うさぎ小説第二弾(ココリゼ)

ココリゼの官能小説
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天々座理世は、平凡な世界を生きていた。仲間と笑いあって。時に羽目を外して。それなのに楽しくて、卒業して、いつか大人になって。変わらぬ日常が続いていく。そう、思い込んでいた。 熱い熱いアツイ気味が悪い何かが身体に巻き付く自分が犯されていくのがわかる入るやめてやめてやめてやめてやめ

2016-01-04 22:34:48
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「…うわあああっ!…」自分の悲鳴でリゼは目が覚めた。全身から嫌な汗が噴き出し、心臓は飛び出んばかりに胸の内を叩いている。「ここは…」辺りは薄暗かった。どうやら広い部屋の一室のようだが、住み慣れた空気を感じとったリゼにはわかる。ここは自宅の射撃場だ。リゼは立とうとしたが、足がきつく

2016-01-05 20:48:22
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縛られていた。「あっ、よかった!目が覚めたんだね、リゼちゃん!」リゼの後ろから聞き慣れた、元気な声がリゼを安心させる。「ココアか…」「死んじゃったかと思って心配したんだよ?」「ココア、この縄を解いてくれ。敵襲かもしれない…」ココアは首を傾げた。「なに言ってるの。それ、私がしたんだ

2016-01-06 23:17:41
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よ?」「え?」唖然とするリゼにココアは笑顔を見せる。しかしそれはいつも通りの笑顔ではないことが、直感でわかった。友情と呼ぶにはあまりに汚れていて。恋と呼ぶにはあまりに歪んでいて。愛と呼ぶにはあまりに倒錯的で。この笑顔は、狂気を孕んでいた。「上手くリゼちゃんを眠らせられてよかったよ

2016-01-09 23:46:31
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。結構強い薬使ったから、苦労したんだよ?」「一体…どうしたんだ…」ココアが動けないリゼに歩み寄る。「どうしたも何もないよ。私はリゼちゃんと楽しいこと、いっぱいしたいだけだからね?」「ココア、いったいなにをんっ…」リゼが言葉を言い切る前にココアは唇を重ねた。そのままリゼの頭を掴み

2016-01-10 13:39:34
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、舌で乱暴に口内を犯す。これでもかとばかりに粘膜どうしを擦り付け、くちゅくちゅという音を響かせた。「…っはっ……!」口付けを終えても、透明な唾液が二人を未だに繋いでいた。「やめろ…やめてくれ、ココア…」「大丈夫だって。おねえちゃんに、任せなさい」ココアはリゼの服に手をかけると、で

2016-01-10 21:38:40
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きる限りの範囲で脱がせていった。半脱ぎではあるが、健康的で肉付きの良いリゼの身体を露にしていく。「すごい、リゼちゃん…とってもきれい。触るよ…」もはやどれだけ許しを乞うても彼女は止まらないだろう。それを悟り、力の抜けたリゼはただぼんやりと、床を見つめていた。ココアの指がリゼの身体

2016-01-11 10:17:28
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をなぞり、滑らかに滑っていく。口とは裏腹にココアの愛撫は不器用で、いつもの彼女を連想させるが、リゼはそれが逆に怖かった。 崩れていく。 元気なココア。ドジなココア。みんなを振り回すココア。みんなを楽しませるココア。ちょっと尊敬していたココア。笑顔のココア。みんな、崩れていく。「

2016-01-11 11:26:38
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どう?くすぐったい?気持ちいい?リゼちゃん?」崩れ落ちた安寧の廃墟から現れるのはリゼの知らないココア。狂った、ココア。今やリゼの頭の中はぐちゃぐちゃだった。リゼの日常というものは、ここまで脆いのか。色々な人が、物が、絡み合ってできていた安寧は、たった一人の手によってこうも簡単に滅

2016-01-11 13:14:11
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んでしまうのか。「…んあっ!?」上の空だったリゼの意識を引き戻したのはココアの指だった。「あっ、リゼちゃんここが気持ちいいの?もっとしてあげるね!」秘所に触れる指がリゼの記憶を呼び覚ます。以前このように愛された時、モカが家に泊まった時。リゼはモカにこう言った。「こんなことするの、

2016-01-11 23:40:28
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モカさんだけとにするって約束するから」しかし今、リゼを愛しているのは。「……めろ」「え?」「やめろ…ココア…」リゼの必死の懇願も、ココアを止めるには至らない。「約束…したんだ…やめろ…やめてくれ…」「約束?誰と?…もしかして…」リゼは一か八か、本当の事を打ち明ける決意を決めた。「

2016-01-14 00:14:35
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モカさんと…なんだ。だから…お願いだから、もう放してくれ…」息も絶え絶えに訴えるリゼ。「…そっか」ココアはこの上ない笑顔だった。「だったら私が、忘れさせてあげる。お姉ちゃんに、リゼちゃんは渡さない。絶対」ああ、ダメだ、とリゼは心の中で呟いた。ココアはリゼを地面に押し倒し、馬乗りに

2016-01-15 16:10:52
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なった。「リゼちゃん、恥ずかしいの?私も脱いであげる」ココアがシャツを脱ぎ捨てる。リゼより小ぶりながら張りの良い胸が露になった。「いっぱい、声きかせてね。お姉ちゃんより気持ちよくしてあげる」確かにここは射撃場であり、防音壁が使われている以上外に声が漏れることはない。しかしそれは同

2016-01-15 20:48:27
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時に助けを呼ぶことができないことも意味していた。「いくよ、リゼちゃん」ココアの指が、うなじから首、首から鎖骨、そして胸へと滑っていく。「…っ」モカとの約束に背くまい、ココアから快楽を感じまいとしていたリゼであったが、胸を触られた時僅かに声が漏れてしまった。敏感なそこは、軽く触れら

2016-01-18 08:49:27
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れただけでリゼの神経を刺激する。ココアの手が汗ばんだ胸を撫でていき、指が胸の先を摘まんだ。「ぅあっ……」電流が流れたような、びりびりとした感覚がリゼの体を駆け巡る。「ここだね。もっと、してあげるね」リゼは自らに与えられる快楽を否定できなくなってきた。指先でころころと転がされるたび

2016-01-19 12:44:21
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頭の中の獣の部分が悦び、体の雌の部分が疼く。縛られたまま、懸命に身体をよじってココアの責めに耐える。心を開こうとしないリゼに、ココアは次第に焦れてきたようだった。「…まだお姉ちゃんのほうがいい?」「約束…なんだ……」以外にもココアが次に見せたのは笑顔だった。「そっか」ココアはリゼ

2016-01-19 23:58:40
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の股へと手を伸ばす。「ひっ…」腑抜けたような悲鳴。さっきまで疼いていたそこは、いとも簡単に異物を受け入れてしまう。「だったらもう、手加減しないからね」ココアはもう片方の手でリゼの頭を持ち上げると、激しくキスをした。そのまま舌を絡めて、唾液を混ぜ合わせる。もう片方の手も動かし、体内

2016-01-20 20:25:48
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を撫でるように擦りあげた。「んっ、むぅ…」リゼは縛られたまま、身体をねじりココアから逃れようとするが、快楽に押し潰され次第に力が抜けていく。くちゅくちゅという濡れた音がリゼの上と下から漏れ、部屋に溶ける。ココアの唇に塞がれ、満足に声も出せないままリゼは絶頂を迎えようとしていた。「

2016-01-21 19:43:20
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んん~っ…!うん~……!」視界が白く染まる。モカとの約束がある以上、この交わりは不実であるのもわかっていたが、それでもリゼはココアに抱かれながら、雲を歩くような感覚を味わう。「気持ちよかった?」「気持ち…よくなんか…」「…はぁ」ココアは溜め息をついた。「どうしてそんなに強情なの?

2016-01-23 00:17:13
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お姉ちゃんにばれるわけないのに。今頃パンの配達でもしてるよ」ココアにとってはあくまで気を許さないリゼに対する何気ない一言だったかもしれない。しかし崩れる日常の幻を見たリゼにとっては光が射したかのように思えた。何も、日常は壊れていないのだ。全てはリゼの虚像なのだ。ココアとリゼがこう

2016-01-23 00:21:45
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している間も、モカは配達をしているだろうし、チノは勉強をしているだろう。シャロはバイトに精を出しているはず。千夜は甘兎庵で何か作業をしているに違いない。マヤもメグも、それぞれの家で過ごしていることだろう。彼女達が送っているのはいつも通りの日常そのものではないか。この事がばれていな

2016-01-25 15:58:40
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い以上、リゼもその中に戻ることができるに違いない。「ココア…ほどいてくれないか」リゼはもう、不実だという考えを抱かなくなっていた。ばれなければよいのだ。代わりに目の前の友人を抱きたいと強く願った。リゼの従順になった態度からそれを汲み取ってか、ココアは無言でリゼの縄を解いた。「リゼ

2016-01-26 20:53:25
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ちゃん」「ココア」今一度、互いの名前を呼ぶ。目から耳から、そこにココアが、リゼがいるのがわかる。身体に残っていた衣服を全て脱ぎ去り、リゼはその実った胸を、ココアは湿り気を帯びてきた股を暗がりの中で露にする。二人はゆっくりと背中に手を回して抱き合い、唇を嘗めあった。柔らかな感触、ほ

2016-01-26 21:03:39
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んのり香る甘さ。胸を通して鼓動が伝わる。さらにきつく抱きしめ、全身で互いを感じる。絡み合ったまま、二人は床に倒れた。「あ…」声を上げたのはリゼだ。ココアが上になるように重なっているため、主導権は彼女にあることに気づいたのであった。「はぁ…はぁ…」既にココアの息は荒い。そのままリゼ

2016-01-27 00:08:48
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の下腹部を愛おしそうに撫でる。「あうっ…」すべすべした腹の肉を撫でられるたび、リゼは普段の様子からは考えられない、子犬のような声をあげる。「リゼちゃん…かわいい…」ココアは腹を撫でながら、リゼの首の汗を嘗めとる。「ああっ、やめろ、ココアっ」リゼの身体がびくびくと、ココアの腕の中で

2016-01-27 00:16:25