「今日はどちらまで行くんで」 「"花屋"までお願いします」 「花屋ですね」 って言って、実際には花屋じゃなくて、お父様から鑑賞を禁じられてる歌舞伎が鑑賞できる場所まで連れて行く的なアレしたい
2016-02-11 14:40:01大正時代の扶桑ねえさまはヘテロで舞台俳優とかに密かに恋をしてて、でも俳優にうつつを抜かすことはお父様から厳しく禁じられていて、妹の山城がガチレズでシスコンで、おねえさまが密かに舞台を見に通っているのを知っていて、
2016-02-11 14:42:34「ねえさまが本当にあの俳優の方と駆け落ちするとおっしゃるなら、私、ねえさまを殺して私も死ぬわ!」 「ふふ、山城、まるでお芝居みたいね」
2016-02-11 14:51:20扶桑ねえさまは山城に大人しく抱かれてるけどそれは妹を甘やかしてるだけで、扶桑ねえさまが恋してるのは山城じゃなくて別な殿方っていうね
2016-02-11 14:53:59山城が「ねえさま、すきです、ねえさま」っていいながらもうぺたぺた触りまくるし吸い痕つけまくるけど扶桑ねえさまにはネコがじゃれついてるぐらいにしか思われてない
2016-02-11 14:54:50山城が涙声で縋るように抱きついて扶桑ねえさまに「好きですねえさま、お嫁に行かないで」って行ってるのに「山城、もう眠らなくてはいけませんよ」って優しく頭なでて寝かしつけようとする扶桑ねえさま
2016-02-11 14:56:57「大丈夫よ山城、わたしがお嫁に行ったら、あなたもきっと好きな人を見つけられるわ。だから今夜はもう眠りましょう」 って額に口づけして頭なでて添い寝してくれる扶桑ねえさま
2016-02-11 15:02:25扶桑ねえさまが婚約者と会ったその日の夜遅く、お酒の匂いをまとって帰ってきた扶桑ねえさまが、紅をさしたように頬と唇を真っ赤にして、嬉しそうに一人微笑んでいるのを見かけて、何かを悟る山城
2016-02-11 15:05:59山城「お酒の飲めないねえさまから、お酒のにおいがするの。煙草の呑めないねえさまから、たばこの匂いがするの。私を抱きしめるねえさまが、何かを思い出してうっとりしているの」
2016-02-11 15:07:46「ねえさま、ねえさま、あの人に会いに行かないで」って泣いてすがってるのに「大丈夫よ山城、夜には帰ってくるわ」って頭撫でる扶桑ねえさま
2016-02-11 15:12:35扶桑ねえさまは優しいから山城に求められたら軽率に口づけとかもしちゃうんだけどそれでお酒の匂いが山城に悟られたりしてすでに扶桑ねえさまのこころが自分のもとにないことを悟る山城〜〜〜〜〜
2016-02-11 15:35:44夕暮れ時に父上の目を盗んで劇場へ向かう扶桑ねえさまが今をときめく舞台俳優に恋をしていることを知ってしまった山城が、ねえさまの心が奪われるのは悔しいけどねえさまの味方で居たいがために父上に告げ口もできずにいるお話
2016-02-11 15:40:37明るい顔をして劇場からこっそり帰ってきた扶桑ねえさまが浮かれているのを見て、「今日のお芝居はどうだったんですか」って聞いたらその俳優の素晴らしさを延々と語られてしまい、自分のことを見てくれなくなってしまったねえさまの姿を目の当たりにしながら「それは良かったですね」と返す山城
2016-02-11 15:42:03恋する扶桑ねえさまに片思いする山城、扶桑ねえさまは 舞台俳優に片思い→俳優と駆け落ち寸前まで行く→父親に反対されて離れ離れ→その後お見合い結婚の予定が決まる→結婚相手の人にたっぷり愛される という展開を想定して書いています。 (この期間ずっと山城は扶桑ねえさまに片想いし続ける)
2016-02-11 15:53:42扶桑ねえさまの結婚相手がめっちゃ紳士で扶桑ねえさまのことをめっちゃ大切に愛してくれるのがわかってるせいで嫉妬するにしきれない山城
2016-02-11 15:54:28んで扶桑ねえさまが無事結婚してお嫁に行ってしまって悲しみに沈みきっていたところに「そろそろ山城も」って言われてしまって感情が追いつかない山城
2016-02-11 15:55:39二泊三日の旅行にでかけててやっと帰ってきた扶桑ねえさまに頼み込んで一緒にお風呂に入ってもらったら太ももに赤い吸い痕がうっすらと残っているのを見つけてねえさまにその理由を問い詰めたくなる衝動をなんとか堪えながら扶桑ねえさまの背中を流す山城ください
2016-02-11 20:05:48