DP(討論型世論調査)が開く新しい住民参加 ~藤沢市総合計画の事例に学ぶ~

松下政経塾自治体経営改革プロジェクト DP(討論型世論調査)研究フォーラム                
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堀尾 大悟 @daigohorio

休憩を挟んで模擬DPの実践。ファシリテーターと無作為抽出された8名の市民。性別・年齢・地区など参加者の属性は意図的にランダムに設定しているようです。

2011-01-29 15:12:49
岩田崇 @iwatatakashi

8名の自己紹介終了。3つのルーツ紹介 1:結論は出さない、2:全員の意見を尊重する(相手を否定しない) 3:ファシリテーターは中立なので、質問しないでね。

2011-01-29 15:13:25
岩田崇 @iwatatakashi

沈黙の時間もあって然るべきなので、気まずいと思わないでね。

2011-01-29 15:14:26
岩田崇 @iwatatakashi

ひとり暮らしの高齢者ご婦人。年寄りはこき使った方が良いと発言。

2011-01-29 15:15:17
kurata @k2kurata

藤沢市でのDP研究シンポジウム。模擬DPスタート。

2011-01-29 15:16:03
岩田崇 @iwatatakashi

ひとり暮らし=良くないという 先入観もあるものなぁ。

2011-01-29 15:16:28
岩田崇 @iwatatakashi

確かに。 よく資料にある"藤沢市民の高齢者が5人に1人"という言い方が変じゃないかという問題提起。

2011-01-29 15:19:48
堀尾 大悟 @daigohorio

模擬DPのテーマは「高齢者の独り暮らし」。参加する市民の中には当事者もいれば、20代・30代の関心のない人も。参加者の多様性を確保するのがポイントのひとつのようです。

2011-01-29 15:20:53
岩田崇 @iwatatakashi

選択肢の不備も指摘される。こういうのは行政側にとって政策を考えるバックグランドを先入観で捉えないための貴重な情報になる。

2011-01-29 15:22:36
堀尾 大悟 @daigohorio

関心の度合いによって発言量に差が出始めています。(そういう設定だと思うけど)30代独身男性の人はつまらなそう。ファシリテーターは今のところ介入せず話を聴くのみ。

2011-01-29 15:29:46
堀尾 大悟 @daigohorio

30代独身男性が少し場の空気を凍らす発言をする。こういう場面も実際にあるということなのだろう。ファシリテーターはここでも介入せず。

2011-01-29 15:35:49
堀尾 大悟 @daigohorio

最初は自分の体験談などフリートークの様相だったが、徐々にテーマに沿った討論に近づいている印象。また、途中沈黙する時間があったが、ファシリテーターはじっと参加者の発言を待っていた。

2011-01-29 15:42:38
堀尾 大悟 @daigohorio

ここでファシリテーターがマイクを取る。発言量が少なく否定的態度をとっている30代独身男性に水を向ける。

2011-01-29 15:44:38
堀尾 大悟 @daigohorio

ちなみに藤沢市の事例では、DP参加者に5000円を支給している。これは「国際標準」とのこと。

2011-01-29 15:54:50
堀尾 大悟 @daigohorio

「多数決で結論を出さないか」と参加者の一人から提案されたが、ファシリテーターから「結論を出さないのがルールなので」と制止される。

2011-01-29 16:02:17
堀尾 大悟 @daigohorio

従来の世論調査がその時点での態度や選好をスナップショット的に把握するのみであるのに対し、DPはその態度・選好の変容がダイナミックに把握できる点が大きな特徴。慶大・曽根教授の話。

2011-01-29 16:11:35
岩田崇 @iwatatakashi

スナップショット的な世論調査

2011-01-29 16:14:26
岩田崇 @iwatatakashi

変化を見る討議型世論調査

2011-01-29 16:15:19
岩田崇 @iwatatakashi

両方とも飽くまで調査であるので、今後は政策形成過程と形成後のPDCAにどのように組み込むかが課題、これは行政にとっても、議会にとっても、僕のような人間にとっても課題。

2011-01-29 16:17:19
堀尾 大悟 @daigohorio

参加者から「ファシリテーターが意見を集約しようと努めるべきだったのでは」との質問。「討議を通じて参加者が様々な意見や考えを聴くことが重要で、ファシリテーターが議論を誘導すべきでない」との回答。「自己抑制に徹し参加者が話しやすい場作りに努めるのがファシリテーターの役割」と曽根教授。

2011-01-29 16:28:40
岩田崇 @iwatatakashi

松沢知事は、市の取り組みが市民に伝わっていなかったことを、討議型世論調査の取り組みを通じて、実感したのとのこと。

2011-01-29 16:32:50
堀尾 大悟 @daigohorio

曽根教授による総括。DPの中で最も重要なプロセスである小集団討論においては、ファシリテーターに自己抑制を求める。主題と違う方向に話が流れても止めない。沈黙を怖れない。時間だけ管理する。

2011-01-29 16:49:28
Kenichi Tamura @tamuken76

今日松下政経塾のDPフォーラムに行ってきた。DPが公募会議と違うところは、意見を持つ人を母集団にするのではなく、標準的全市民を母集団にするところにある。統計でいう標本調査かな。

2011-01-29 17:51:18
堀尾 大悟 @daigohorio

DPはターゲットを特定せず、むしろ無作為抽出によって多様性を持たせることで、参加する市民の側にも新たな視点や気づきをもたらす点が、手法としてとてもオモシロいと感じました。単なるニーズの把握でなく、参加者が成長できるのです。

2011-01-29 18:34:58