「スレンダー角っ娘はデカ尻ドスケベ雌山羊」のレビューまとめ

自分用
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Ministery @Ministery

そういえば灰鉄蝸さんにおすすめされた『スレンダー角っ娘はデカ尻ドスケベ雌山羊』がどツボにはまったので感想を垂れ流すよ。

2016-03-13 16:23:48
Ministery @Ministery

『スレンダー角っ娘はデカ尻ドスケベ雌山羊』鉄錆虫氏 君はSFが魅せる究極のエロスとは何か考えたことはあるか? 私はある。あるが、それがあまりに浅慮であったことを痛感した。しかし恐れるなかれ、この作品を読めばいい。というか読め。これは究極のエロスを追求したガチSFだ。(迫真

2016-03-13 16:27:17
Ministery @Ministery

知性がハードウェアから独立したソフトウェアならエロスはミドルウェアである。それはハードウェアと分かちがたく結びついている。そしてこの表現をさらに正確に記せば、ハードウェアの規格と分かちがたく結びついている、だ。

2016-03-13 16:29:43
Ministery @Ministery

楽園追放を見ただろうか。あれも面白いぞ。アンジェラたんぺろぺろ。まあそれはいい。ここで言いたいことは、単純に考えれば精神は肉体を仮想化する方向へ発展進化するということだ。なんでかって、知性とつながっているのはハードウェアの規格であってハードウェア自身ではないから。

2016-03-13 16:32:22
Ministery @Ministery

よくある水槽の中の脳みその話だ。適切な電気信号さえ与えられるのなら脳はそれを現実としか認識するしかない。そして単純に考えて、肉体をソフトウェアごとに走らせるのはどう考えても無駄だ。知性の本質は肉体にない。肉体の要求がいつでも知性を束縛してきた。

2016-03-13 16:34:42
Ministery @Ministery

繰り返すが、知性の本質は肉体にない。知性を頼りに文明を先鋭化してきた人間はおおよそ肉体を仮想化する。ではその方向性において、なお肉体に固執することは何を意味するのか? この答えがこの作品の最高の持ち味だとわたしは思う。

2016-03-13 16:41:35
Ministery @Ministery

つまり作中の角人がその答えだ。肉体改造の行き着く先。それは精神を肉体でがんじがらめに縛ることだった。エロスという肉体の規格にのっとり、性機能を極限まで研ぎ澄まし、深く精神に張り巡らせること。それは精神を肉体に隷従させることに等しい。

2016-03-13 16:45:08
Ministery @Ministery

技術が生きるに足らぬ問題をすべて解決してしまったから。結局同じなのだ。角人もまた、肉体を、というよりは生を仮想化している。どうすれば生きられるかなどもはや考えていない。生きていることが前提なのだ。

2016-03-13 16:51:34
Ministery @Ministery

そのとき文明は、ミドルウェアから端を発した方向性は目的を見失う。肉体の安全保障は済んでしまった。ではソフトウェアは、ミドルウェアは何処へ向かう? もちろんそれは哲学の領域だが、あえて俗な言い方もできる。即ち、趣味だけが残る。

2016-03-13 16:54:26
Ministery @Ministery

結論。角人にとって、もはや肉体は趣味なのだ。仮想化しようと思えばできる。実際そうしたほうが知性は束縛されること無くどこまでも広がる。しかしあえてそれを捨てて、肉体に縛られることを選んだ。すべて趣味だ。Just for fun! それが楽しかったから。

2016-03-13 16:56:38
Ministery @Ministery

話を変えよう。エロマンガでよく 「この肉便器がッ!」とか「この肉奴隷がッ!」とかいうセリフを目にする。わたしは実はあれが気に入らない。そういう輩には声を大にして言いたい。 「うるせえこの肉主人がッ!」と。

2016-03-13 16:59:24
Ministery @Ministery

肉欲に耽溺し、恥も外聞もなく乱れ知性を放棄する女の子たちを嘲笑する野郎ども。その精神的優位は何処から来るのか? それは手放した知性の大きさに過ぎない。そこに男女の区別があろうかいやない。突き詰めて言えば、「お前のその嘲笑は手放す知性もない証左なのでは?」ということだ。

2016-03-13 17:03:07
Ministery @Ministery

変態め。淫乱め。ドスケベめ。そう言って女の子を辱め、貶める。しかしそこに優位などあるものか。心せよ。変態を楽しむものは皆変態である。主人と奴隷の力関係などただのおままごとに過ぎぬ。五十歩百歩とはこのこと。同じ肉欲の虜囚なのだ。

2016-03-13 17:06:26
Ministery @Ministery

肉欲に耽溺するものは謙虚であらねばならない。少なくとも私はそう思う。肉奴隷も肉主人も等位である。故に、肉体改造された女の子を私は尊敬する。それは一つの進化であり、肉体の仮想化であり、文明を超えた結実。真なる人間性の一つの究極であるからだ。

2016-03-13 17:09:22
Ministery @Ministery

だからこそ、私は角人という種族を尊敬する。角人は自らを肉奴隷にする道を選んだ。趣味として。しかしそれは精神のアーキテクチャを決定する重大な決定だ。「誰も好んで肉奴隷になどなりたくない」と思うかもしれない。しかしそれが浅慮だったのだ。

2016-03-13 17:11:33
Ministery @Ministery

趣味に貴賎があるものか。肉欲の追求、そこに貴賎があるものか。角人の祖は最高の文化人として、胸を張って、その道を選んだに違いない。その決断に、勇気に、探究心に、業に、私は敬意を表す。

2016-03-13 17:13:49
Ministery @Ministery

肉欲の探求、それはミドルウェアの探求だ。まだ宇宙に羽ばたいてもいない現代を見ても、それが古からの課題であることは明白だ。人は、男と女は、如何にまぐわうべきか。恋愛というソフトウェアの要素が現れてどれだけ経ったか。答えは未だ出ていない。いや、行先すら見えないと言っても良い。

2016-03-13 17:18:07
Ministery @Ministery

だからこそ、角人という、ヤシェロという結実を見るが良い。そして想像するが良い。エロスとは機能である。悦楽には構造がある。改造の余地はあまりに広い。途方も無いと言える。

2016-03-13 17:23:01
Ministery @Ministery

淫紋。生理と排卵の制御。美形化。不老化。角と電脳という神経の拡充。性欲と羞恥のバランス。真に自由な性を追求するには、これらですらまだ足りないのかもしれないのだ。エロスは奥が深い。機能的に、構造的に奥が深い。そしてそれを掘り下げるのがエロSFの使命では無かろうか。

2016-03-13 17:25:07
Ministery @Ministery

自信を持っておすすめする。この作品はSFであると。読者の想像の領域を拡張し、一つの道を示してくれる。少なくともその試みの成果の一つが今の私であり、それを以ってこの作品を素晴らしいエロSFであると私は評したい。

2016-03-13 17:29:45
Ministery @Ministery

@Kaigoat いえいえこちらこそ。「角人の雄性体はいつ現れるのかなグヘヘ」と舌なめずりしながら続きをお待ちしております。(設定厨的圧力

2016-03-13 17:40:17
Ministery @Ministery

私は私にとって自明なことしか感想として書けないし、正直ノリと勢いだけで後先考えず書き殴っているだけなのだが、それがこんなにもRTされるとなんだか申し訳なくなってくる。

2016-03-13 18:13:18
Ministery @Ministery

ああそうそう言い忘れてた。 私は「尻は腿の一部」という観点から動物として最も美しい女体は必然としてデカ尻スレンダーとなるであろうと考えておりつまり何が言いたいかというとヤシェロ完璧すぎるだろこの雌いったいどれほどのポテンシャルを(ry

2016-03-13 18:30:28
Ministery @Ministery

あえて端的に表現すると、尻は躍動感、胸は安心感。

2016-03-13 18:31:01