【2016年バレンタイン】流星☆バレンタインデー!【公式さんいつもありがとう】
星治「はぁぁぁ!?そんなことできるわけないでしょう!?ここは清く正しく美しいにゃごったーですよ!?!?」 五月「にゃごったーじゃなかったらやんのかよ!」 星治「4位は黙っててくれません?」 五月「」
2016-02-14 21:19:11ニャゴ「その時。星治の心の中で、とある言葉が強くリフレインした。『僕が1位になったらなんでもしますからチョコをください。お願いします……なんでもしますから……なんでも……』」 ???『夢魔サマの命令は?ぜったーーーい❤』 星治「アニマって…アニマって…!」
2016-02-14 21:29:41美空「えっと星治くん、ちょっといいかな。あのね……」 星治「もう…ガマンの限界です。先輩っ!」 美空「ええっ?……ひゃあっ!?」 幸地「おおお、おしたおしたのかい!?」 彗斗「いいえ!ここは清く正しく美しいにゃごったーですから!」 マベ「ギュッてしただけだネ。でもイイナ~」
2016-02-14 21:38:45星治「先輩、先輩……っ。僕が甘いものに目がないのは知ってるでしょう?今日はバレンタインデーなんですよ?カカオの香りに心ときめき、口にいれて広がるミルクの味わいにうっとり。この世にチョコレートが生み出された奇跡に感謝しつつ、僕にチョコをくれた人へそれ以上の感謝を捧げる日なんです」
2016-02-14 21:46:00星治「だからこそ、先輩からチョコをもらえたらそれ以上の幸せはないと思うんです。ねえ先輩…チョコください。先輩からチョコがもらえないバレンタインなんてチョコソースの入ってないコアラのマーチですっ。こしあんだと思って食べたらつぶあんだったイチゴ大福ですっ」
2016-02-14 21:50:00星治「僕の気持ち、わかってくれますか?だったら先輩……くれますよね?僕の舌の上でトロットロに溶かして味わう、先輩の甘いの……すっごく欲しいんです。欲しくて欲しくてたまらなくて……もらえるまで、先輩のこと離さないかもしれないです……せんぱぁい……」
2016-02-14 21:52:17美空「えっと、ええっと……!」 五月「おい」 彗斗「ちょっと押し倒し気味じゃないか?」 マーベル「スイッチ入っちゃってるヨ」 幸地「星治おちつけ、星治~~~!」
2016-02-14 21:55:04美空「(ひそひそ)……チョコあげたら、離しちゃうの?」 星治「えっ?」 美空「あ、ごめん…なんでもないっ」
2016-02-14 21:56:59美空「はいっ星治くん……ハッピーバレンタイン!」 星治「……へ?」 美空「星治くんが1位だって聞いたから、何か特別なチョコを用意しなくちゃって思って。遅くなっちゃったけど、一応手作りだよ。食べてみて?」 星治「い……いただきます……」
2016-02-14 21:59:39星治「もぐもぐ……もぐもぐ……」 美空「どうかな……」 星治「……うっ、ひっく……」 美空「えっ、泣くほどまずい!?」 星治「おいひぃ……先輩、おいひぃですぅ…っ……!!」
2016-02-14 22:02:58美空「あはは。涙目で食べなくても……」 星治「先輩の優しさが口の中いっぱいに広がって、もお先輩のことしか考えられなくて……こんなに甘い先輩をひとりじめできるバレンタインデーってやっぱり最高です!先輩すっごく甘いです……先輩の味、僕の舌の上でトロトロに溶けちゃってます……っ」
2016-02-14 22:07:18五月「これ……ハタから聞くとアウトじゃね?」 彗斗「ああ。清くも正しくも美しくもなんともない」 ニャゴ「手作りチョコがうらやましいからって、やっかみはみっともないにゃごよ」 五月「ぐっ……」
2016-02-14 22:12:12美空「やだなぁ。もちろんみんなの分もあるってば」 幸地「えっ、本当かい?」 マーベル「待ってましタ~~!ドンドンパフパフ!!」 星治「しょうがないですね…本当はひとりじめしたいけど、先輩の優しさに免じて2位以下の人にも分けてあげますよ。ハッピーバレンタイン……ですからね!」
2016-02-14 22:20:31???『……こうして無事に今年のバレンタインデーの幕は下りてしまったのだった。しかし少年の欲望は留まるところを知らない。その後、満たされない欲求のはけ口を……』 星治「もういいから!!」 流星☆バレンタインデー~完~
2016-02-14 22:35:18