【小学館 月刊フラワーズ】吉村明美「夢の真昼」の人種差別的描写に困惑する読者たち

小学館「月刊フラワーズ」2016年2月号(2015年12月28日頃発売)に掲載された吉村明美の漫画「夢の真昼」の外国人団体旅行客の描写に対する読者の反応を中心にまとめました。
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うらん🐌 @uran_no_nukes

小学館コミック「月刊フラワーズ」は2002年4月に「プチフラワー」に「少女コミック」の連載を引き継ぐ形で新創刊。 話題作には 吉田秋生「海町diary」(是枝裕和監督で実写映画化) 小玉ユキ「坂道のアポロン」(ノイタミナ枠でアニメ化) 西炯子「娚の一生」(実写映画化) など

2016-01-02 17:40:15
うらん🐌 @uran_no_nukes

「月刊フラワーズ」は「プチフラワー」時代から萩尾望都先生が作品を掲載しており(現在は集英社月刊YOUに「王妃マルゴ」連載中)昔から萩尾先生の大ファンである私は、編集長も作家の顔ぶれも内容も変わった現在も、萩尾先生が作品を発表される雑誌を買い支えたい、という思いで購読し続けている。

2016-01-02 17:49:08
うらん🐌 @uran_no_nukes

萩尾望都先生が小学館「月刊フラワーズ」で発表した作品、最近では、福一原発事故を契機に描かれた「なのはな」、原発3部作の「プルート夫人」「雨の夜―ウラノス伯爵」「サロメ20XX」などがある(2011年~2012年掲載)。 hagiomoto.net/books/comics/r…

2016-01-02 17:55:22
うらん🐌 @uran_no_nukes

「プチフラワー」時代は歴史物、時代物、SF、ファンタジーが主流で佐藤史生、森脇真末味、諏訪緑、木原敏江、紫堂恭子、佐々木淳子、そうそうたる作家陣だった。「フラワーズ」に現在残っているのは萩尾望都の他に吉田秋生波津彬子赤石路代西炯子など(敬称略ごめんなさい!)

2016-01-02 18:06:01
うらん🐌 @uran_no_nukes

「プチフラワー」に「少女コミック」の連載が引き継がれて「フラワーズ」になり作家陣も変わり、内容も少女向けなのか漫画黄金期からの読者向けなのか迷走している感があった。しかし新しい作家さんたちも、小玉ユキ、岩本ナオ、谷和野など、良い作品も数多い(敬称略ごめんなさい!)。

2016-01-02 18:15:55
うらん🐌 @uran_no_nukes

吉村明美「夢の真昼」No.26(42P) 結婚を控えたヒロインが、初めて会う婚約者の母親(長年欧州に暮らす学者である)と互いを知るため温泉旅館へ旅行、その温泉内で海外からの団体旅行客に遭遇しトラブルに巻き込まれる、という内容。 flowers.shogakukan.co.jp/rensai/yumenom…

2016-01-02 18:31:31
うらん🐌 @uran_no_nukes

引用: ヒロイン「すごい大声 何言ってんのかわかんない」 婚約者の母「外国人ね どこの国の人達かはわかるけど 言うと差し障りがあるから やめておくわ外国人団体旅行客:「どやどや」「わあわあ」「わんわんぎゃんぎゃん」 (続く) twitter.com/uran_no_nukes/…

2016-01-02 18:36:08
うらん🐌 @uran_no_nukes

(続き) 引用: 婚約者の母「ああいうマナーの悪い人達 海外でも増えてて どこの観光地でも迷惑してるのよ あの人達の国の政府も行った先の国のマナーを守るように言ってるらしいけど 全然ダメみたいね」 (続く) twitter.com/uran_no_nukes/…

2016-01-02 18:49:41
うらん🐌 @uran_no_nukes

(続き) 引用: 婚約者の母「ちょっとあんた何やってんのよそこで!!」 ヒロイン「信じられない有り得ない」 外国人旅行客「がうがうがう」 ヒロイン「なんか言い返して来た お姑さん出ましょう」 (続く) twitter.com/uran_no_nukes/…

2016-01-02 18:50:09
うらん🐌 @uran_no_nukes

(続き)以降も、外国人旅行客の言葉は全てフキダシの無い「擬音」として「がうがう ぎゃんぎゃん」「ぎゃうぎゃう」「(すでに文字でも無い黒い染み)」と表現され、後半は婚約者の母がヒロインに通訳している。この温泉内のシーンは9ページある。 twitter.com/uran_no_nukes/…

2016-01-02 18:55:30
うらん🐌 @uran_no_nukes

このように、海外からの団体旅行客をコミュニケーション不能で粗暴な存在として描く一方で、そのトラブルを乗り越えたヒロインとその婚約者の母親は、互いに「根が本気で善良」、「懐の深い温かい人」と感じ、打ち解けあうという内容。 twitter.com/uran_no_nukes/…

2016-01-02 19:12:16
うらん🐌 @uran_no_nukes

「プチフラワーズ」時代から購読を続けているが、このような底の浅い、差別意識に満ちた作品が「月刊フラワーズ」に掲載されたことが大変ショックで不快で仕方がない。発行部数が少ないこの雑誌を、存続して欲しくて買い支えてきたが、もうやめたい。 twitter.com/uran_no_nukes/…

2016-01-02 19:18:48
うらん🐌 @uran_no_nukes

編集部には長年の購読者として意見しようと思う。 小学館コミック「月刊フラワーズ」には、他の作家さんの素晴らしい作品が載っていることも多いです。 flowers.shogakukan.co.jp

2016-01-02 19:39:23
うらん🐌 @uran_no_nukes

多分いちばん望ましいのは この号を多くの人が買って読み →「夢の真昼」について編集部に多くの意見を送る →然るべき公正な処理が行われ →読者も納得し購読を続ける →雑誌は存続 →他の作家さんは掲載紙を失うことが無い だと思う twitter.com/uran_no_nukes/…

2016-01-02 20:52:43
うらん🐌 @uran_no_nukes

小学館コミック 月刊フラワーズ2016年2月号(12月28日発売) 私の周りで興味のある方いらしたらお貸しします。 表紙は「坂道のアポロン」作者の小玉ユキさん。現在の連載は越中八尾の「おわら」踊りがテーマです。 pic.twitter.com/D6crAkO2HN

2016-01-02 19:56:14

困惑する読者たち(その3)

「月刊フラワーズ」を読んだ人たちから続々とショックと不快と困惑の声が

名前を変えたい @uag_uaa

フラワーズという少女漫画雑誌をもう長いこと毎号楽しみに買ってるんだけど、今まったりと読んでた最新号にありえないくらいひどいものが載っていてえらいショック。え?え?なにこれ???

2016-01-05 18:07:56
chiーーーーyo🤖 @bonteno

@bonteno フラワーズの吉村明美の連載を読んだ。読んだことを記憶から消し去りたいぐらい、不快で恥ずかしい。

2016-01-05 17:56:38
かとうちあき(のようなもの) @kanegonn

あと「月刊フラワーズ」にふろくで「月影ベイベ」の付録が付いてるって聞いたから買ってみたら、巻頭カラーのおわらの踊りの絵が美しいよ~

2016-01-03 19:21:29
かとうちあき(のようなもの) @kanegonn

ということよりも、吉村明美さんの連載「夢の真昼」のヘイト描写にへこむ。小学校の時から読んでた漫画家さんが……ってのと、これ編集部で通るんだなあってのと……(ツイッターでしっかり指摘してくださってる方々がいらしたから、有難かった。見てなかったらさらにへこんだはず……)。

2016-01-03 19:31:26
メレ山メレ子 @merec0

吉村明美のフラワーズにのってた漫画、予想以上にひどかった(フラワーズは読んでるけどいつもはスルーしてるので、ひどいと聞かなければ読まなかった…)

2016-01-06 22:13:26
メレ山メレ子 @merec0

@the_kawagucci 「かの国の人」みたいな言い方をまさかフラワーズで読むことになるなんて(⊙ω⊙)

2016-01-06 23:01:21
新田五郎@@@ @nittag

「ヘイト描写がある」という噂の「フラワーズ」、吉村明美「夢の真昼」を読んだ。おれのリアルタイムでのマンガレビュアーとしての役割はこういうのを買って読むくらいしかないと思ったので。 で、前提として本作について言及する人は必ず作品を読んでください。漠然と噂だけではまずいので。(続く)

2016-01-04 13:15:41
新田五郎@@@ @nittag

(承前)一読した結論から言うと「これダメなやつ」。「不良が殴りかかってきてそこに止めに入ったから、心が通じ合った」というパターンなのだがその「殴ってくる側」を明記はしていないが特定の外国人としてる。ヒロインとフィアンセの母の心の壁は取り払えても、外国人とは無理、という話になってる

2016-01-04 13:20:05
新田五郎@@@ @nittag

(承前)もしかしたら、作者が本当に体験したエピソードを混ぜたのかもしれないが、それにしても書きようというものがある。これではマナーの悪い外国人は、まるで宇宙人だ。内容がなんてことないだけに、よけいここが目立つ。このネームを通したというのも、編集部側にかなり問と思う。

2016-01-04 13:21:51
新田五郎@@@ @nittag

「フラワーズ」の吉村明美のマンガ、「素行の悪い外国人でもわかりあえる」とでもした方が話は深まったと思うし、そのような「パターン」も日本マンガにはすでにあるはずなのだが、あえてそれを選択しないというのは、何かの(要するにヘイトの)意図があったと勘繰られても仕方なかろう。

2016-01-04 14:24:04
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