「ショッピングモールから考える -ユートピア・バックヤード・未来都市-」_読書感想まとめ

まとめました。
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はるき @kiruhachi

この根拠として挙げられていた例が、「東京でビルを立てるときには、千葉から山の砂がどんどん運ばれていく。東京の建物の多くは房総出身だったりするんです。東京は千葉でできている、と言っても過言では無い。」というものである。面白いな…。

2016-03-26 13:59:30
はるき @kiruhachi

まとめると、モールは「内部構成で完結させる」「ストリートから設計する」という点で”ユートピアの思想”に習っており、かつ「バックヤードで外を覆う」という点で巨大な”都市”に類似していると言えるのだな。

2016-03-26 13:59:55
はるき @kiruhachi

屋上活用① / Plus One Living (屋上に、もうひとつのリビング) plusoneliving.jp

2016-03-28 09:53:41
はるき @kiruhachi

屋上活用② / 秋葉原に屋上貸し切りバーベキュー場 調理器具・食材提供も akiba.keizai.biz/headline/3738/

2016-03-28 09:54:05
はるき @kiruhachi

屋上活用③ / 都会のど真ん中でキャンプする! アーバンキャンプトーキョー@アーツ千代田3331屋上レポート | ソトノバ | Sotonoba.place sotonoba.place/urbancamptokyo…

2016-03-28 09:54:32
はるき @kiruhachi

屋上を活用している事例を3つツイートした。今読んでいる「ショッピングモールから考える -ユートピア・バックヤード・未来都市-」の第2章にも屋上のことが書かれていた。屋上は、コルビュジェの近代建築5原則にて「屋上庭園」と提唱された。そして、(続く

2016-03-28 09:58:26
はるき @kiruhachi

日本ではビルの登場によって生まれた空間である。つまり近代社会的空間であり、かつ日本においては比較的新しい空間なんだな。しかし現在は自由に使われているかというと、まったくそうではない。かつては建築の「裏」にあった建築設備というバックヤードが、建築の裏表がなくなったことにより、(続く

2016-03-28 10:01:36
はるき @kiruhachi

屋上に追いやられることとなった。第二の大地としての自由な屋上はある時代特有の過渡期的な現象として終始してしまった。これは先も述べたが、建築の裏がなくなった日本独特の現象なのではないかな。なぜ建築の裏がないかというと、(続く

2016-03-28 10:04:53
はるき @kiruhachi

建築がある一本のストリートに面するという発想が日本ではあまり浸透していないから、すべてを表にする必要があったからだと思う。ま、こんな感じで屋上の自由を取り戻す先の3つのような活動は、日本特有の資本主義的空間支配に対するカウンターとして見ることもできるなと思った。

2016-03-28 10:07:54
はるき @kiruhachi

「ショッピングモールから考える -ユートピア・バックヤード・未来都市-」を読んでいる。今日は第3章「バックヤード・テーマパーク・未来都市」を読んだ。 amazon.co.jp/dp/4344984048/…

2016-03-28 11:04:19
はるき @kiruhachi

まず「ストリートコンセプトと田んぼコンセプト」という比較の話が出てくる。ストリートコンセプトは、パリや京都などの成熟した都市において見られ、道や通りが中となって都市が形成されるパターンのものである。

2016-03-28 11:04:46
はるき @kiruhachi

田んぼコンセプトとは、重要なのは生産力のある土地の面積であって、道ではないという発想から生まれた都市空間で、東京が引用しているパターンである。そして本文では、「ショッピングモール=ストリート都市であり、百貨店=田んぼ都市」であると述べられている。明快。

2016-03-28 11:05:05
はるき @kiruhachi

さらに、ストリート都市であるパリでは空間認識を方位を使わずストリートの名前で行っているとしたうえで、「田んぼコンセプトの東京でも、僕たちは同じような仕方で街を把握することがある。それが地下鉄。何線に乗って、どこで路線を切り替えて…というふうに、路線で把握していく。(続く

2016-03-28 11:05:38
はるき @kiruhachi

つまり地下鉄こそが東京のストリートである。」と述べている。確かに…。

2016-03-28 11:05:47
はるき @kiruhachi

しかしストリートが地下鉄であることによって欠けてしまうものがあり、それが「スケール感」であると述べている。「電車が厄介なのは、時間的な距離が同じでも、物理的距離が全く違ってくること。」なのである。

2016-03-28 11:06:04
はるき @kiruhachi

そしてここでもし、日本においてストリートを取り戻せるのであれば、それはショッピングモールにおいてなのではないか、としている。

2016-03-28 11:06:19
はるき @kiruhachi

たしかに、鉄道メインで生活をしているぼくたちのスケール感は、かなり物理的距離空間と乖離していると思う。距離的なスケール感から、時間的なスケール感へと変化している。これは交通網が麻痺した時に、痛手となるシーンがあるかもしれない。

2016-03-28 11:06:39
はるき @kiruhachi

そしてその距離的スケール感を取り戻すための空間となりうるのが、ストリート都市的であるショッピングモールであり、テーマパークなのだな。

2016-03-28 11:06:52
はるき @kiruhachi

次に、「なぜアメリカでは、ポップカルチャーがかくも屈託なくナショナリズムを担うことができるのか。」という指摘があった。民間によるあるカルチャーが、ナショナリズムにまで上り詰めるという現象は、確かに日本では見たことがないかもしれない。

2016-03-28 11:07:14
はるき @kiruhachi

民間主体で発展してきた、国レベルに影響のあるものといえば鉄道と、まあショッピングモールかな。これらはともに、「無思想の典型」であると言える。日本はある思想と日常とを結びつけて考えることが苦手なのかもしれないな。

2016-03-28 11:07:29
はるき @kiruhachi

思想はあくまで非日常として消費するというきらいがある気がする。その結果、アニメや漫画が資本主義とがっちりマッチして発展していったのかもしれない。

2016-03-28 11:07:59
はるき @kiruhachi

ま、第3章はこんな感じかな。 ショッピングモールは距離的スケール感を体感できる日本で数少ないストリート空間のひとつである。そしてそれは資本主義が生み出したからなのか、日常に歩み寄るに連れてなにか圧力がかかっているのかわからないが、極めて無思想の空間なのである。

2016-03-28 11:08:36
朝日新聞(asahi shimbun) @asahi

商業施設に保育所次々 従業員向け、イオン50カ所計画 t.asahi.com/j8vx

2016-03-27 13:08:07
はるき @kiruhachi

ますますモールですべてが完結しそうだ。 >RT

2016-03-29 08:10:57
はるき @kiruhachi

1日3万人以上来ている計算になるな…。プロ野球超満員級。すごい…。 / ライカム来店者1100万人突破 地元大半、目標達成へ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース ryukyushimpo.jp/news/entry-245…

2016-03-29 08:40:12