「なぜ人を殺してはいけないのか」は人を殺さないことが前提の社会に生きているから説あれこれ

十数年前、某新聞紙上で「子供から『なぜ人を殺してはいけないのか』と尋ねられた時にあなたはどう答えますか?」というアンケートに作家・学者・文化人が答える、という企画があった。 一番短かく、最も的確だったのは野坂昭如さんの回答だった。 「殺しなさい。ただし、君も殺される。」
2015-12-11 12:31:09
twitter.com/tatekawadansyu… この説明簡潔なんだけど社会契約説についての説明をちゃんと読むまで理解出来なかったんよな。大人も誰も教えてくれなかったし、年頃の時はそれで随分頭を捻ったが、全く時間の無駄だったなって今にして思う。
2016-04-10 10:44:26
というか、社会契約説くらいちゃんと中学校くらいで教えとけよって思うんだが、名前くらいしか教えてないみたいで、なんだかなぁ、という気分。
2016-04-10 10:45:25
twitter.com/kuroda_osafune… twitter.com/kuroda_osafune… twitter.com/kuroda_osafune… クロダさんはちゃんと解った上で冗談で仰有ってるけども、中学生くらいだとマジでこう考えるんだよな。
2016-04-10 10:52:58
twitter.com/kuroda_osafune… twitter.com/kuroda_osafune… これはサイコパスの意見ですね……(他人事感
2016-04-10 01:32:42
「人を殺したら自分も殺される」というのは「でもアイツは人を殺しているのに殺されてないじゃないか」で返せるのがちょっと弱い
2016-04-10 01:34:33
多分この問題は一対一の関係で考えるからおかしくて、最低限の社会…つまり三者以上いる状態を想定して、それがカエルとヘビとナメクジだって考えなければいけないのだよな。
2016-04-10 10:56:32
これ、「自分が殺されてもいいなら他人を殺してもいい」って考えてしまうんだけど、そうじゃなくて「殺してはいけない」と謂う社会契約を呑まない限り、そんな奴は危ないから社会契約の埒外の存在として排除されてしまうって結論になるんだよな。 twitter.com/ms06r1a/status…
2016-04-10 10:58:03
「他人を殺してはいけない」と謂う契約で他人から殺されない保証を受けている社会にとっては、その契約を受け容れない存在はその社会契約による保護をまったく受けられないから、その契約を結んでいる社会の成員からは積極的に殺されるべき対象になるって話なんだよな。
2016-04-10 11:00:15
「アウトロー」ってたしかそんな概念だよな。法による保護を受けられない存在だって宣言されることは、法による保護を受けている存在から積極的に殺される存在になるんだってやつ。
2016-04-10 11:01:14
「他人を殺してはいけない」と謂う社会契約を受け容れない個人は、それだけでその社会契約によって成り立っている秩序の恩恵を受けている社会の成員にとっては積極的に殺すべき理由となるんだよな。
2016-04-10 11:02:33
範馬勇次郎くらいになると自己意識が強烈だから自分と人類全員、自分と生物全部、自分と地球、って具合に一対一の関係であるので問題ないが。
2016-04-10 11:01:29
範馬勇次郎くらいになると社会契約を結ばなくても生きていけるが、社会契約説では人は社会的な生き物であるとしているので、その社会と契約を結ばない範馬勇次郎は人じゃないということになるんだよな。ということは、社会的保証なんかも一切受けられない筈。
2016-04-10 11:03:51
たしか、アウトロー宣告を受けて一切の法的保護を剥奪された人間に行き会ったら、積極的にそいつを殺すのが市民の義務だって話だったよな。
2016-04-10 11:07:20
「他人を殺してはいけない」と謂う社会契約ってある意味絶対的なんだよな。だって、その社会契約を呑まない限りいつ殺されても文句は言えないわけだから、拒絶した瞬間に殺されても何の矛盾も撞着もないんだ。
2016-04-10 11:15:21
その意味で、「何故人を殺してはいけないのですか」って疑問があるとして「そう決まっているから」と謂う解答に満足出来なかったら、その瞬間に殺されても文句が言えなかったりする辺りが怖いんだよなぁ(笑)。
2016-04-10 11:16:43
手前が社会契約説について調べる切っ掛けになったのも『北斗の拳』の御蔭。 自然状態である世紀末の荒野で拳王様の暴力をどのように正当化するかとか、どのようにして数年で中央帝都のような社会ができるようになったのかとか、修羅の国の法の法的根拠とか考えるのに必要だと思ったので。
2016-04-10 11:15:14
んでモヒカンザコは人だけどもモヒカンザコのボスのジードとかは人じゃなくて魔物だから、実はあんまり『北斗の拳』には人が出てこない。なので社会契約が成立しにくい。
2016-04-10 11:20:10
それだって、社会全体に対して個人の暴力で対抗するって話だから、徒党を組んで山賊になるしかないと謂うことなんだよな(笑)。
2016-04-10 11:18:49
「何故人を殺してはいけないのですか」「そう決まっているからだ。そういうルールでこの社会は成立しているのだ」「僕は納得出来ません」「よし、では君のような人間は社会にとって不都合だから今すぐ殺そう、それで異論はないな?」そう謂う理屈になってしまうんだよな。
2016-04-10 11:21:42
だから、何故人を殺してはいけないのかと謂う疑問に対する即物的な答えは、そのルールを受け容れない限り、今すぐ殺されるからだとしか言い様がないな。もっと言えば、人を殺してはいけない社会の成員に生まれついた以上、その契約を拒絶することは許されない。
2016-04-10 11:24:13
社会契約説が使えなかったので、『北斗の拳』の物語を宗教の対立という感じで捉えようとしたんだった。このらへんモヤモヤ考えてた頃のことだから順序が曖昧だけど。
2016-04-10 11:27:55