弱者に感謝－なぜ社会は生まれるのか

彦左 @DJ_HIKOZA

この言ひ分はたまに聞くのだが，どうも違和感がある。強弱は相対評価なのだから，ある人が強者であるのは「それ以外の人がその人ほど鍛へなかつたから」とも言へる訣で，弱者に，弱者でゐてくれてありがたう，と感謝するべきだと思ふ。 twitter.com/satetu4401/sta…

砂鉄 @satetu4401

@DJ_HIKOZA それは誰もが一度は考える事だけど、日本は法治国家だから強者にそんなメリットねーし、弱者死ねで正しいで、無法地帯なら奴隷にしたり便利なんだろうけど、日本じゃ弱者に使い道なんか無いからな

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 日本の制度上，現状で十分に弱者は感謝されてゐるので，敵対視するのに十分な理由がある，と云ふ趣旨ですか？

砂鉄 @satetu4401

@DJ_HIKOZA いや、環境ルールの傾向の問題やで、弱者が感謝されるのはスポーツ競技のようなゼロサムゲームの時だけで、日本国のように協力ゲーム環境である場合は、弱者が居る事にメリットが無いから、そもそも感謝する必要がないという意味やで

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 （ゲーム理論に詳しくないので聞きますが……）つまり、弱者を排除しても強者（の一部）が弱者に転落する事にはならず、極端に云へば、「全員が強者」の状態にもなりえる、とお考へですか？

砂鉄 @satetu4401

@DJ_HIKOZA そやで、全員が強者になるだけやで。何でそうなるかというと人間はみんなで協力して「自然と戦ってる」からだよ。自然以下の奴は邪魔だし、全員が自然以上なら全員幸せになれる。人間同士で戦ってるのはスポーツ選手のような例外だけで、農家も製造業も研究者も相手は自然やで

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 （3/3） それから少し話がそれるのですが，人間が協力し合つて「自然と戦って」ゐると考へるのであれば，負傷者は発生するでせう。自然災害により後遺症を抱へたり，若年性の痴呆症にかかつたり。本来であれば強者として戦つてゐたはずの彼らの処遇はどう考へますか？

砂鉄 @satetu4401

@DJ_HIKOZA そして俺は別に弱者に手を差し伸べる事は否定せんで、しかし自分の足で立てもせん奴が他人の邪魔をするというなら、それは生きてる価値無いから死ねというだけやで

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 「弱者救済には限度があり，ある所で線を引かざるを得ない。」と云ふ点に見解の一致があるやうですが，そ背後の考へ方が私と随分と異なりますね。私は，その線引きが，生きてゐる価値の低さであつてはならないと思ひます。誰かが誰かの生存権を判断する社会は，とても危ふい。

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 それから最初の話題に戻りますが，「全員が強者」になれると云ふ想定は理想化しすぎてゐると思ひます。皆が完全に協力し合つてゐれば成り立つかもしれませんが，他人を出し抜いて利益を得ようとする人が出てきた場合に，必ず誰かが弱者に転落すると私には想像されます。

砂鉄 @satetu4401

@DJ_HIKOZA まず見解から一致してないで、俺の思想は「弱者を救いたい人間がそれを行うのは彼の自由と権利であるからそれを侵害しない」という、救済側の権利の尊重であって、弱者が生きようが死のうが興味ないで。君が救いたいなら邪魔はしないが、協力もしないという立場やね

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 ああ、「否定しない」はさう云ふ意味でしたか。それは賛成しかねます。「弱者救済は義務ではない」「危険な世の中でも構はない」と云ふのでは、社会を組織する目的は何ですか？　「相当なバカ」を生かす為ではないのですか？

砂鉄 @satetu4401

@DJ_HIKOZA ちゃうで、社会を形成するのは一人よりも二人の方が有利だからというだけやで。社会福祉も「戦争で勇敢に戦って怪我した奴を雑に扱うと、誰も勇敢に戦わなくなるから、怪我で駄目になった奴は補助しよう」という利害によって支えられたもので、生まれつきは単なる便乗でしかない

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 「共闘」して有利になり蓄積した社会資本は可能な限り弱者に還元するべきです。なぜなら、生まれつき社会に貢献する能力に恵まれない人が生まれるのは、優れた能力を備へた人が生まれる事の代償だからです。（後天的でも同じ事）

砂鉄 @satetu4401

@DJ_HIKOZA その理屈だと、役に立たない弱者は殺処分してしまえば代償を支払う必要もなくメリットだけ受け取れるので、その方向性が合理的って事になるし、生まれる前に選別すればなお良しって話になるで。

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 （1/3） それは殺す側のメリットであつて，殺される側のメリットではないですよね？　あまりにも一面的で，社会規範として受け入れられません。あなたの主張は，「社会に貢献しない弱者だ」とレッテルを貼れば合法的に殺人しても良いと言つてゐる訣で，

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 （2/3） さうすると集団心理による「魔女狩り」に歯止めがかかりません。すると社会不安が横行して共闘どころではなくなり「全員が敗者」に近付く。私はかう想像します。（私が前に「とても危ふい。」と述べたのはこの事です。）

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 （3/3） また，社会貢献の有無や大小を，同時代の人間が適切に判断できる，と云ふ前提は幻想でせう。未知の社会環境や自然環境における適性の大小は判断できない。私には，あなたの主張が生産性の向上のみを至上命題としてゐて，幸福な社会に近付くとは思へません。

砂鉄 @satetu4401

@DJ_HIKOZA 別にそんな事はないで、魔女狩りが発生する最大の理由は、そもそもそこが既に弱者だけで集まった痰壺であるからで、中世と言えど社会全体で魔女狩りが発生したわけではない。君の「考え」「思う」は「こうあって欲しい」ばかりで現実とも歴史とも一致していないただの妄想やで

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 「魔女狩り」は歴史的な根拠ではなく譬喩のつもりで提示したつもりでした。（書き方がまづかつた。）「強者が弱者を選別して殺す社会が恐怖政治に陥らない」とあなたが考へる理由は何ですか？　あるいは，恐怖政治の犠牲者は常に弱者だから問題ない，と考へてゐるのですか？

砂鉄 @satetu4401

@DJ_HIKOZA 恐怖政治にはならん理由は簡単で、今現在のシステムで「貧乏人と馬鹿が受験で選別され社会的に死んでる」からやで。今既に強者が弱者を選別して強いのは上へ、弱いのは下へ送る社会なわけで、選別が恐怖政治だというなら、今の社会システムは全自動恐怖政治そのものやで

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 「弱者死ね」「日本じゃ弱者に使い道なんか無い」あたりから，もつと積極的な処刑システムを構築したい，と云ふ意志を感じてゐましたが，誤解でせうか？　またそのシステムだと，あなたが否定した，強弱の相対評価に他なりません。詭弁ではないですか？

砂鉄 @satetu4401

@DJ_HIKOZA 最初に言ってる通り「弱者は死んでも構わない」ではあるが「弱者殺す」ではないし、他の人間が弱者を個人負担で救済するぶんには構わん言うとるやろ。役に立たないんだから個人の趣味以上の救済や配慮を求めたりするなというだけやで

彦左 @DJ_HIKOZA

@satetu4401 ふむ，誤解だ，と。それで，相対評価の件に関してはどうですか？　今現在のシステムで選別される「弱者」は，あなたの考へる「自然以下の奴」と一致するのですか？

砂鉄 @satetu4401

@DJ_HIKOZA すまん飽きた