#章大とお風呂

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[1] ピコンっ ｢仕事長引きそう。｣ 汗を流してるスタンプと一緒に送られてくるLINE。 『いそご！』 なんで急ぐのかって？ やましいことしてるわけじゃないよ。笑 ただ、昨日…。 あ、お風呂に入りながら話すね！ 急がなきゃ！

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[2] ちゃぽーん 『あー気持ちいい(●´ω`●)』 お風呂なうです。笑 あ、昨日の出来事しりたい？← しょーがないなぁ← それは、さかのぼること20時間前。 珍しく仕事が早く終わった彼と一緒にご飯を食べてたときのこと。

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[3] ｢なーぁ！｣ 『ん？』 ｢風呂！入ろやぁー！｣ 『やだ。』 ｢なんでなん。｣ 『なんでも。』 ｢ええし、勝手に連れてくし。｣ ブラック安田降臨ー！！ やばいやばい。← ここは逃げるしか← 『章ちゃん！嫌っていったら嫌なの！私もう寝るから！！おやすみ！』

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[4] ｢ちょ、おい、待てって！｣ バタンっ がちゃっ ｢鍵かけおった…。そんな嫌か？｣ みなさん。 ここまで聞いたら私がただのわがまま娘のようだけど。← これにはちゃーーーんとわけがあるのです。

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[5] それは今より1週間前のこと。 今日みたいにお風呂に誘われて、多少抵抗したけど、根負けして一緒に入った。 そ！し！た！ら！！ …うん、まぁ、翌朝、腰、激痛で会社休んだよね… 会社に電話で 『すいません、今日会社休みます。』 って言ったらドラマかってつっこまれたもんね

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[7] 昨日お風呂断ったらやっぱし朝絡んでくるし。 ｢なーぁ！今日はええやろ？♡｣ 今日はほわいと章ちゃんだ。← 『だーめ！』 ｢むぅー(´･ε･｀)｣ 『そんな可愛い顔してもだめ！ほら、仕事遅れるよ！！』 ｢はぁーい。行ってきます…。帰ったら、な？♡｣

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[8] そんなこんなで、今日は先にお風呂に入ろうと思ってる。 先に入っちゃったもん勝ちでしょ。笑 さっさと寝てたら完璧だ！← 『ふぁー。』 それにしても、年末はやっぱ忙しい… ちょっと頑張りすぎたかなぁ… 眠たくなってきちゃった… 早く上がらないと…

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[9] 早くお布団入って寝なきゃ… 章ちゃん、昨日はブラックで攻めてどめだったから、きっと今日は可愛いのでお願いしてくる。← そのうち｢女の子同士やからええやん♡｣ とか言いそうで怖い。 そんなこと考えてたら、意識が遠のいていった。。。

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[10] 〜章大side〜 ｢仕事遅なってしもた！｣ はよ帰って、今日こそ一緒に風呂入ろ♪ 癒されたいねん。 そーゆーお年頃やねん。 しゃーないやろ？← 今日は可愛くおねだりでもしよかな♡ いっそ女の子発言でもしたろかな。笑 やばい、にやにやが止まらへん！ はよ帰ろー！！

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[11] ｢ただいまー！！｣ しーん。 ｢あら？まさか、｣ リビングにも、キッチンにも、寝室にも、トイレにも、いない。 ｢どこやねんーもうー｣ がらっ まさかと思って開けた浴室に← 浴槽で寝てる！！ ｢え、なに、襲ってくれってこと？♡｣

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[12] 〜章大side〜 こんなんされたら入るしかあらへんよな？ な？ 入浴剤入ってるんがちょっとあれやけど、 まぁええか…しゃーない、 ｢ふんふーん♪♪｣ 小さく鼻歌を歌いながらお風呂に入る準備をする。 ｢まだ起きるなよー、ふふ｣

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[13] 『んぅ…』 ふと目が覚める お風呂場の外から聞こえるのは男性の鼻歌 『帰ってきたのかな…』 ｢まだ起きたあかんでー、ふふ｣ 『章大や…あかん、どーしよう』 小声でぶつぶつと呟きながら対策を練る 『…寝たふりしとこうかな』 ｢……タオルの用意もでーきた｣

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[14] ____入浴剤入れてるし、ね。 ｶﾞﾗｶﾞﾗ ｢よし、まだ寝てる♡かーわい｣ ｻｰｻｰとシャワーの音と彼の鼻歌が浴室内に響く ____まだ出ないのかな ｢おっしゃ、俺もはーいろ♡｣ ____え、入ってくるん!? ｢ほんまスヤスヤ寝すぎやん、かわええけど｣

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[15] ｢ちょっとごめんな？｣ わたしの体を前に起こし、自分は後ろで抱えるように座る いわゆる…らっこ座り// ____あかんて、ちょ！ ｢あー１回寝たら起きひんよな、そーいえば｣ ｢まぁ、好都合？♡｣ ____そろそろ起きたことにしてはよ脱出せな

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[16] …と思ってたのに ぐっと腰に腕を回され、密着させられた ｢普段こんなくっつけへんからなー♡｣ ____脱出…できないよ 『んぅ』 ｢あ、起きそう｣ 『んえ？』 ____寝てたふり、寝てたふり… 自分に言い聞かせながら、そっと目を開ける

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[17] 『んえ、章大？』 ｢ふふ｣ 『え、え！？』 ｢なに驚いてんねん。ずっと寝たふりしとったくせに｣ ____いきなり黒きましたーはーい 『え？』 ____とりあえずとぼけましょう ｢俺が入ってくる前にぶつぶつゆーとったやん｣

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[18] 『…章大？なんか怒ってる？』 この体制じゃふりむけない いまどんな感情、表情なのか汲み取れない ｢別にー？｣ 『怒ってるじゃん…』 ｢…｣ 返事をせず、ぐっと顔をあげられる ｢あほ｣ 『ちょ、まって。耳あかん//』 ｢らっこなんやからしゃーないやろ｣

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[19] 『じゃあ離してよ』 ｢あかーん。俺怒ってんねんもん｣ 『何に怒ってるん？』 ｢風呂先入って寝とくつもりやってんやろ、｣ ____全部ばれてるーやっば 『そんなこと考えてません』 ｢嘘つく時敬語になるんクセやんな｣ 『ごめんて…』

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[20] ｢許さへん｣ 首筋にキスマークを残す彼 『…った』 ｢ん、なに？｣ わざと耳元で息を漏らして囁いてくる それだけで、もう… 『っぁ…何したら…許してくれる？』 ｢せやなぁ…｣ 考え込む素振りを見せたあと、すぐにわたしの髪を束ねだす

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[21] 『っなに？』 ｢別にー？｣ 女子力高めな彼は頭の上でうまくお団子にしてくれた と、同時にうなじに舌を這わす 『ひゃっ…』 ぐっと腰を引き寄せられ、わたしの腰と 彼の鍛え上げられた腹筋が触れる ｢っふ、もう感じてんの？｣ 『ちがっんぅ…はぁ』

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[22] 耳たぶを甘噛みしながら胸に手を伸ばす ____…耳弱いの知ってるくせに ｢なんでここたってんねやろな？｣ 胸の飾りをﾋﾟﾝｯと弾く 『んやぁっ、…だめ』 ｢なにがだめなん？｣ ｢だめやないやろ、気持ちいい、やろ？｣ ｢ゆーてみ？｣ ____言えるわけない

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[23] ｢言わへんの？｣ 『っ…言えない』 ｢あーそう、ならええ｣ いきなり不機嫌になり、突き放すようなことを言われる ｢しゃべれへんくらいめちゃくちゃにしたる｣ その言葉と同時に始まる意地悪 胸をいちばん触れて欲しい飾りは避けて揉みしだく

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[24] 舌が背中、うなじ、耳を這い回り、ゾクゾクする ｢身体ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝなってるけどどーしたん？｣ 『なっ…んでもな…いよ…っんぁ』 ｢ふーん？｣ ____どうしよう。章大のが…/// 『ねっ…章大？』 ｢なん？｣ 『…あたっ…てる///』

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[25] 恥ずかしくて堪らなくて俯く ｢っふ、わざと当ててんの｣ ｢耳まで真っ赤やん、かーわい｣ また耳元 『耳っ…だめ…』 ｢ほんまはイイんやろ？｣ 耳を集中的に攻め、やわやわと胸を揉む 『章大…この座り方やだ…』 ｢らっこ？ええやん｣ ｢…しゃーないな｣

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[26] 後ろでふふっと笑うと同時に彼の片膝が たてられる ____脚に…跨ってる状態// 『ちょ、まって。こっちのがやだ//』 ｢わがままやなー｣ 不満をもらす彼だけど元に戻す気はないみたい 『もう、お風呂出るっ//』 ｢は？まだあかんに決まってるやろ｣