日本の報道／言論の自由の後退について【2016年2月】　《山崎雅弘》

山崎 雅弘 @mas__yamazaki

「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」（公式）bit.ly/1oBVtopとは、民主党政権時代の2012年9月に設立された、安倍首相の再登板を求める政治運動団体で、前記四氏以外に大原康男、中西輝政、岡崎久彦、長谷川三千子、金美齢、百田尚樹、百地章、渡部昇一、

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（続き）竹本忠雄などの日本会議系各氏が発起人一覧に名を連ねている。同会には、勝間和代氏と潮匡人氏、執拗なSEALDs攻撃を繰り返す上念司氏、過去の負の歴史について「疑わしきは自国に有利に」「本当に悪いことをしたなら自己正当化せよ」と書く倉山満氏などもいて、なるほど、と思わされる。

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英大手紙「ガーディアン」「エコノミスト」が“安倍の圧力でTV司会者降板”と報道！「日本の国際的評価を打ち砕いた」 ift.tt/1QwRbEO

田崎 基（神奈川新聞 報道部） @tasaki_kanagawa

政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、電波停止の可能性を否定しなかった高市総務相。ジャーナリストの綿井健陽さんにお聞きしました。 【神奈川新聞】時代の正体「放送人の意義見つめ直せ」 kanaloco.jp/article/154646… pic.twitter.com/vyNeCuVmFH

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1937年7月11日の夜、盧溝橋事件から日中戦争へ移行する重要なタイミングで、新聞と通信社のトップら40人が近衛首相に首相官邸へ呼ばれ、一丸となって政府方針に協力するよう要請された。これを受けて、新聞各紙は翌日から「近衛首相の重大決意」と「北支への三個師団派兵」を大々的に報じた。

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現地では同じ7月11日に停戦協定が成立し、事態はいったん鎮静化していたが、新聞各紙は停戦協定の記事を小さく片隅に載せるか、一切載せずに無視した。表向きは「不拡大方針」とされたが、国内では「暴戻支那を膺懲せよ」との新聞の論調に煽られ、対中全面戦争を支持肯定する空気が支配的になった。

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安倍政権と大手メディアの関係は、その頃とかなり似ている。これは安倍首相だけでなく、過去の歴史を知らずに首相と会食を繰り返す大手メディアの幹部にも大きな責任があるように思える。今、偶発事件が起きて首相官邸で「一丸となって政府方針に協力を」と求められたら、大手報道各社はまた従うのか。

山崎 雅弘 @mas__yamazaki

セックス、賄賂、人種差別、放射能：ニッポンの政治的スキャンダルの年（ブルームバーグ）bloom.bg/1LGVb4k「立法者（国会議員）がオバマを奴隷呼ばわり」「父親の育児休暇を主張する国会議員が浮気で辞任」「経済大臣 pic.twitter.com/8AoQ1TGkdU

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（続き）大臣が賄賂で辞職」「環境大臣が放射能に関する発言を撤回」「『偏った』放送局は放送停止にできると大臣が発言」国内では側近や大手メディアが「取り繕い」に奔走しているが、外から見ればいかに今の日本の政治が異常な状態なのかが一目瞭然になっている。慣れると異常を異常と思わなくなる。

山崎 雅弘 @mas__yamazaki

ニューヨークタイムズ前支局長が安倍政権の海外メディア圧殺の手口を暴露！ 「日本の報道は安倍に分断されている」と警告も（リテラ）bit.ly/1S4KnUi「FCCJ（日本外国特派員協会）では海外の記者会見のスタイルを踏襲し、記者からタフな質問が次々と飛んでくる。

山崎 雅弘 @mas__yamazaki

（続き）どんな質問が出るのか、事前に把握することは難しい（本来、当たり前のことなのだが）。自民党の議員たちはその論戦に耐えられないと考えているのだろう。自分たちがコントロールできない場所は、戦う前に避けている」「一国のリーダーが想定問答のような記者会見を開くなど、民主主義国家では

山崎 雅弘 @mas__yamazaki

（続き）考えられない。アメリカの大統領が記者会見を開くときには、質問項目など誰も事前には提出しない。政権に批判的な質問もあるのは当然だ」「会社という縦割りの縄張り意識を捨てて、『ジャーナリズム』という一点で日本のジャーナリストは団結しなければ、権力者の思うつぼだ」当たり前の指摘。

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吉永小百合さんも巻き込まれた？　高市「電波停止」発言と忖度するテレビ局（週刊朝日）bit.ly/21vs5xU「テレビ局幹部『日本は今や世界の笑い者ですよ。表向きは番組改編期での交代や自主的な降板になっていますが、実態は違う。官邸の意向を忖度した上層部が、政権批

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（続き）判をいとわないキャスターの首を差し出した』」「TBS関係者が岸井氏の降板の内幕をこう話す。『安保法制で岸井さんの政権批判のボルテージが上がった昨夏ごろから、上層部は本人に何も相談せず、後任のキャスター選びを水面下で進めていました。それが秋ごろ、岸井さんの耳にも入り、本人は

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（続き）とてもショックを受けていた』」「『放送法遵守を求める視聴者の会』事務局長の小川榮太郎氏が雑誌『正論』3月号に寄稿した『吉永小百合さんへの手紙』も話題だ」「安保法制に反対した吉永さんが「しんぶん赤旗」に繰り返し登場していることから、『日本共産党の広告塔』だと指摘」

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小川榮太郎氏は日本会議の論客の一人で、機関誌『日本の息吹』にもよく登場する。同誌平成26年（2014年）6月号には「安倍政権と憲法改正」と題された記事で、日本会議平成26年度総会での発言内容が紹介されている。彼らの思考がよくわかる。 pic.twitter.com/na6ymozF82

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「今、国防や外交戦略、憲法について、憲法９条を守れ、安倍は軍国主義者だと思っている人には三種類しかいない。何も考えていない人か九条信者かスパイです」この小川榮太郎氏の言葉は、首相周辺や日本会議系人士に共通する思考形態を表しているが、要するに「敵か味方か」でしか人間を認識できない。

Tad @TadTwi2011

NHK日曜討論。「アメリカでいま何が」。 誰だよ、ケント・ギルバートなんか呼んだのは。これじゃ「NHKでいま何が」じゃないか。 pic.twitter.com/dbD5YrpErd

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高市早苗の“電波停止”発言に池上彰が「欧米なら政権がひっくり返る」と批判！ 田原総一朗、岸井成格らも抗議声明 ift.tt/1LOHOyW

山崎 雅弘 @mas__yamazaki

日本はアジアの新たな独裁制なのか？（ブルームバーグ）bv.ms/21uqBY8「今年初め、私は世界の多くの国で見られる困った傾向、例えば政府の反自由主義的な変化、人権の軽視などを指摘した。残念ながら、日本もその病気に罹っている」「日本の自由民主党（リベラル・デ

山崎 雅弘 @mas__yamazaki

（続き）モクラティック・パーティー）は、名前と実体がかけ離れた政党の一つ」「自民党の憲法改正草案は、公共的利益の名の下に自由を制限し、政教分離を廃止した上、国民が従う『義務』の条項を大幅に増やしている」「これらは中国やロシアなら違和感がない。また『緊急事態条項』のような内容は、

山崎 雅弘 @mas__yamazaki

（続き）中東の多くの独裁者によって都合良く利用されてきた」「危険なのは、日本の人々がトリック（ごまかし、詭弁）に引っかかって、自分が持つ自由を手放す書類にサイン（署名）することだ」「日本は今、きわめて重要な歴史的転機に立っている。今より自由な国にも、さらに不自由な国にもなりうる」