見逃さないぞ!放射性ヨウ素による被曝での成人甲状腺癌。

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cyborg001 @cyborg0012

原発事故後、日本全国の甲状腺癌手術数が増加している(DPC対象病院統計)。とくに福島は2010年度対比で2014年は3.12倍に増加している(全国は1.82倍)。 caloo.jp/dpc/disease/11… pic.twitter.com/ooNroAjWda

2016-02-21 18:37:03
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cyborg001 @cyborg0012

DPC対象病院には福島医大も含まれる。福島健康管理検査(旧称KKK)の手術数がすくまれる可能性もあるので、保守的に除外し、全国と比較したのが以下図である。対2010年比で2014年福島は2.94倍、全国は1.82倍である。 pic.twitter.com/fMAe9UeMln

2016-02-21 18:40:24
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cyborg001 @cyborg0012

以下ブログでは同じくDPCデータを使い、福島と全国を比較している。2013年までのデータだが、2013年福島が全国を追い抜き、統計的有意差も出ている。 「成人甲状腺癌も増えている」 ishikiya.blog72.fc2.com/blog-entry-420…

2016-02-21 18:43:38
cyborg001 @cyborg0012

ベラルーシでもチェルノブイリ原発事故後、成人甲状腺癌が顕著に増加し、2000年には事故前の4.4倍に増加している(M. Malko 2003)。成人甲状腺癌の増加は、小児集団の癌増加が原発事故由来である点を立証する重要な論点である。 pic.twitter.com/Vm1r7ZPVFY

2016-02-21 18:45:58
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cyborg001 @cyborg0012

ミンスク国立アカデミーのMalko氏は、事故後のベラルーシ成人甲状腺癌増加を疫学的に分析し、「被ばく誘因の成人甲状腺癌の最小潜伏期間は2年」と結論付けた。成人についても、小児と同様、目ぼしい潜伏期間は存在していないのである。 pic.twitter.com/1zvg4FrE95

2016-02-21 18:56:49
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cyborg001 @cyborg0012

福島ではとくに2013年から甲状腺癌手術件数(DPC)が急増している。被ばく誘因の成人甲状腺癌の最小潜伏期間を2年(Maklo)とすれば、原発事故が原因である可能性が高く、深刻である。ベラルーシよりも増加率が激しいようにも見える。 pic.twitter.com/yId6oPyK0d

2016-02-21 19:06:34
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cyborg001 @cyborg0012

2014年の福島の(成人)甲状腺癌数はは2010年比で3倍近く増加している。ベラルーシでは、事故直前の85年の成人甲状腺癌数は148人、3倍に増加するのが1993年であり、事故から7年かかっている。福島は4年で3倍になっている。 pic.twitter.com/gYEudR7OEZ

2016-02-21 19:13:29
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cyborg001 @cyborg0012

このように、成人の甲状腺癌(DPC、手術件数)をみると、①原発事故後全国で増加、②福島は2013年以来全国平均を超え、3倍近く増加、③福島の増加率はベラルーシよりも急激に見える、などの特徴がある。むろん、2014年段階のデータなので、即断はできないが、極めて心配なデータではある。

2016-02-21 19:16:37
cyborg001 @cyborg0012

なお、ベラルーシでは原発事故後、成人甲状腺癌は15年で4.4倍に増加したが、小児は100倍増加した。福島で事故後4年で成人が3倍増加していることを考えると、小児は100倍以上増加する可能性も考えられる。いずれにせよ、スクリーニング効果、過剰診断との反論はもはや通用の余地はない。

2016-02-21 19:19:01
cyborg001 @cyborg0012

最後に、福島医大は「被曝が原因とは考えにくい」との論拠として「成人では増加してない」という点を根拠に挙げてもよさそうだが、5年間これを根拠にはしてこなかった。なぜなら福島では成人甲状腺癌が増加していることを彼らは知っているからであろう。これを否定したいなら、説明責任が求められよう

2016-02-21 19:24:30
cyborg001 @cyborg0012

ベラルーシの成人甲状腺癌データ(M. L. Malko)の出典は以下です。 Chernobyl Radiation-induced Thyroid Cancers in Belarus. rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/reports/k…

2016-02-21 19:52:25
cyborg001 @cyborg0012

@iPatrioticmom 2010~14年に甲状腺癌手術実績のある病院のDPC参加年。 医大(H15年) 南東北(H18) 竹田(H16) 大田(H20) 大原(H21) 星総合(H21) 労災(H21) 白河(H21) 会津中央(H22) 磐城(H22)

2016-02-22 02:41:15
cyborg001 @cyborg0012

「DPC参加病院の増加が福島の甲状腺癌手術が増加した原因」との意見もありますが、2010~14年に甲状腺癌手術報告があるすべての病院が2010年以前にDPCに参加済みです。ご参考まで。caloo.jp/dpc/pref/07 pic.twitter.com/eIXbPSxF5a

2016-02-22 03:39:09
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cyborg001 @cyborg0012

@iPatrioticmom はい。福島にはDPC対象病院は34ありますが、甲状腺癌の手術ができる主要病院は2010年段階ですべて参加済みです。さらに、DPC統計では、手術数10人以下の場合は対象病院でも統計から除外されます。DPCデータは実数よりも低めにでる傾向にあります。

2016-02-22 06:26:16
cyborg001 @cyborg0012

福島に目が行きがちだが、全国で1.82倍増加というのは元の母数が大きいので、大変なことです。原発事故以降、2010年比で累積18,647件もの手術が全国で過剰発生している。DPCは手術数10人未満は未報告なので、実数はさらに多い。 pic.twitter.com/YLa391SA26

2016-02-22 16:16:40
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cyborg001 @cyborg0012

むろん、「原発事故以降累積1.9万件の甲状腺癌手術増加」といっても、その一部には高齢化やDPC対象病院増加(1.1倍)の影響もあろう。いずれにせよ、@ekb90377さんが「甲状腺癌難民リスク」を心配してた通り、福島一県なら対処可能でも、全国規模での増加に対応できるのだろうか?

2016-02-22 16:29:29
cyborg001 @cyborg0012

中村隆市氏 hokinet.jp/34.html 甲状腺がん手術数をDPCデータで比較すると、2013年は九州・沖縄が事故前の1.07倍、南関東が1.52倍、北関東が1.83倍、東北は 2.18倍、福島は 2.78倍に増加している。福島県はKKK手術数は入っていない。

2016-02-22 22:56:17