Love me Do~inside story~

横村楽器店 番外編
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りえこ @eighter_rieko83

【Love me Do ~inside story~】 1 ホントに気持ちが繋がって、初めてのデートは、彼が考えてくれた大人な温泉旅行。 露天風呂付の離れは景色も極上。 でも、夕食前の露天はまだ明るくてさすがに恥ずかしい。 バスタオルをぐるっと巻いて入った彼の隣。

2016-02-03 00:40:38
りえこ @eighter_rieko83

2 なのに、抱きしめてキスされて…、 「…温泉はな?タオル巻くのあかんねんで?えぇのはテレビの撮影ん時だけ…。」 そう言ってタオルの端が挟まってる胸元に手をかけられた。 見つめられたまま目を逸らせないでいると、彼の指がタオルをピッと弾いた。

2016-02-03 00:40:41
りえこ @eighter_rieko83

3 タオルは身体から離れてゆっくりとお湯に沈む。 かろうじて下半身に残ったタオルはそのままに、彼は見えた部分をチラリと見て満足気にニヤリ。 恥ずかしいけど…この後に期待しちゃうあたしは、隠そうとはしなかった。 再び近付いてきた彼の唇に応えながら、自ら彼の足の上に跨った。

2016-02-03 00:40:46
りえこ @eighter_rieko83

4 背中と腰を引かれて、身体は密着。 ふとした隙間から侵入してきた舌に応えながら、太腿の間にバスタオル越し、大きくなる彼を感じた。 キスを続けながら、彼の両手はあたしの胸を優しく撫で回す。 そのうち先端を摘んだり弾かれたりして、身体が素直に反応してしまう。

2016-02-03 00:40:50
りえこ @eighter_rieko83

5 さらに唇を離れて耳や首を這う舌に、堪らず声が漏れる。 彼の首から腕を離せば、簡単に逃げられるのに、気持ちよくてとてもじゃないけど自分の意思では逃げられない。 まだ明るいのに…一応野外なのに…誰かに聞かれちゃうかもなのに…快感から逃れられない…。

2016-02-03 00:40:56
りえこ @eighter_rieko83

6 彼の舌は少しずつ下がってきて、撫でていた胸に到達した。 既に尖った先を優しく舐めたかと思えば、キュッと吸われて、腰まで跳ねてもうジッとしてらんない。 「なぁ…立って?」 そう言われて、促されるままに立ち上がった。 残ってたタオルも呆気なく剥がれ落ち、ゆっくりと沈んだ。

2016-02-03 00:41:00
りえこ @eighter_rieko83

7 覆うものがなくなっても、恥ずかしがる隙を与えないかのように、彼の右手が左足を持ち上げて、淵にある岩に乗せられた。 その足を押さえながら、反対の手で腰を支え、あっという間に太腿を這う舌。 まだ真を捉えていないのに、ジンジンと痺れてくる感覚。

2016-02-03 00:41:05
りえこ @eighter_rieko83

8 大きな声を出しちゃいそうで、思わず目を瞑って口元を手で覆った。 でもそれは許されなくて…「こっち見て」って声でゆっくりと目を開いた。 目が合ったのを確認して、ゆっくりとそこをなぞられた。 「は、ぁっ……!」 咄嗟に後ろ手を着いて、崩れ落ちそうになるのを我慢。

2016-02-03 00:41:11
りえこ @eighter_rieko83

9 いつの間にか入ってきた指が、一層に身体を昂らせる。 まだ冷たいはずの風が心地よく感じて、ここが外だということを思い出してしまうけど、そんなのもう気にしてられない。 『 りょ、う、くん…、』 もう指じゃ…足りないよ…。 「…なに…?」 わかってるくせに…。

2016-02-03 00:41:17
りえこ @eighter_rieko83

10 指の動きを激しくされて、思わず彼の手を掴んだ。 「なんで?」 『なんでって……もう…我慢できないよ…。』 口を腕で軽く拭いながら、彼も立ち上がる。 彼のがそこに当たって、身体が思わず離れようとしたけど、持ち上げられた足と、腰をがっちり押さえられてキスされた。

2016-02-03 00:41:23
りえこ @eighter_rieko83

11 彼がちょっと意地悪な顔してゆるゆると腰を動かす。 擦れ合うだけで、気持ちいい…。 でも、もっと奥に…。 『…いれて…?』 お願いするなんて、恥ずかしいのに…。 ニヤッと笑う彼。 『…りょーくん……、は、あっっっ……!!』 下から突き上げられて、倒れそうになる。

2016-02-03 00:41:28
りえこ @eighter_rieko83

12 後ろ手に力を込めて、もう必死。 自分たちの動きに合わせて、バシャバシャと跳ねるお湯と、別の水の音が余計に卑猥でどんどんと昇ってくのを感じる。 もう身体を支える腕がダメかも…そう思ったら、クルリと体勢を変えられて、両手を下に着いた。

2016-02-03 00:41:33
りえこ @eighter_rieko83

13 今度は後ろから入ってきて、再びお湯を揺らす。 もっと奥に…って自分から高く突き出して、羞恥心よりも快楽を求める自分は動物みたい。 あともう少し…ってとこでまた身体が回転された。 いつの間にか拾い上げられたバスタオルが、岩の上であたしを待っていた。

2016-02-03 00:41:39
りえこ @eighter_rieko83

14 そこに座らされて、再び後ろ手をつくと、焦らされて少し下がったはずの熱が、その勢いにまた大きく上がった。 悲鳴にも近い声が出たけど、熱でもう全ての思考が停止状態。 片手ずつ彼の首に絡ませて、自分で身体を寄せてキスをせがんだ。 応えてくれる彼もそろそろ…ちょっと苦しそうな顔。

2016-02-03 00:41:44
りえこ @eighter_rieko83

15 あたしだって…もう……。 「もぉ…あかんわ…えぇ?」 『んっ……あたしも…。』 2人の息が一瞬止まって、身体がビクビクと震えた。 虚ろげに開いた目で見つめ合いながら、短くなった呼吸を整える。 そのまま短いキスを何度もして、しっかりと余韻に浸る。

2016-02-03 00:41:49
りえこ @eighter_rieko83

16 でもまだ2人の時間はたっぷりと残ってる。 ねぇ、何回温泉に入れるかな? 入りすぎたら逆に疲れちゃう? 2人だったら…温泉じゃなくても… たくさん…愉しめるよね…? Fin.

2016-02-03 00:41:54