デザイナーとプロジェクトマネージメント|UXデザイナーによるツイートまとめ
- knickaoffice
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UXデザイナーは担当する案件において、可能な限りプロジェクトマネージャーも兼任した方がうまくいくんじゃないかなと思ってます。それは質の高いユーザー体験を生み出す際に最大の敵となるのが、スケジュールや工数の制約、そしてそのせいで起こる「対応できる範囲の狭さ」であることが多いから。
2015-12-18 13:41:31マネージメントの対象範囲は、スケジュール管理、課題管理、タスク管理、工数管理、そしてすべての打ち合わせのアジェンダ管理なんかもそう。そして、できるならいわゆる制作パートだけではなく、事業戦略や営業戦略、マネタイズの検討といったビジネス側の会議体までも担うべきかなと。
2015-12-18 13:48:52もちろん、プロジェクトマネージメントを担当した分だけ、本業のサービス設計やデザインに割ける工数が減ってしまうのは悩ましいところ。けれど、成果物を見る限りプロジェクトマネージャーを兼任したときのほうが、結果としてユーザーエクスペリエンスの質が高くなっているというのは、僕の経験から。
2015-12-18 14:02:07スケジュール全体をコントロールできる立場にいれば、与えられた条件や画面、そして機能の中だけで戦わずに済む。自ら優先順位をつけて、最もデザインが必要な場所にリソースを投下できる。そうやって制約のないステージでデザインすることは、UXの質のアップにダイレクトに繋がると思っています。
2015-12-18 14:06:41他の誰かから依頼された機能やページが、デザインで解決できる箇所だとは限らないし、そもそも優先順位が低いことに誰もが気付いてないこともある。その中でデザインをしたとしても、のちに優先順位が低いことが判明して話が大きく変わったり、そもそもそれ自体が不要になってしまうことも多い。
2015-12-18 14:15:31というわけで、UXデザイナーとして持ってる力を発揮するためには、デザインやサービス設計、実装のスキルだけじゃなくて、プロジェクトマネージャーとして組織全体を、プロジェクト全体をコントロールするスキルまでも併せて身につけるべきなんじゃないかなと、僕は思っています。
2015-12-18 14:22:48ただこれはUXデザイナーとはまた異なる専門職種だから、勉強するのも、経験するのも、大変です。でもそこを乗り越えないと、UIデザイナーやグラフィックデザイナーとしては活躍できても、最適なユーザーエクスペリエンスを生み出せる可能性は下がってしまうと、そう思うのでした。 おしまい
2015-12-18 14:25:43