くずりゅー後半（4月13日）

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絶縁体や安全装置を持たない生物が電撃に耐えられるなんて馬鹿げた話なんだけど、それを実行しちまうのが「奴ら」みたいな連中なんだよな。 人間の底力は恐ろしいね。 だから電撃を浴びせながら彼女の殴打を避ける事をアドルフくんは強いられるね。 #くずりゅー

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しかし副長は拳や爪先の蹴りに加え、霧状に噴霧させる事でも毒液を送り込む事が可能だ。 これを至近距離で回避するには、乱打への応酬と電磁バリアの繊細なコントロールが必要となる。 彼女の苛烈な猛攻を前にしては至難の業になると言えよう。 #くずりゅー

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更には専用武器である「ミカエルズ・ハンマー」の存在も忘れてはいけない。 これを駆使する事でデイヴス副長は空中での機動力と攻撃の緩急を大きく向上させられる。 命懸けの組み手がより一層激しく、苛烈になる事には違いない。 流石のアドルフくんも御しきれない可能性がある。 #くずりゅー

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ただし、距離を取った場合は攻守の優劣は変動する。 アドルフくんにはレインハードにおける中距離の制圧力があるのに対し、デイヴス副長は有効な飛び道具が無いからだ。 一応、毒霧噴霧という手段はあるもののそれをわざわざ打たせて食らってあげる程、アドルフくんは甘く無い。 #くずりゅー

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毒霧はあくまでも至近距離での奥の手的使い方をする事で最大限の威力を発揮する。 中距離では回避方法が多くなってしまうからである。毒霧の効果範囲も狭く、おまけに吐いてる間は無防備だ。 レインハードの餌食になるのがオチである。 なので副長は近づく事を余儀無くされる。 #くずりゅー

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そうなると今度は高速で飛来するレインハードを必死に避け続けなければならない。 ミカエルズ・ハンマーの機動力を以ってすれば不可能では無いが、大変に骨の折れる事には違い無い。 おまけにアドルフにはレーダーがあるのだから、その捕捉を掻い潜る必要性もある。 #くずりゅー

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総合的に振り返ると、 ・近距離→デイヴス副長 ・中距離→アドルフくん ・特性→アドルフくん ・機動力→デイヴス副長 となり、アドルフくんは如何にリーチの長さと電撃を活かすか、デイヴス副長は機動力を活用して如何に毒液を叩き込むかの勝負になるだろう。 #くずりゅー

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電撃相手に体を密着させる投げ技は選べないものの、弾丸蟻の筋力と爆弾蟻の爆発力を活かした近接の乱打は驚異的だ。 少しでも打つ手を誤ればサンドバッグにされるだろう。 しかし間合いを取ればその優位をひっくり返せる。 状況によって優劣が入れ替わるのは実力の均衡の証明だ。 #くずりゅー

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均衡でなければどちらが一方的に劣勢になり防戦を強いられるままになるのだから。 高度な読み合いと鎧袖一触の攻撃を応酬出来るのは、流石副長、流石マーズランキング2位と言ったところ。 お互いに卓越した実力を持っているからこそ、その地位と信頼が伺えるのだ。 #くずりゅー

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さて、ラスト！5通目行きます。 ・RN→ツインテール眼鏡さん 組合せ→「ティンさん」VS「デイヴス副長」！！ 本文→Dバトって言うから張り切って考えたぜ。やっぱし強い者同士の戦いってのはそそるしな。ってことで後はよろしく頼むぜ( ¯﹀¯ ) #くずりゅー

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さてさて、アドルフくん三連発が終わったらまたもやデイヴスさんが続いてエントリー。今度のお相手はティンさんだ。 しかし相手が変われども、良い勝負になるだろう事には変わり無い。しかも今度は近距離での肉弾戦のみにスポットが絞られる。 #くずりゅー

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何故ならどちらも中距離を制するだけの有効な飛び道具を持たないからだ。ティンさんはせいぜい石や岩を蹴り飛ばす程度だし、デイヴス副長の毒霧は先述の通り常用するには隙が大き過ぎる。 どちらも牽制として使うには相手の実力が高く、有効打には到底なり得ないだろう。 #くずりゅー

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そこで近距離の話になるが、デイヴス副長の武器である機動力と一撃必殺の一打。ティンさんにも備わっている。 それはサバクトビバッタの強靭な脚力によるフットワークと蹴撃だ。 彼の抜群の体幹コントロールによる、舞うが如き滑らかなフットワークは俊敏な回避行動を可能にする。 #くずりゅー

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彼がどこで鍛えたのかは知らない。バグズ手術を受けてからの訓練では、あそこまで技術と運動能力を鍛え上げられるとは思えないのですよ。 多分、彼もU−NASAに辿り着くまでに相当な修羅場を潜っていたと予想される。 その洗練された足捌きに流石の副長も手こずるでしょう。 #くずりゅー

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更にはテラフォーマーの分厚い筋肉を両断するキックと来たもんだ。 細身でありながらも鋼の肉体を備えている副長だが、そんな切れ味鋭い蹴りを食らってはタダでは済むまい。 骨折や打撲により毒液の分泌が阻害されたり、急所への深刻なダメージや最悪、一刀両断が予想される。 #くずりゅー

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そして群生相になれば、その背中から飛蝗の翅が生えて空中での機動戦も可能になる。 デイヴス副長のミカエルズ・ハンマーに対抗し得る特性だ。 空中・地上を問わず、一進一退の熾烈な格技の応酬が繰り広げられるのは間違いないだろう。 #くずりゅー

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総合的に振り返ると、 ・近距離→ほぼ互角 ・特性→デイヴス副長がやや優勢 ・空中での機動戦→同上 ・回避行動→ティンさん となり甲乙付けがたい結果となりました。 バグズ2号の時点であれだけ戦果を挙げたティンさんですし、生還していれば幹部の座にいたのは確実でしょう。 #くずりゅー

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そうなっていれば戦闘経験の差でデイヴス副長を圧倒する事態もありえたかもしれない。 毒液の有無を抜きにしても実力は伯仲しているでしょうから、 ・如何に負傷を重ねても泥臭く辛抱強く戦う副長 ・華麗に回避しつつ確実に蹴りで仕留めるティンさん の戦闘スタイルが見れるかと。 #くずりゅー

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奇しくも各々が得意とするプロレスやムエタイに共通する部分が見られますね。 副長は受ける事を、ティンさんは避ける事を各々前提とする。 その対照性もこの対戦カードの魅力とも呼べるのでは無いでしょうか？ もし副長が勝つ際には是非ともプロレス技で華やかに締めて欲しいね。 #くずりゅー

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以上！お便り紹介終わりました。 いやあ、最初の1通目で1時間近く使った時点で予想はしてたけど、やはりDバトルは長くなるね。 見た人が楽しんでくれるなら幸いなんだけど。 ではこれにて「くずりゅー」を終わります！お便り下さった皆さん、ありがとう！ またよろしくね♩ #くずりゅー