- Eric_Ridel
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「私立探偵」のことをprivate detective(民間刑事、私的雇い刑事)と英語でいう。「投げ銭記者」をprivate reporter(個人が雇う記者)という言い方もできるなあ。
2011-01-24 03:28:56もともと記者の発生は「みんな仕事や家事が忙しいから、あんた代表で権力監視して」「代わりに行って見てきて」「んで後でまとめて報告してよ」という「行って見てきて報告する」専門職だったのだ。だから「原型」に戻るだけなのだ。
2011-01-24 03:30:31それを農水省、農家を支持基盤に持つ自民党(当時は野党)は「コメ離れ」と言っては喧伝した。米の輸入にすら徹底抗戦を叫んでいた。記者クラブ系マスコミも、もちろん追従した。
2011-01-24 04:33:26自由化前の米を消費者が買わなかたのは、「コメ離れ」とか「食事の西洋化」ではなく、当時政府が設定していたコメの価格が市場適正価格より高かったからではないかといま振り返って強く疑う。(需要ー供給曲線を描いてみてください)
2011-01-24 04:36:27なぜこのコメのことを思い出したかというと、いま「再販制度」という価格統制によって値引きのできない新聞、CD、雑誌、書籍などがかつてのコメに非常に似ているからだ。
2011-01-24 04:38:55価格統制下で売れなくなると「XX離れ」と名付けて原因を「統制された価格ではなく、消費者の行動のせい」とする点もそっくりなのだ。
2011-01-24 04:39:11コメの自由化(輸入自由化、流通の自由化、価格の自由化)に抵抗していた人たちは「日本文化を破壊するな」と叫んでいた記憶がある。なんだか、気味が悪いほど似ている。
2011-01-24 04:40:33コメは自由化されて、生産者は壊滅したのだろうか?コメの自給率は下がったのだろうか?値段は安くなったように思うのだが。不勉強なのですみません。まずは問題提起まで。
2011-01-24 04:41:47ちなみに1997年までは化粧品や医薬品の一部が再販の対象だった。(驚)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E7%B6%AD%E6%8C%81
2011-01-24 04:44:46つまり「マツキヨ」や「ドラッグぱぱす」は化粧品や一部医薬品の再販制度廃止がなかったらこんなに栄えていなかったということか?およよ。
2011-01-24 04:45:39再販制度やめたら、化粧品や医薬品の生産者は大打撃だったのだろうか?いや当てこすりじゃなくて(笑)調べたことがないのでどなたかご教示くださいませんか。
2011-01-24 04:46:44映画『バーダー・マインホフ」はおもしろかった。1970年前後に爆破、強盗、誘拐、暗殺と凶暴を尽くした過激派「ドイツ赤軍」の映画。「トンネル」「ドレスデン」とドイツ映画はのびのびと歴史をエンターテインメント映画にすることに成功している。
2011-01-24 04:48:54「文化産業」と自称する出版社や新聞社が後世振り返ったら「国産コメ死守」「一粒たりとも輸入させない」と叫んでいた農家や自民党議員と同じだった、などということが起きないよう祈る。
2011-01-24 04:50:21化粧品や医薬品と同じように、書籍雑誌の再販制度が撤廃されたら、本屋は「マツキヨ」や「ドラッグぱぱす」みたいになるのか?値下げ競争と大量仕入れによって。などと妄想が。笑
2011-01-24 17:44:26http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0310.htmlなるほど、これを見ると食管法の廃止以降、確かにコメの自給率は下がっている。
2011-01-24 17:56:20http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0310.html だが100%が95%になったということなら、5%くらい下がったにすぎないということだ。統制価格を廃止して自由市場価格にしてもインパクトは自給率5ポイント低下だったということだな。
2011-01-24 17:56:44「ジャーナリズムの原則」(日本経済評論社)はいい本だ。記者クラブや企業マスメディアの報道をめぐる議論が混迷している中、何が報道が守るべき原則なのか勉強になる。ただ翻訳があまりにひどすぎて(誤訳、日本語になっていない文章、意味不明の文が多数)読みにくいのが玉にきず。
2011-01-24 21:15:38