「研究ストレスと研究室欝発症の関係、およびその徴候の発見について」

とある豚の研究結果
4
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

みんなに豚の研究成果を報告してやろうか。題して、「研究ストレスと研究室欝発症の関係、およびその徴候の発見について」。まずは研究対象となった豚の研究室の学生の診断結果から公開してやるよ。

2011-01-25 22:29:20
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室メンバ紹介①】 ドクター4年生。学生の中でもお兄さん的位置付け。他学生からの信頼も篤い。週7日出勤。午前中に登校し、夕方一度帰宅してシャワーを浴びた後、深夜まで研究する。卒業できない。

2011-01-25 22:33:45
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室メンバ紹介②】ドクター?年生。本来ならば、卒業している筈だった。昨年、心折れて以来大学に来ていない。復活の予定なし。

2011-01-25 22:35:25
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室メンバ紹介③】ドクター2年生。昨年の初夏、「お前は仮にもドクターなんだから、ちゃんと人にも分かるように意味のある発表をしろ」と言われて以来、欝になって大学に来なくなった。周囲のドクターからの手厚いサポートによって一度復活したが、年明けからまた来なくなった。

2011-01-25 22:38:02
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室メンバ紹介④】マスター2年生。1年生の時には、殆ど大学に来なかった。昨年の夏には重度の欝となり、1ヶ月間ベッドから起き上がることができなかった。研究テーマを3度変えたが、昨年の秋には何とかテーマが決まり、卒業できるかもしれない。年明けから豚になった。

2011-01-25 22:40:55
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

④のマスター2年生は豚のことだ。

2011-01-25 22:41:23
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室メンバ紹介⑤】マスター②年生。1年生の秋頃、欝を発症。それ以来、週に1度、研究室ミーティングの時にだけ研究室に来る。ミーティングは午前中にあるのだが、昼になると研究室から姿を消す。机は常に何も置いてなく、他の学生によって使用されている。

2011-01-25 22:44:25
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室メンバ紹介⑥】マスター2年生。もともとは別の研究室の所属していたが、教授が退官されるのに合わせて豚の研究室に移籍。基本的に、研究室ミーティングで“発表”を課された時だけ研究室に現れ、心無い言葉を投げかけられて涙声になり、昼前には研究室を去るというルーティンである。

2011-01-25 22:48:27
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室メンバ紹介⑦】マスター1年生。病弱で入退院を繰り返している。ということになっている。昨年の秋、専攻全体での発表の直前に姿を表したが、それ以外研究室に来ることはない。

2011-01-25 22:50:09
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室メンバ紹介⑧】マスター1年生。昨年の秋、専攻全体での発表の直前に姿を表し、何とか発表だけはこなした。研究室で徹夜で作業をしたものの、研究室ミーティングが始まる直前に帰宅する、ということをしたりする。基本的に、研究室ミーティングにも出席しない。

2011-01-25 22:52:45
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室メンバ紹介⑨】マスター1年生。マスター1年生の中では、彼はかなり真面目で、研究室ミーティングには必ず出席する。卒業したい意思をしっかりと示している点が、何より好ましい。研究室の自分の机の前で座っていることをときどき見ることもある。

2011-01-25 22:56:12
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候①】研究室欝になりかけても、なってしまっても、案外気がつかねえ。自分のことは、自分が一番知らねえってことよ。そんなおめえでも、今から挙げるリストを1つずつチェックしていったら、研究室欝かどうかが分かるようにしてみたぜ。1つでも当てはまったら要注意だぜ。

2011-01-25 23:25:44
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候②】チェック項目1: 研究室に来ねえやつが、1人以上いる。

2011-01-25 23:25:55
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候③】チェック項目2: 研究に関する内容で「これだけはやっておけ」と言われたが、どうしてもやる気が起きなくて、他のことをやってしまう。

2011-01-25 23:26:07
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候④】チェック項目3: 研究室に、友達と呼べるやつがいねえ。

2011-01-25 23:26:16
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候⑤】チェック項目4: 教員からのアドバイスが、振り返ってみると「それは上手くいかない」「それはダメだ」「それは意味がない」の3つしかパターンがねえ。

2011-01-25 23:26:24
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候⑥】チェック項目5: 研究室では、研究に関すること以外の言葉を発することが禁止されてる。あるいは、空気を読むとそうなってしまう。

2011-01-25 23:26:35
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候⑦】チェック項目6: 挨拶をしねえ。あるいは、空気を読むと挨拶ができねえ。あるいは、この人とは挨拶を交わすが、この人とは挨拶を交わさねえ、そういう暗黙のルールができあがっている。

2011-01-25 23:26:51
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候⑧】チェック項目7: 1ヶ月以上話したことがねえ人がいる。

2011-01-25 23:26:59
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候⑨】チェック項目8: 1週間に1度も研究室に行かねえことがある。ただし、長期休暇を除く。

2011-01-25 23:27:07
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候⑩】チェック項目9: 研究室で椅子に座っていると、落ち着かねえ。あるいは胸が締め付けられるような気持ちになる。あるいは空気が重く感じる。あるいは逃げ出したくなる。

2011-01-25 23:27:15
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候⑪】チェック項目10: 研究室で自分の研究について発表しなければならねえ、あるいは意見を言わなければならねえ機会が近くなると、集中できなくなる。あるいは胃がキリキリする。あるいは食事が喉を通らなくなる。あるいは心臓が痛くなる。

2011-01-25 23:27:24
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候⑫】チェック項目11: 幻覚・幻聴の症状がある。あるいは、目が見えなくなったことがある。あるいは耳が聞こえなくなったことがある。

2011-01-25 23:27:32
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候⑬】チェック項目12: 食欲に問題はねえが、胃薬が手放せねえ。あるいは、ストレス性胃痛である。

2011-01-25 23:27:40
Kaz Namba / タビアンCEO @kulikala

【研究室欝の兆候⑭】チェック項目13: 「お前の研究は意味がない」「お前は今まで何をやってきたんだ」「その研究のどこが新奇性なんだ」「結局、新奇性は何?」「お前のやりたいことが分かんないんだけど(っていうか理解する気ないんだけど)」と言われることを考えると胃が痛くなる。

2011-01-25 23:27:51