読む。「骨密度、宇宙で増えた 若田さん「運動と薬併用が効果」」asahi.com :http://www.asahi.com/science/update/0930/TKY200909300374.html
2009-10-01 01:33:30これが若田飛行士個人の資質なのか、それとも人類全般に言えるのかは今後の追試が必要。でも骨密度減少と強度低下が完全に防ぎうる可能性が出てきたのは朗報。
2009-10-01 01:34:41さあ、問題は放射線障害だな。私なら今後のISSの実験は思い切って生物学実験、それも宇宙放射線障害の研究にシフトする。これが防げれば火星だろうが木星だろうが有人飛行が夢想から現実のものになるのだから。
2009-10-01 01:35:49@sikano_tu うーん、そこは正直なところ、突っ込まれると、私に関してはボロが出るところです。けれども、地上における放射線障害の研究はほとんどが核兵器による急性障害の研究なんですよね。若干なりとも、高エネルギー粒子線が定常的に飛んでくる環境は、宇宙しかない。
2009-10-01 02:21:12今のNASAの有人火星探査構想は、実際問題として全くの画餅だ。なぜなら、放射線障害の問題に目をつぶっているから。月だって長期滞在をするなら放射線対策が不可欠となる。放射線障害を克服できるかどうかは、人類の宇宙進出を考える上で、大変に重要な問題だ。
2009-10-01 01:37:47覚悟を決めた宇宙飛行士であれば、チェルノブイリや旧ソ連原潜の決死の修理隊よりはずっと健康なままで帰還できますよ。癌の確率があがるけど。RT @ShinyaMatsuura 「なぜなら、放射線障害の問題に目をつぶっているから。」
2009-10-01 01:41:13ただし打ち上げの前にちゃんと子孫を残しておくことを推奨。若者よりも年配の宇宙飛行士を送り込むことを推奨。RT @5thstar: 覚悟を決めた宇宙飛行士であれば、チェルノブイリや旧ソ連原潜の決死の修理隊よりはずっと健康なままで帰還できますよ。癌の確率があがるけど。
2009-10-01 01:45:41あと、遺伝子の放射線損傷の修復メカニズムの研究は地上でも、というか、地上のほうがよくできる。http://bit.ly/vZ6Tb http://bit.ly/DYd53
2009-10-01 01:59:54@5thstar 「宇宙が覚悟を決めた宇宙飛行士のいくところ」じゃダメなのです。最初はそれでいいとしても、それだけでは後が続かない。また、磁気圏の上に出ると、放射線量はぐんと跳ね上がります。特に太陽系外から来る高エネルギーの重粒子線がどんな問題を起こすかは、要調査です。
2009-10-01 02:04:05@ShinyaMatsuura 「後が続かない」というのは同意です。ところがNASAの今の計画は探検であって移住でも交易でもないから、「今のNASAの有人火星探査構想は、実際問題として全くの画餅だ。」という一文は正しくない。あおる表現はまずいすよ。
2009-10-01 02:06:53@5thstar 探検であっても、火星まで行くとなると放射線障害の問題は避けて通れません。それが「覚悟を決めた宇宙飛行士が行く」としても。探検であっても容認できないレベルのリスクのように見えます。それが証拠に、アメリカで「有人火星探査」はあまり話題にならなくなっています。
2009-10-01 02:11:45@ShinyaMatsuura どうも松浦さんや野田さんはこのところ放射線障害にものすごくこだわってますね。人がバン・アレン帯の外に出た例はアポロ計画しかないのに、なぜそこまで断定的になれるんです?
2009-10-01 02:12:21@nojiri_h 断定はできません。でも、リスクを看過することはできない、といったところでしょうか。磁気圏の外に出た場合、もちろん太陽からの宇宙線も増えますが、銀河系空間から飛んでくる高エネルギー粒子が増えることが問題なんだそうです。
2009-10-01 02:16:14色々聞いてみると、「宇宙放射線の問題が解決できない限り、有人火星探査は夢でしかない。だからNASAは有人火星探査に関してはトーンダウンしている」という話が出てきます。月は、やりようによっちゃ「覚悟を決めた宇宙飛行士」を動員すればできる、というわけですね。
2009-10-01 02:13:27@ShinyaMatsuura 「だからNASAは有人火星探査に関してはトーンダウンしている」という話が出てきます←この話をした人は放射線測定の専門家ですか?
2009-10-01 02:14:53@ShinyaMatsuura 被曝の期間の問題です。月は数日で往復できるので、その間に損傷する遺伝子は少ないので、細胞の新陳代謝によって克服できる。覚悟決めなくても大丈夫。
2009-10-01 02:16:29@ShinyaMatsuura 火星は往復に2年近くかかるので、総量としては致死量に近いレベルの放射線を浴びるけど、その間も宇宙飛行士の細胞は生きて新陳代謝を繰り返すので、案外しぶとく生き残れると私は見ている。私なら志願しますね。
2009-10-01 02:18:04@5thstar ここからは、社会的問題となります。5thstarさんのような志願者がいる。オッケエ、行ってくれといえるかどうか。特に国家予算を使った場合はどうか。イザベラ女王なら、コロンブスに「行ってらっしゃい」というだろうけれども、今は15世紀じゃない。
2009-10-01 02:25:12@ShinyaMatsuura 「銀河系空間から飛んでくる高エネルギー粒子が増えることが問題なんだ」←この説を松浦さんに伝えた方の名前をあとで私に教えてください。高エネルギー粒子が物質中でどのように反応するのか、教えてあげます。
2009-10-01 02:21:37銀河宇宙線に、DNAをぶちぶち切断するエネルギーがあって、実際にDNAに奇形を生じさせることは分かっている。では、その結果具体的にどんな現象がどんな機序で起きるのか。どうやれば防げるのかは、これからの研究課題です。
2009-10-01 02:18:41@ShinyaMatsuura この記事を読んでいただくと、放射線損傷を修復する機構が生命に備わっていることがお分かりいただけるかと思います。http://bit.ly/vZ6Tb http://bit.ly いまこの瞬間もわれわれの体は自然放射線に貫かれて、ある損傷を受けてる。
2009-10-01 02:20:00@5thstar そりゃ、我々は自然放射線の飛び交う環境で進化してきてますからね。でも、それが宇宙空間で通用するかは、きちんと検証すべき問題です。
2009-10-01 02:22:40