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こたはと
@kotahato
やっとこ読み終えた、『だから仏教は面白い！』 帯のふてぶてしく見える顔が目を引いて、いいよね…。忘れない内に短く感想を。 ・『鉄鼠の檻』だ ・『春と修羅』の序文だ ・おっぱいすごい #はと読書 pic.twitter.com/RJ5oixUQ7y
2016-02-11 16:42:59
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こたはと
@kotahato
まず 読者である私は一般的に想像される程度の仏教徒の日本人だと思います。クリスマスにケーキを食べ、除夜の鐘を撞き、初詣に行って柏手を打ち、結婚式では教会で誓って讃美歌を歌い、盆と月命日には墓参りして経を読む感じの、その辺です。般若心経と舎利禮文はギリ覚えてる
2016-02-11 16:48:45
こたはと
@kotahato
悟りに関しての知識は……えっと……京極堂シリーズ『鉄鼠の檻(仏教)』『狂骨の夢(あれは新興宗教と仏教だっけ？)』、『火蛾(イスラム)』、手塚治虫の『ブッダ』も入れていいかな？くらい？？ あとはなんかこう、ぼんやりと……
2016-02-11 16:54:19
京極 夏彦
古泉 迦十
こたはと
@kotahato
全体的には読みやすかったです。お経で見たことある単語が出てくる。エートスとか、私が慣れないカタカナでつまづくのはなんか悔しかった……カタカナで……理解がしにくくなるとは……。
2016-02-11 16:58:27
こたはと
@kotahato
面白かったのが輪廻転生のところですね。転生というとどうしても物語によく使われる「生まれ変わり」をイメージしてしまうけど、そんなに単純ではないと。 物語の転生だと、過去生の記憶や人格を引き継いでいたり蘇ったり、過去生での人間関係が繰り返されていたり、過去生で行った→
2016-02-11 17:01:07
こたはと
@kotahato
→業がそのまんまの形で現在世に影響したりしますよね。過去世で火刑に処せられた姫だったから、現在世で火が苦手とか、幼馴染みは自分を守った騎士だとか。 本書を読んでのイメージは、バタフライエフェクトですね。体を器にして乗り移る魂さえ無い、ってのが驚き
2016-02-11 17:05:26
こたはと
@kotahato
私…「我」というものは現象であるとそういうとこで連想したのが宮沢賢治『春と修羅』の序。 ＞わたくしという現象は／仮定された有機交流電燈の／ひとつの青い照明です…… から始まる有名な詩。今までは、ああ理系らしい、知性を青い焔に例えた宮沢賢治らしい……と思っていたのですが
2016-02-11 17:11:13
こたはと
@kotahato
読み返すと、まあ本当に仏教的に読めたんですね。心象スケッチですというのは「意」（考えたこと）、虚無というのはそりゃあ現象で実体のない虚無だし、二千年もすれば変わるってのは「無常」だからなあ、と、そんな感じで解釈が変わってくるわけです。 たのしい。
2016-02-11 17:19:32
宮沢 賢治
こたはと
@kotahato
えー、『鉄鼠の檻』だって話をしようとしたんだが内容を忘れました。鉄鼠って、フッジー！悟りパァーークッ！！って小説でしたよね（）悟りに至る方法は色々あるし、悟りにも色んな段階があるよって話。その辺と、煩悩は抑え込むもんじゃないぞって辺りが、鉄鼠！鉄鼠！って感じで（個人の感想です
2016-02-11 17:29:01
こたはと
@kotahato
『美味しんぼ』48巻で「これが精進料理だー！煩悩ガンガンの中で悟ってこそ本当の悟りだろが！」ってニラやニンニクや肉たっぷりの料理を僧に出す話があるんですけど（序盤かと思ったらそんなに後期の話だったのかよ！）、修行中なんだから環境整えて低いハードルからやってくだろ……と思ってたら→
2016-02-11 17:41:03
花咲アキラ,雁屋哲
こたはと
@kotahato
最後に おっぱいすごい 本当に凄いんですよ……「おっぱい」って喩えが出た瞬間に、あーー！！そういうことね！ハイハイ！なーるほどわかるわかるー！って、現実味というか、実感と共に理解ができるというか。終いにはおっぱいが出てくる度に、わかるぞ、っていう安心感を覚えるようになりましたね。
2016-02-11 17:45:14