鏡双司
@SO_C
『次の大量絶滅を人類はどう超えるか』が大量絶滅の歴史から入るのは、『この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた』とは対照的だ。後者は理由はどうあれ世界が消えたところから始まっている。
2016-03-01 08:58:08
鏡双司
@SO_C
このスタンスの違いは、『次の大量絶滅を人類はどう超えるか』の「はじめに 私たちはみんな死んでしまうのか」の「生存主義者の作戦から生存戦略へ」が端的に表しているように思う。
2016-03-01 09:01:11
鏡双司
@SO_C
こんなこと書いたけれど、タイトル『次の大量絶滅を人類はどう超えるか』は原題には対応していない。原題"Scatter, Adapt, Remember"に対応しているのはサブタイトルの『離散し、適応し、記憶せよ』の方だ。
2016-03-01 19:51:36
鏡双司
@SO_C
『次の大量絶滅を人類はどう超えるか』の第4章では、絶滅した生物の代表格である恐竜が現在は鳥類に変化していることから、人類も変化して生き延びる道が示唆された。
2016-03-01 20:00:30
鏡双司
@SO_C
絶滅というと、パニック映画のように単一の原因によって、一瞬で滅びてしまう事態を漠然とイメージする。でも、この本を読んでいると、複数の要因が断続的に起こって徐々に衰滅していく事態の方がよりありそうな気がしてくる。
2016-03-01 20:04:55
鏡双司
@SO_C
『次の大量絶滅を人類はどう超えるか』は第III部がハイライトかな。サブタイトル(原題に対応)の適応、離散、記憶のそれぞれについて書かれた章を含んでいる。
2016-03-02 09:09:28