kemonononono [学校]君の名前の靴箱があった。だが、本当にこの名前だったか、君には確信が持てない。《名前の後ろ半分を失くす【魂-1】(既にない場合効果なし)、名前を全て忘れたor忘れている場合【魂-2】》

けものののの @kemonononono

@kemonononono ■5-2 僕は中央玄関へと回って、もう一度靴箱に戻る。先ほどの閃き。確かにここに手掛かりがあるはずなんだ。思い出せない自分の名前。校庭の上を我が物顔で飛翔びまわる竜。いたずらに時は過ぎ、何度目かの下校チャイムに響き渡る。時間が無い。

けものののの @kemonononono

@kemonononono ［魂3/力0/探索0+1+3］ 姓/有り 名/喪失 『火玉(火耐性、探索+1)』 『虫羽(探索+3、力-1、水や火の判定で消失)』

けものののの @kemonononono

@kemonononono うーん、進展無しか～。