木村幹氏のツイートから考える。赤字国債と責任、など。

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ふと思った事。「我々の世代には何の責任もないから、何もしなくてもよい」、という人は、例えば、過去の赤字国債についても払わなくてもよい、という考えなのだろうか。国家観が気になる。

杉田仙太郎 @saintarrow

@kankimura 赤字国債付いて払う必要がないは、 日露戦争を生き抜く為に借りた金を返すのは納得するが 何に使ったか分からず前世代のお気楽な年金暮しの為に借りた金を返すのは納得できない だけで国家感の問題ではないよ

杉田仙太郎 @saintarrow

RT @kankimura 我々の世代には何も責任もない 過去の過誤が自分達世代にも引き継がれた文化つまり価値観に起因していると感じないと湧く考えだろう

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日韓関係について「ゴールポストを動かす」という表現は何時くらいから使われたのだろうと思い、メディアデータベースを使って検索してみた。しかし、結果としてわかったのは、日韓両国サッカーにおいていかに激闘の歴史があったか、ということだけだった。

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勿論「ゴールポストを動かす」という表現は以前から英語では使われているので、それが日韓関係で使われるのが何時か、という話。どうやら2013年後半頃から頻出するようななのだけど、最初の頃は「政府関係者の表現として」という使われ方なので、日本政府関係者の表現からはじまった可能性が大。

イヌノオー＠ @inunohibi

「ゴールポストを動かす」は、この数年で親の顔よりも見るようになったマスコミ用語。言説表徴分析の好きな人は、「この流行語こそが、人々の意識を規定している」とかいいそう。

イヌノオー＠ @inunohibi

木村幹氏が、赤字国債についてツイートしたこと。愚考するに、赤字国債を減らすこと、収支の改善・均衡財政そのものがモラル的に正しい、という意識を経済右派は強く持っている。「子や孫の世代にツケを回さない」といった言説も、モラルに訴えかけている。

イヌノオー＠ @inunohibi

しかしその正しさは、完全に正しくはなりえない。たとえば消費税が増税されれば、放漫財政の時代の恩恵を受けていない若者・子ども世代も、生活が圧迫される。

イヌノオー＠ @inunohibi

そして歴史問題がいつまでも続くことは、逆方向のモラル感覚も呼び起こすだろう。ナチ党が、第一次大戦後のドイツへの過酷な仕打ちに反発して生まれ、「ヴェルサイユ体制の打破」を政治綱領に掲げていたことは有名だが、

イヌノオー＠ @inunohibi

払い終わるまであと50年か80年はかかるといわれた賠償金に対し、「子や孫の世代まで払わせるのか」と他の右翼政党も連合して、批判集会を開いた。

イヌノオー＠ @inunohibi

今の安倍首相も、子孫に謝罪させ続けないように、と言っているではないか。つまり「ツケを回さない」というモラルは、歴史問題の解決にも向かえば、歴史問題の否定にも向かう・・・。

イヌノオー＠ @inunohibi

資本主義の制度には、モラル的正しさと関係なく、利害で存在する物だってある。たとえば連帯保証人というのは、他人の借金を一方的に負うリスクがあり、そこには倫理的意味もないが、貸し手にとって都合がいいので残っている。

イヌノオー＠ @inunohibi

赤字国債の問題は悩ましいが、モラル的意味をいたずらに与えてはいけないのではないか・・・。

yonhapnews @yonhapjp

韓国の正しいイメージを世界に　青少年９０人が活動開始 : 【ソウル聯合ニュース】韓国国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースとインターネット上などで民間外交を行う市民団体「ＶＡＮＫ」は１５日、韓国の正しいイメージを世界に広め... bit.ly/203zQKJ

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「正しいイメージ」という表現自体が既にとても韓国的。そもそも「正しい韓国のイメージ」とか「正しい日本のイメージ」とかがあるという前提で話が進んでいることが、興味深い。

イヌノオー＠ @inunohibi

“大手ポータルサイトやウェブサイト、海外の教科書や観光冊子などに掲載された韓国に対する間違った情報を見つける活動や” 細かい指摘のうるさいオタクを、「東方警察」「弓道警察」などといってるが・・・。

イヌノオー＠ @inunohibi

@hasekenrosalind そうですね。よくいわれる韓国との価値観の違いというのも、哲学の歴史で延々と論争になっているようなバリエーションの一つ、くらいなわけです。

イヌノオー＠ @inunohibi

@hasekenrosalind たとえば日韓条約一つ取っても、法の「形式」を守ることが大事なのか、法を道徳的に検証していくのがいいのか、自分も時々一つの立場に肩入れして議論してみますが、うまい結論はなかなか出ない。