《原発事故「避難」の定義を決めない理由は、復興庁がサボったから?》

自己ツイートをまとめました。 確かに、不満を聞いたり、調整したりするのは、楽しいことではないでしょう。 が、避難者・被災者は「楽しくない」程度では済まない状況にあるのを忘れてはいないでしょうか?
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

ようやく入手した、日野記者の『原発棄民』を読んでいます。 pic.twitter.com/w323qBH2gO

2016-02-29 22:41:29
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

『原発棄民』のP54~P55に、非常に重要なことが書かれている。 「日本政府は、なぜ『避難』の定義をしないのか」に関する、元復興庁幹部の言葉だ。「避難の基礎データをなぜ調査しないのか」という著者の質問に答えての言葉だ。

2016-02-29 22:44:55
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

復興庁元幹部:(避難の基礎データは)「それは必要な情報だろう。しかし調査をかけるとなると、今度は調査の範囲が問われる。福島県内なのか、線量で区切るのか。外れた自治体からは『切り捨てだ』と不満も出る。結局のところ自主避難の定義は難しい」 @karitoshi2011

2016-02-29 22:48:18
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「難しい」と言っても、技術がないからできない、という意味ではない。 「調整が面倒だ」とか「どう決めても不満を言われるのがつらい」とか、そういう「難しい」だ。 こういう理由で必要なことをしないのを、通常、日本語では「サボる」とか「怠ける」とか表現する @karitoshi2011

2016-02-29 22:51:19
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

すると、論理的に考えると、こうなる。 「復興庁幹部は、『調整が面倒だ』とか『不満を言われたくない』とかいう理由で、原発事故被災者にとって必要な基礎的データの収集をサボっている。 そして、安倍政権はその怠業を、閣議決定で公認している。 加害者は、国だ @karitoshi2011

2016-02-29 22:53:53