市民連合応援団！「民主主義ってなんだ？」リレートーク０４１７

市民連合 @shiminrengo

◉本日！ 早稲田大学にて、学者、小説家、ジャーナリスト、学生など様々な方が民主主義について話されます。 入場料は無料ですので、 政治について考えたほうがいい気がするけどあまり知らない……という方もぜひ、お気軽にいらしてください！ pic.twitter.com/YD3PGL6BL8

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市民連合リレートーク「民主主義って何だ？」始まりました。まずはじめに中垣啓早稲田大学教育・総合科学学術院教授から開会の挨拶です。 pic.twitter.com/cWj6ZjpwAe

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リレートーク1人目は、上野千鶴子さんです。「2015年夏、日本の政治文化は変わりました。変えたのは私たちです。政治的シニシズムが蔓延していた日本で、様々な世代の人が、学園闘争の時は敵対していた教師と学生が共に国会前に立ちました。」 pic.twitter.com/LIGXm0B22n

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「3.11を思春期に経験した若者が18歳選挙権で政治に関わることに期待をしている。この世の終わりのような光景を目にしても、生きていこうとする若者たちには未来を託せる。そしてそこからは新たな思想や実践が生まれる。最後にもう一度、2015年夏、日本の政治文化を変えたのは私たちです。」

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2人目は長谷部恭男さんです。「緊急事態条項がなくても、災害対策基本法をはじめ緊急事態に対処するための体制はすでに作られている。さらに手を加えるとすれば憲法ではなく、もっと具体的にどうしていくのかを考えていくべきだ。」 pic.twitter.com/Vdhsa0nXVb

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3人目は中沢けいさんです。「災害に乗じたヘイトスピーチが蔓延している。外敵を作り出すことは独裁政治と親和的。大勢の人が排外主義に対抗する声をあげれば、ひとりひとりが声をあげやすくなる。そして選挙に行くことで状況は変わる。」 pic.twitter.com/bXW8Ss3b04

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4人目は津田大介さん。「放送法の公平原則という倫理規定を口実に政府は放送への介入を行おうとしている。今のマスメディアの状況は民主主義にとって危機的。保育園ブログのように、ネットをうまく活用することで大衆的な「世論」を…（続） pic.twitter.com/sbqrteITse

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「パブリックな「輿論」に変えることができる。そして実際に国会で議論を巻き起こすことができる。マスメディアの代役を担うことができる。現状だとネトウヨをはじめ右の人のほうがうまく使っている。私たちもうまく使いましょう。」

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5人目は香山リカさん。「政治は個人を大切にするもの、またマイノリティに配慮したものでなければならない。私たちは手や心をつなぐ仲間であるとともに、ひとりひとりが意志を持った大事な個人。それを大切にすることが私にとっての民主主義。」 pic.twitter.com/VZ2OxiIXEe

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ここで大林宣彦さんからのメッセージを紹介いたします。「民主主義については、今こそ、まことに考えねばならぬ課題ですね。人民と権力とを結合したこの理想も、僕ら日本人は敗戦により、ＧＨＱの占領政策として学んだ。ヒトラーの独裁に対して、アメリカの民主主義の何とこよなく素敵なことよと。」続

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「ＧＨＱの占領政策で見せられたアメリカ映画などにより、僕らはまことＧＨＱの申し子となりました。高度経済成長のスクラップ・アンド・ビルド、アトムズ・フォア・ピースの原発政策、そんな中で４７年には作られていたのに、日本独立後にＧＨＱの手を離れ、日本公開となった」続

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「『チャップリンの殺人狂時代』における「愛する家族を養うために、ほんの少数の者を殺めた私は殺人者であり、戦場で多数の人間を殺した者はヒーローになる。正義とは数が決めるものでしょうか？」と、民主主義の多数の論理に異議を投げかけて断頭台の霧と消えたチャップリン。」続

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「この映画は５２年作の原爆映画『ひろしま』にも引用されましたね。チャップリンは、スイスに追われます。民主主義とは、本来、少数者である弱者にこそ、耳を傾けるべきものが、多数者の権力の具となり果てては、独裁よりも怖い。・・・そこに現在の民主主義の無自覚な乱用の影響があるようです。」続

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「　広島を訪れたケリー米国務長官の言葉で、「戦争は第一の選択肢であってはならない。最後の選択肢であるべきだ」と。何だ。つまりは戦争するのかい！　永遠に戦う国、勝つことが平和である国、ファー・ヴィクトリー・ピースである国から伝来の民主主義の矛盾が、いまだにその国に対して」続

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「イエス・サー」であるこの国で、その正体を曝け出す。 　では、正しい民主主義とは何か。 　「正義」ではなく、「正気」で考えるべきでしょうね。 正義と正義とが戦争して、勝った方の正義が正しい、とするのが、戦争に勝った国アメリカの正義。」続

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戦争という「狂気」に立ち向かうには「正気」しかありません。「主義」の理想を日々の「暮らしの知恵」として使う賢さが求められますね。」 以上、大林宣彦さんからのメッセージでした。

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高田健さんによる市民連合からの報告です。「市民連合ができたことも政治文化の変化のひとつ。海外で誰も殺し殺してこなかった戦後日本を安倍政権に壊されてはたまらない。老いも若きも協力して安保法廃止・立憲主義回復に向けて取り組む。」 pic.twitter.com/MHKQfzhzLF

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6人目は浜矩子さん。「民主主義とは人々が主役の体制。人々とは他者のために涙できる人々。まともな経済学はもらい泣きの経済学、真逆なのがアホノミクス、下心の経済学。下心とは富国強兵路線を歩むというもの。もらい泣きは大人の感性…」続 pic.twitter.com/sPiMnZeGYX

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「安倍政権にあるのは幼児的凶暴性。もはや幼児に失礼なほどだ。私たちには小さな声に傾ける耳を、人のために涙する目、人に差し延べる手を持っている。それが安倍政権を倒すための道具になる。」

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7人目は落合恵子さん。「命に対する凶暴さを持った人間が政治を進めている。誰もが生きる、生き切る権利を持っているはず。私たちの手で立憲主義・民主主義を掴みいかなければならない。思い上がった権力に楔を打たなければいけない。」 pic.twitter.com/mEt2dWBOCK

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8人目は島田雅彦さん。「自民党は毎日がエイプリルフール。彼らは自ら緊急事態を作り出す「アベノリスク」。川内原発を停止しない自民党政権を停止しなければならない。保身をはかりたければ「面従腹背」してでも、粘り強く戦っていきましょう。」 pic.twitter.com/KMzMEsMAEJ

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9人目は内田聖子さん。「TPPの本質は、今だけ・金だけ・自分だけの命を脅かすもの。これは主権や民主主義の問題。保秘契約によって審議のしようがない。これを通せば民主主義ではない。経済と戦争は密接、TPPと安保法制は繋がっている。」 pic.twitter.com/Pm1XZRmxEA

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10人目は濱田邦夫さん。「緊急事態条項がないから災害に対処できないということはあり得ない。安倍総理はオズの魔法使いと同じ。戦前回帰を進める権力者は実はただの中年男。知恵と優しい心と勇気を持ってみんなで平和主義国家に帰りましょう。」 pic.twitter.com/7Oig8cgtDn

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11人目は奥田愛基さん。「私が私のままデモで声を上げられる、それがSEALDsが大切にしてきたもの。選挙も組織云々ではなく、「私」として関われるものにしたい。私たちのために政治があるのだから、「私」を大切にしながら頑張りましょう。」 pic.twitter.com/P7BKEQPbrX

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最後に山口二郎さんから閉会の挨拶と今後の行動提起がありました。「市民がひとつにつながれば、政治は変えられる。安倍総理の野望を打ち砕きましょう。野党は共闘、そして市民は共闘で、参院選・衆院選を勝ち抜きましょう。」 pic.twitter.com/mppE2LbVNr

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