エイトで妄想【kicyu×恭子】

白色 @whiteeighter

１ 『んなんやったら、もう…出てけや』 「…っ」 他愛も無いケンカから、何でこんなことに？ もういい、きみくんのばか！アホ！ もう帰らない… 友達に電話するけど捕まらない。 仕方ない、一人でプラプラ飲みあるこう。 オシャレなBAR発見！ ここでいいや… #エイトで妄想

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2 カウンターの端っこに座って、飲めもしないお酒を飲む。 唯一飲める甘いカクテル。 [ね、ひとりで飲んでるの？] ？！ ［寂しいな、一緒に飲んであげようかー♡］ 酔っ払いに絡まれてしまった。 めんどくさいな。 きみくんがいれば、こんなの一蹴してくれる… #エイトで妄想

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3 「一人でいたいので、すみません。」 断るも隣に座ってこようとする。 …店変えよ。 クイッと残りのカクテルを飲み干して、会計を済ます。 その間も酔っ払いはずっとまとわりついてくる… 《お待たせ〜！》 肩をふいに掴まれた。 …誰？？この人。 #エイトで妄想

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4 《ごめんな遅なって。1人にさせてもうたな…いこか》 酔っ払いがスゴスゴと引き下がる。 助かった…けど、この人だれ？ 店を出て、ひとまずお礼を言う。 「あの、ありがとう…ございました」 《なんか嫌そうにしてんなって。 勝手にしてしもたんやけど、良かった？》#エイトで妄想

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5 「酔っ払い苦手なんで…助かりました」 《ふは、酔っ払い嫌いなんやったら、なんでこんなとこ1人でおるん（笑》 …確かに。「…そう、ですよね。」 このやたらと格好いい、でも背は高くない、彼を見つめた。 《いや、言いたなかったら無理して言わんでええねんで？》#エイトで妄想

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6 あぁ、すっごく優しい人なんだ。 《夜中やし、寒ない？もう家帰り？送ってくわ》 家…きみくんのいる家には帰りたくないな。 「あっと…1人で帰れます。ありがとうございまし……ひゃっ？！」 つまづきかけて、彼に腕を支えられた。 《足下、フラついてんで。》 #エイトで妄想

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7 「っごめんなさ、」 《家帰りたないん…？》 本音を言い当てられ、彼を無言で見つめた… 《…おいで》 そのまま手を引かれ、近くのマンションの一室に着いた。 きみくんのマンションと同じくらい高そう… 《紅茶がええ？ホットミルク？》 「あ、あなたと同じので」#エイトで妄想

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8 《おれ、酒飲むけど？アルコール弱いやろ自分（笑》 「はい、えっと、じゃ…ホットミルクお願いします」 《はい、どーぞー♡ あ、名前なんてゆうん？ おれはヤスダショウタて言います〜》 「恭子、です」 《キョウコちゃんか、ええね。 似合うてる》 #エイトで妄想

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９ この人、柔らかい雰囲気なのに時々男っぽくて…なんだろ、この不思議な空気。 「ショウタさんは、いつも女の人に優しいんですか？」 《ええ（笑）女の人限定で？優しないで、したいことしてるだけやし》 「でも、知らない女の人をわざわざ自分ちに入れてあげるなんて…」#エイトで妄想

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10 《キョウコちゃんやから…て言うたらどうする？》 「えっ？」 じっと見つめられる。 どうしよう…本気なのかな にこーっと笑って 《じょーだん、とちゃうよ♡》 「えっ…えぇ？」 《んーまあおれのタイプなんやろな？ せやからウチ連れてきてんけど。》 #エイトで妄想

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11 展開についていけない私。 《まぁ困ってんの助けたかったんはほんまやけどな？ キョウコちゃんさぁ… 簡単に男の部屋入ったらあかんよ？》 私が座るソファの横に、ショウタさんも座る。 《でもおれな、人が自分のこと好いてくれてるかどうかは分かるやねん》 #エイトで妄想

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12 カップを持つ私の手に重ねられて。 《キョウコちゃんが、おれのこと嫌やないってのは分かんねん》 私も不思議とショウタさんのことは嫌じゃない。 もちろんきみくんとのケンカもあるけど、普通ならこんな部屋までついてこない… 《間違ってる…？》 「…あって、ます」 #エイトで妄想

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13 《ふっ♡思ったとおりや…》 耳の後ろに手を入れられたと思ったら、唇を塞がれていた。 「んんっ…ふ、ぁ」 《キスだけでそんなトロンとした目ぇして、わーるい子やなぁ》 トン。。 急に視界がかわった。 ソファに押し倒され、ショウタさんが上に乗っかる形に。 #エイトで妄想

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14 《おれの好きにして、ええ…？》 有無を言わさない、強い目の表情。 こんな知り合ったばかりの人に、危ないってわかってるんだけど…なせがショウタさんにはどこか通じるものがあるように思っちゃう。 ちゅ… 耳、首筋、鎖骨、と順番にキスを落とされる 「ぁ、んっ！」 #エイトで妄想

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15 《かわええ鳴き声♡》 胸の飾りの近くへ、舌での愛撫。 《もっと、聞かせて…》 「はぁッ…んぁ、やっ」 口の中に含まれて、舌で転がされる。 片方は指で弾かれたり、つままれたり。 「ん…んっ、ひゃ…あっ」 《ん♡こっちもびちょびちょに濡れてる…》 #エイトで妄想

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16 下着の上から尖っているそこに触れられる。 自分でも分かる、ぐっしょり濡れていること… 「ショウタ、さんっ…もぉ、それ…やだぁ…」 《気持ちええやろ？やだって何でぇ？》 「ぅ…ぁあ、んッ、直接さわって…」 ショウタさんの指を自分で下着の中に呼び入れる。 #エイトで妄想

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17 《キョウコちゃんて、思ってたよりやらしい… 誰に躾けられたん？なんか、悔しいわ…》 下着を脱がされる、その時。 〜♪♪〜♪〜♪♪ 「っあ、わたし…の」 携帯が鳴った。 《ええとこやのに、な？ ん、出た方がええんちゃう》 カバンごと渡してくれる。 #エイトで妄想

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18 ディスプレイ表示には 'きみたか' … もうとっくに寝てると思ったのに。 しばらく出ないでいると、途切れて、すぐにまたかかってくる。 《…おうちのひと？出てええよ？》 「ごめんなさぃ…ちょっとだけ」 服を戻して、電話に出る。 「…あ、もしもし？」 #エイトで妄想

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19 『、もしもしちゃうわアホ！ こんな時間まで…どこで何やっとんねん！』 「出てけって…言うから。出ただけ」 『…お前…なぁっ とりあえず帰ってこい。』 「……」 『怒ってんの？』 「…わかんない」 『はー…わかった、話きくから。 な？もう夜中やで』 #エイトで妄想

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20 「わかった、帰る。とりあえず」 『ん、ほんで今どこ？迎えに行くわ』 「えっと…よくわかんないから、タクシーで帰ります…」 『は？どっか店ん中やろ？』 「うん…説明難しい、から」 後ろから手が伸びてきてたと思えば プツン…ツー 通話を切られた。 #エイトで妄想

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21 《あっごめんな？また勝手に…困ってそうに見えたから》 相手が彼氏だって、わかっててやったのかな… 《おうちのひと、やろ？お父さんとかに怒られた？ 家まで送るわ。電話は充電切れたことにしときぃ》 「はい、家はさっきのお店の方なので、そこまで戻れば…」 #エイトで妄想

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22 《酒飲んでもーたからな、タクシーでいこか》 「え？1人で大丈夫です」 《んーとな、おれがもうちょっとおりたいねん。あかん？》 そう言われて、タクシーに乗せられ、きみくんのマンション付近まで2人で来てしまった。 「あの、ここで。ありがとうございました」 #エイトで妄想

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23 《このへん住んでんやー。友達のマンションの近くやわ！ これな、連絡先渡しとくから…またいつでも電話して？》 「ご迷惑おかけしてすみませんでした…」 《気にせんでええよ、また連絡くれたらええから♡おやすみー》 ばいばーい、とタクシーで戻っていった。 #エイトで妄想

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24 合鍵できみくんの部屋に入ると、ソファに眼鏡姿の彼。 『なに電源きっとんねん』 「充電が…ごめんね」 『どこ、いっとったん？』 「友達の家…」 『煙草の好きな友達？』 「え？」 『お前、煙草の臭いすんもん』 「あ…その子の彼氏が吸うからかな…」 #エイトで妄想

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25 自分だって昔から吸ってたのに。 今は煙草の臭いが嫌いなんだよね… 「えっなに、」 突然立ち上がって、抱き上げられたと思ったらお風呂場へ。 服のまま座らされ、シャワーを浴びせられる。 「ひゃっ？！ちょっと、服…」 『友達の彼氏でもなんでも、気に食わん』 #エイトで妄想