NHK 関西熱視線「学校へ行きたい〜子宮頸がんワクチンと少女たち」

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NHK 奈良「学校へ行きたい〜少女の訴え」15. (2月 19日) pic.twitter.com/F0alXXKjlR

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NHK 奈良「学校へ行きたい〜少女の訴え」16. (2月 19日) pic.twitter.com/JTNJwEe1Fy

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NHK 奈良「学校へ行きたい〜少女の訴え」17. (2月 19日) pic.twitter.com/iN1OkYLkpi

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今、結衣さんは 三重県の 病院に 往復 6時間かけて 通院しています これまで 10件以上の 病院を 回りましたが「心の 問題では」と いわれ、検査すら されないこともありました

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三重の 病院で 初めて「子宮頸がんワクチンによって 免疫に 異常を きたし、脳に 影響が 出たと みられる」と 診断されたのです (カルテには HANS、高次脳機能障害の 記載)

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伊勢赤十字病院 大西孝宏医師 「やっぱり 症候から 考えると 初めに ワクチンをされたと いうのが スタートなのかなと いうふうに 思います」

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今、結衣さんは 体調が 許すかぎり 高校に 通っていますが、ほとんど 早退せざるを得ません 普通に 学校に 通うこと、それが 結衣さんの 一番の 望みです 「また 普通に 学校に 通える 日に 戻れたらなって 一度でも いいから 体育祭とか 出てみたいなって すごく 思います」

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ワクチンの 被害を 訴える 家族らの 会では、結衣さんのような 症状を 訴える 人は、国が 把握している 数よりも 多いとしています 去年 11月、会では 250人の 調査を 行ないました

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調査からは、少女たちが 医療現場だけでなく 学校でも 周囲の 無理解に 苦しんでいることが 浮かび上がってきました 「痛くて 痛くて やっと 登校できたとき 『本当に 痛いなら 登校すらできないよ』 いろんな 先生に いわれました」

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「宿題を 出すことが あまり できなくなっていたので 授業の 始めに みんなの 前に 立たされ 『この人が みんなの 士気を 下げてる 者だ」と さらしものに されました」 薬害対策弁護士連絡会 野口啓暁弁護士 「お医者さんからも 否定され 学校の 現場でも 否定され」

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「そうすると まわりの 友だちからも やはり 否定されることに なるわけですね 追い打ちを かけるような 対応と いうのが 学校現場で あった 場合 それは 本当にもう 追いつめられてしまうと」

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兵庫県の まいさん (仮名) 16歳です 全身の 痛みや 激しい 倦怠感などの 症状に 悩まされています まいさんは 1年前、中高一貫の 進学校を やめざるを 得ませんでした 友だちと いっしょに 歌うことが 大好きだった まいさん

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理系の 大学に 進み ゲームの プログラマに なることが 目標でした 中学 1年生のとき ワクチンを 接種したあと、睡眠障害などを わずらい 入院 学校までは 1時間半 かかるため 次第に 通えなくなっていきました

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そして 高校 1年生のとき 出席日数が 足りなくなり、自宅で 学べる 通信制高校に 移りました 「ま、きっと この先 どうしていけば いいのかなとか 高校を 無事に 3年間で 卒業できるのかなとか」

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将来への 不安を かかえながら それでも まいさんは 自宅で 勉強を 続けています 「なりたい 気持ちは まだ あるんですけど やっぱり こうなっちゃうと もう その けっこう おいていかれちゃってるし 今からじゃ 無理かなって いうのは ちょっと 考えちゃいますね」

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国は ワクチンと 症状の 因果関係は まだ わからないと しています

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症状を 訴える 患者を 診察してきた 医師の 西岡久寿樹さんです 東京医科大学 医学総合研究所 西岡久寿樹所長 「こういう 新しい タイプの、しかも ワクチンというのは 何よりも 安全性を 重視しなくちゃいけない 相手は 健康なね 人ですよ、健康な 若い 女性ですよ」

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「これから 妊娠だとか 出産とか しなくちゃならない、その 子どもたちに 何百万人 打つんだったら、その 安全性を きちんと 担保して、有効性も 担保されない限り、ぼくは もう 断じて、やっぱり これは、この ワクチンに 関しては 今、再開どころの 話じゃないと 思いますね」

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日本産科婦人科学会理事長の 藤井知行さんです 日本産科婦人科学会 藤井知行理事長 学会は 欧米の 研究では「因果関係はない」と 報告されていることに 加え、症状に 対応する 病院が 整ったとして、接種の 呼びかけを 再開すべきだとしています

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「他の 国では もう 子宮頸がんは 過去の 病気に なってしまっているのに、日本だけが やはり 子宮頸がんに 苦しむ 女性がいて、例えば 命が 助かっても 子宮を 失ったり、あるいは そのことによって 子どもが できなくなったり、」

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「さらには 命まで 失って、非常に 不幸な 転帰を たどるということが 起こると 思います だからこそ、早く 接種の 勧奨を 再開していただきたいと 私たちは 考えます」

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今夜は ノンフィクション作家で ワクチン接種後の 症状を 訴える 少女たちと 家族を 取材された 黒川祥子さん そして 取材にあたった 奈良放送局の 来栖 (藍) 記者と お伝えします

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来栖さん、ワクチンをめぐる 議論が 続いている中で、症状に 苦しむ 少女たちが います 彼女たちへの 支援というのは どのように なっているのでしょうか 「はい 現在、国は 各都道府県に 協力病院を おいて、患者に 対応する 体制を 整えています」

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「『心の問題』と かたずけず きちんと 対応するように という『診療の手引き』も できました 治療法を 確立するために 大学病院などで 研究も 行なわれています」

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「さらに この 症状が ワクチンに よるものなのか 解明しようと 大規模な 疫学調査も 始まっています こうした 取り組みに 対して、被害を 訴える 家族らの 会は『自分たちの 声を 聞いて、実態に 即した 調査や 対策を 行なってほしい』と 望んでいます」