#らぁらは賢いから来ないよ らぁみれ怪文書

宇白真江跡地 @beaf_romae

#らぁらは賢いから来ないよ 、どんな場面で使われたかわからないかららぁらがプリパラの忌まわしき真相に勘づいてしまって消されたか紫京院がみれぃを監禁してらぁらに二段構えの嘘情報を与えて追跡を妨害してるセリフに思えてくる

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らぁらは眼窩に埋め込まれたデバイスによって舗装された真新しいアスファルトの下をスキャンした。「かしこま！」そう呟くと後退し、みれぃが囚われていると推測されるビルにグレネードランチャーを構える。ビルまでのあらゆる道程には遠隔起爆式地雷が仕掛けられている。まずは通信を断つ必要がある。

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トリガーが引かれる。発射されたチャフグレネードはビルの真上で炸裂し、重金属箔を大量に散布した。続けて二発、三発とチャフを降らせる。予め放った通信機の信号が完全に途絶したことを確認すると、らぁらは地雷の隙間を縫って駆け出す。あのビルの中の目標を狙撃できる高所を確保するため。

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「らぁらは地雷を無力化したようだな」拷問官が呟く。「だとしてもこの偽装ビル自体に武装人員以外の攻撃手段があるとは気付いてもいないだろう。そのために無力化されるとわかっている地雷を派手に敷設したんだ」「らぁらは賢いから来ないよ」「違うな。賢いから来るんだよ」

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「来ないんだって」拷問官が訝しむ。嘘の自白をしていた時とは違う。むしろ拷問を受けて何かに祈っている時に見せていた反応だ。「そこまで信じているならそうなんだろう。しかし、お前をどうやって救出する？お前が巻き添えになることを考えれば手段は狙撃に限られるだろう。しかしここには窓がない」

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らぁらはポジションを確保し、チャフが晴れるのを待つ。そして通信機との通信が回復すると命令を与えた。即座に通信機は子機をビル目掛けて投下する。ビル壁面に取り付いた子機は外装の隙間から切断機を露出させると、ガラス窓を静かに円形にくり抜いた。子機はその穴から内部へ侵入し、壁を這った。

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カメラの死角は地上から確認した。カメラは人間の侵入を想定している。子機は天井を進み、床側を監視するカメラの横を通り抜けた。「……かしこま！」子機のサーモカメラがみれぃのやや高い体温と見慣れたシルエットを映す。らぁらはそのまま子機をシルエットのある方向へと操作する。

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続いて通信機へと爆薬を放り投げた。子機の分のペイロードを放棄した通信機は空中で器用にそれを掴み取り、子機が空けた穴からみれぃが囚われている部屋に向けて投射した。爆薬を捉えたカメラが警報を鳴らし、同時に爆風で砕けた。「ほら、らぁらは賢いから」

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みれぃの足下には拷問官の手によって表面を焼かれ、際限なくパキられたらぁら達のトモチケの残骸が散乱していた。自分のプリチケを破壊されて尚口を割らず、所持していたあらゆるチケットをいたぶられた。しかしみれぃは笑った。倒れ伏した拷問官。真横から射す光。その向こうで手を振るらぁら。

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みれぃはらぁらの肩を借りてビルを脱出した。安堵と共に疑問が募る。なぜ拷問を受けたのか。あのトモチケパキり機は何だったのか。巡る思考を遮るようにらぁらが口を開いた。「プリチケもトモチケも無くなっちゃったね」「でも、トモチケだけが友達の証じゃないぷり」そう信じて互いの小指をパキった。

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@beaf_romae タクティカルコーデ pic.twitter.com/YIBS2FXGGz

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