「放射能は怖くない」

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「日本は 唯一の 被爆国であると よく いいます」(島薗進さん)

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「そのことも あって、チェルノブイリ事故が 起こったときに、世界の 原発推進側は、日本の その 領域の 科学者を、被害の 過小評価の 方向の 科学的情報の 発信のほうに 組み入れると いうか、こういう 大きな 動きが あったと いうふうに 見えてきたわけです」(島薗進さん)

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では、最新の 遺伝子科学の 技術を 駆使して、甲状腺がんの 急増の 原因を 突き止めることが できないのでしょうか。

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fig.48 pic.twitter.com/DzNpZulqRH

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放射性物質を 利用した アイソトープ医療の エキスパート、東京大学の 児玉教授は、

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「この 二本鎖が 切られてしまうという 二本鎖切断ですね、これが かなり 高い 線量が たくさん かかったら 起こってきます」(児玉龍彦氏)

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「だから チェルノブイリで 二本鎖切断が 多かったということは、チェルノブイリの 子どもが すごく たくさん 放射線を 浴びてしまった」(児玉龍彦氏)

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「福島の 場合は、最初から そこの 統計よりも 低い 線量だったと いわれてますから、そうすると 1塩基の 変異のほうが 問題になる 可能性が 高い」(児玉龍彦氏)

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「この 1塩基の 変異というのは 普通の 細胞でも 1回 分裂するたびに 1個 起こってるような ものですから、何が 放射線で 起こって、どれが 放射線以外で 起こっているのかと いうのは 非常に 難しい」(児玉龍彦氏)

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「ですから ここの 検査を いくら やっても、これが 放射線に よるものなのかという 議論を、今 やることは 非常に 難しいと 思っています」(児玉龍彦氏)

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東大病院 きっての 放射線治療の スペシャリスト、中川医師は、

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(福島の 妊婦さんに 関しては どうでしょうか ?)

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「まったく 問題ないですよ。 奇形児の 発生が 上がる、あるいは どれだけ 被ばくしたら 中絶を 考えるかという 数字は、100ミリだと 思うんです」(中川恵一氏)

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「これは 国際的に 100ミリ以下であれば 妊娠の 中絶を 考慮する 必要は ないと いうことです」(中川恵一氏)

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「そういった 量では ありませんから、まったく 問題 ありません」(中川恵一氏)

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「わかんないですけれども、わかってることは そんなに 大きな 影響ではない、これは 明らかです」(祖父江友孝氏)

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「タバコとか お酒、ウイルス感染とか、発がん要因でも 明らかに リスクを 上げるものも あります」(祖父江友孝氏)

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「そういうものに 比べて、100ミリシーベルト以下の 放射線というのは、非常に 小さな 影響である」(祖父江友孝氏)