たいあっぷ

はち公。 @funkastic_8er

50 そんな俺の背中を バシッとひと叩きして ヤスが言い放つ 《お前が相手に決めたんは そーゆう奴やんか！ 好きなら腹くくれ！！》 『は、はぃぃぃ！！！』 ────せやなぁ 腹･･･括らなあかんなぁ(泣) #たいあっぷ pic.twitter.com/t45fqZlYOT

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51 2人に送り出され アパートに帰る 今日は土曜日･･･ 部活もないからのんびり ひとりぼっち(泣) 『ちぇ。昼から呑んだろ！』 って、家の前のコンビニで 買い物してたら バッて目を隠されて 「だーれだ♡」 ってその声は･･･ 『佐々木！？』 #たいあっぷ

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52 慌てて振り返ると ニコニコ笑ってる佐々木がいて 「ごめんいきなり。 後輩に聞いたら部活ないって言うし 家にいるかなーと思って！」 『バイトは？！』 「今日はおやすみ！ だから先生に会いたくて///」 ぬわぁっ/// かわいい！ 何コイツ！！ #たいあっぷ

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53 抱きしめたい衝動をぐっと堪えて 『う、ウチくる？ すぐそこやねんけど』 「うん！いくいくー！」 ってスマート(？)に彼女を誘って さりげなーく(？) 手なんか繋いじゃって コンビニ袋片手に 部屋に帰る 「ふわぁ･･･ ここが先生の部屋かぁ！」 #たいあっぷ

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54 佐々木はキョロキョロ見回して 興味津々 『そんな見んといて/// 汚いから！』 「そんなことないよー？ もっと汚いと思ってたから」 『はぁ！？』 「えへ♡なんとなくwww」 こんにゃろ･･･ 押し倒したろか！！！ なんて心で呟く #たいあっぷ

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55 その瞬間･･･ヤスの言葉が過ぎる 〈腹くくれや〉 ────う、うん。 もう、こんなにハマってんねやから プライドとか年とか 気にしてられへんな･･･ 『あのぉ･･･佐々木？』 「はい？」 『その･･･なんでバイト そんないっぱいしてんの？』 #たいあっぷ

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56 そう聞くと彼女は真っ赤になって ────うわっ！ この反応はやっぱり 大学デビューに向けた資金稼ぎ！？ デビューして！俺は！ 俺はどーなるん！？(泣) ･･･勝手に妄想して 泣きそうになる俺をよそに 「あのね･･･」 って佐々木はカバンをゴソゴソ #たいあっぷ

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57 そして 取り出したるは小さな箱 『･･･へ？』 「これ･･･先生に！」 『俺に！？』 こくこく頷く彼女を見て ドキドキしながらそれを開けると･･･ 『あ･･･腕時計？』 そこには ブランド品ではないけど けして安くもない 腕時計が入ってて･･･ #たいあっぷ

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58 照れてる佐々木と 彼女には高そうな時計と 急に始めたバイト その3つが繋がる──── 『もしかして･･･ これ買うためにバイトしてたん！？』 俺の指摘に更に紅くなる彼女の反応が 何よりの答え 『何でぇよ！？ 高かったやろ？！』 #たいあっぷ

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59 戸惑う俺に 佐々木は笑って 「だって･･･先生に何か 私があげたものつけてて欲しいなー って思って。 そしたらなかなか会えなくても 繋がってる気分かなーって･･･」 『あ･･･』 「私にはネックレスあるから･･･ 先生にも何かあげたかったの」 #たいあっぷ

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60 『それで･･･』 途端に俺の顔まで紅くなる 彼女が一生懸命バイトしたんやとか 一生懸命時計選んだんやとか そのひとつひとつの光景に 愛を感じて 『あかん･･･めっちゃ嬉しい』 思わず涙する 「ふわわ！先生！？」 慌てて佐々木が俺を抱きしめた #たいあっぷ

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61 彼女の腕の中で 『ごめんな？俺が泣いてもて しっかりせなアカンのに･･･』 思わず照れ笑い そしたら佐々木は 予想外のリアクション 「別にいいよ？ 先生はもう･･･彼氏なんでしょ？ 私の前では 先生しなくていいんだよ？」 って･･･ #たいあっぷ

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62 そしたら今度は 千夏ちゃんの声･･･ 《年下とか関係ないでしょ。》 ────ほんまやね 佐々木はもう ひとりの女性として 俺を大事にしてくれてる それなら俺も･･･ 『せやな･･･俺もお前に 素直になるな？ お前の先生･･･もうやめるわ』 #たいあっぷ

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63 その言葉に 佐々木は嬉しそうに笑って 「うん！じゃあ･･･ なんか甘えていいよ！ ほら！なんかなーい？」 って なら･･･お言葉に甘えて 『めっちゃ甘えるよ？』 「うん！どんと来い！」 張り切る彼女を 抱きしめ返す──── #たいあっぷ

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64 『なぁ。先生って呼ぶん嫌や。 隆平って呼んで？』 「う、うん/// じゃあ、りゅ隆平も･･･ 下の名前で･･･綾って呼んで？」 『うん！綾･･･あーや♡』 「りゅ、隆平///」 言いながら照れてる ────でももっと 我慢してたの溢れそう #たいあっぷ

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65 『キス･･･してもええ？』 「ふぇ！？ふぁ･･･ は、はい･･･」 真っ赤になった頬に手を当てれば ビクってなる彼女 『怖い？なら我慢する』 「やだ！我慢やだ！！ 先生と私の間で･･･我慢やだ！！」 あ。先生って言うた。 でも･･･まあええか #たいあっぷ

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66 『じゃあ･･･』 って 和んでる間に チュッて。 「ふぁぁぁ///」 『ぶっ･･･何それwww』 「ちゅ、ちゅうしちゃった///」 『しちゃった･･･やなくて これからもいっぱい･･･するの』 って 今度はじっくりと 唇を重ねる #たいあっぷ

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67 「ふ･･･」 なんとか応えようとする彼女 だけど 舌先が触れた途端 「うわぁ///」 って逃げようとするから 『あきまへん。逃がさへんよ？』 と抱きしめ直す 「先生･･･やらしくなった///」 ぶぅっと膨れてそう言うから ふって笑って答える #たいあっぷ

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68 『当たり前やん？ 丸ちゃん先生は優しいけど･･･ 彼氏の隆平は ただただ綾を好きな ひとりの男やで？』 そしたら･･･ 綾はかんねんして 俺の唇も舌も 受け入れてくれた──── #たいあっぷ pic.twitter.com/CbluiJcrRE

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69 舌を注げば おずおずと舌を差し出す 絡めれば なんとか返そうとする ────ほんま愛おしい でもここまで･･･かな？ 『ん･･･ありがと♡ これで満たされた♡』 腕の力を緩めてあげれば 彼女はほっとしたみたいで 「よかったぁ///」 って #たいあっぷ

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70 や、そりゃね？ 満たされてませんよ？ もっとしたいですよ？ でもまぁ･･･さすがに 元先生としては 刺激しすぎちゃねwww 『よっしゃ、せっかくやから 外にデート行こか？ この時計にあのネックレスは なんか足らんから ･･･入学祝でもしたるで？』 #たいあっぷ

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71 「わーい！」 綾はいつもの無邪気な綾に。 うん これでいい。 焦って 怖い思いさせるのも嫌やん？ せっかくなら･･･ 俺との時間は 幸せな時間にしてあげたいから ────なんて思いつつ 用意をして部屋を出ようとしたら ちょんちょんと服を摘む綾。 #たいあっぷ

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72 「先生･･･じゃなくて隆平？」 『ん？なーに？』 「･･･あれでいいの？」 『へ？』 「その･･･キスで満たされたの？」 『･･･はい？』 「や、その･･･ もっとしたい事･･･ないの？」 ────はいーーーー！？ こいつ･･･挑発か/// #たいあっぷ

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73 だから俺は真っ赤になりながら 耳打ちして 『･･･あんまり挑発すな！ そんなん言われたら 今すぐ押し倒したくなる///』 ────あ。本音出てもた。 でもこれは･･･ きっといい進展 ふたりがずっと続く為の 大事なルール その証拠にほら･･･ #たいあっぷ

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74 「いいよ？でも、また今度ね？ 今日はもう･･･ 心臓耐えられないから///」 綾も嬉しそうに笑ってるから この調子で 少しずつ もっと幸せな2人になろう♡ 【NEXT tie-up→？？？】 #たいあっぷ pic.twitter.com/QUEhtK9ajB

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