月探査に関する懇談会なう
東大名誉教授の井上委員から、人型ロボットを中心にロボット開発の動向を説明。人間の作業をロボットが代行するには、人間型ロボットが最適と主張。いやー、地球上でそういうことやってないと思いますけど?人と機械は、相互代替ではなく、分担共生しているはず。
2009-11-18 11:18:43部品のモジュラー化により、月面での交換修復を容易にし、自己修復機能による超信頼性システムを構築。これはわかる。月面だけでなく衛星でもやって欲しい。
2009-11-18 11:25:21京都大学・NEDOの小久見委員。電源について説明。昼は太陽電池、夜はLi蓄電池と再生型燃料電池。燃料電池は効率が低いが、水素容器と酸素容器で貯蔵できる。
2009-11-18 11:34:37燃料電池を再生型にすると、酸化還元を1台でできるが、高効率設計が難しい。Li電池は95%、再生型燃料電池は50%いか。NaS電池は60~85%。
2009-11-18 11:39:29NaS電池は、輸送中も保温しないと固まっちゃう。燃料電池は実績が少ないが、日本では先行的研究が進んでおり、熱利用もしている。←エネファームのこと?
2009-11-18 11:44:10原子力電池も参考に載ってますが、説明はなし。RT @sikano_tu: @ohnuki_tsuyoshi それで原子力電池のルノホートを越えられるのかなあ。
2009-11-18 11:44:57シャープの太陽電池は量産レベルで効率30%以上。理論効率50%(接合型)に対して、40%程度を目指している。東海大学のソーラーカーを紹介。
2009-11-18 11:49:41燃料電池は重量効率が高く、Li電池は充放電効率が高い。燃料電池はガスの圧縮に電力が要る。→圧縮ガスを燃料電池で利用するとき、減圧を利用して発電すべきだな。
2009-11-18 11:51:501kwシステムの場合、Liだと太陽電池3.2kgにLi電池1516kg。燃料電池だと太陽電池7.4kgに燃料電池296kg。太陽電池が倍増しても、重量は蓄電の方が支配的。体積は、燃料電池はタンクが大きいので、大差ない。設置面積は太陽電池で決まる。
2009-11-18 11:56:35産業波及効果。太陽電池と蓄電池の高効率化、省エネでオール電化住宅の太陽電池や蓄電池を極小化。実用ソーラーカーは1日の充電で50km走行可能。
2009-11-18 12:01:27ここで時間切れ。的川委員から、JAXAの2案の違いは重要なので、次回までによく考えてきてほしい。案1はサンプルリターン重視、案2は拠点構築重視。
2009-11-18 12:04:55葉山委員。サイエンスの立場から石を持ち帰る話と、技術開発をする話と、融合してよく考えるべき。白井座長。月へ行かなくてもできるじゃないか、と言われないような検討が必要。
2009-11-18 12:08:14帰り道に感想。JAXA案にはアメリカが一切存在せず、有人の話もなかった。2025年までの月探査は無人で、NASAに惑わされずにやるという意志表示か。いい方向だと思う。2足歩行の話は本筋ではなくなってきた。
2009-11-18 12:30:32