- koyasan1018
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休憩を挟んで模擬DPの実践。ファシリテーターと無作為抽出された8名の市民。性別・年齢・地区など参加者の属性は意図的にランダムに設定しているようです。
2011-01-29 15:12:498名の自己紹介終了。3つのルーツ紹介 1:結論は出さない、2:全員の意見を尊重する(相手を否定しない) 3:ファシリテーターは中立なので、質問しないでね。
2011-01-29 15:13:25模擬DPのテーマは「高齢者の独り暮らし」。参加する市民の中には当事者もいれば、20代・30代の関心のない人も。参加者の多様性を確保するのがポイントのひとつのようです。
2011-01-29 15:20:53関心の度合いによって発言量に差が出始めています。(そういう設定だと思うけど)30代独身男性の人はつまらなそう。ファシリテーターは今のところ介入せず話を聴くのみ。
2011-01-29 15:29:4630代独身男性が少し場の空気を凍らす発言をする。こういう場面も実際にあるということなのだろう。ファシリテーターはここでも介入せず。
2011-01-29 15:35:49最初は自分の体験談などフリートークの様相だったが、徐々にテーマに沿った討論に近づいている印象。また、途中沈黙する時間があったが、ファシリテーターはじっと参加者の発言を待っていた。
2011-01-29 15:42:38「多数決で結論を出さないか」と参加者の一人から提案されたが、ファシリテーターから「結論を出さないのがルールなので」と制止される。
2011-01-29 16:02:17従来の世論調査がその時点での態度や選好をスナップショット的に把握するのみであるのに対し、DPはその態度・選好の変容がダイナミックに把握できる点が大きな特徴。慶大・曽根教授の話。
2011-01-29 16:11:35両方とも飽くまで調査であるので、今後は政策形成過程と形成後のPDCAにどのように組み込むかが課題、これは行政にとっても、議会にとっても、僕のような人間にとっても課題。
2011-01-29 16:17:19参加者から「ファシリテーターが意見を集約しようと努めるべきだったのでは」との質問。「討議を通じて参加者が様々な意見や考えを聴くことが重要で、ファシリテーターが議論を誘導すべきでない」との回答。「自己抑制に徹し参加者が話しやすい場作りに努めるのがファシリテーターの役割」と曽根教授。
2011-01-29 16:28:40曽根教授による総括。DPの中で最も重要なプロセスである小集団討論においては、ファシリテーターに自己抑制を求める。主題と違う方向に話が流れても止めない。沈黙を怖れない。時間だけ管理する。
2011-01-29 16:49:28今日松下政経塾のDPフォーラムに行ってきた。DPが公募会議と違うところは、意見を持つ人を母集団にするのではなく、標準的全市民を母集団にするところにある。統計でいう標本調査かな。
2011-01-29 17:51:18DPはターゲットを特定せず、むしろ無作為抽出によって多様性を持たせることで、参加する市民の側にも新たな視点や気づきをもたらす点が、手法としてとてもオモシロいと感じました。単なるニーズの把握でなく、参加者が成長できるのです。
2011-01-29 18:34:58