ホロリ章ちゃんラスト×ホロリメロディー

はち公。 @funkastic_8er

26 「ここ！ここぉぉぉ！！！」 お前はまた喜んで でも･･･木々の中に進むほど 静かになっていく 「やっぱり･･･すごいや」 うっとりと ため息混じりの声 「写真で見るよりすごい迫力で･･･ 自分が･･･ちっぽけに思える」 #ホロリメロディー

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27 その言葉には 俺も･･･共感 『俺もここ好き。 悩んでる事とか どーでも良くなるよなwww』 なんとなく お前の手を強く握る 『なぁ･･･俺は お前に出会ったばっかやし お前のこと何も知らんけど･･･』 「うん･･･？」 #ホロリメロディー

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28 『どう考えても 今のお前の方が好きやで？ 愛想笑いちゃうくて･･･ ニコニコ、キラキラ･･･』 嫌われないように我慢してたこと 吐き出しても 嫌いになるどころか 『俺、お前好きやで？』 素直にそう思える 自然と抱き寄せると お前は真っ赤で #ホロリメロディー

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29 「からかってる？」 『ここでは嘘つかへん』 「ここって･･･この木の下？」 『ここで嘘つくとか バカバカしいやろ？』 するとお前も笑って 「確かにwww」 そうして俺達は 初めてキスをした #ホロリメロディー pic.twitter.com/koCBsAjSFU

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30 それからホテルに戻れば あたりはもう、暗くなっていて 「お礼にご飯ご馳走する！ だから、美味しいところ教えて！」 お前との距離感も 心地よいものになってて 『っしゃー！ お前ビール好きそうやんな？ 地ビールと泡盛うまいとこ 連れてったろ！』 #ホロリメロディー

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31 着いた先で飲み始めれば 昨夜の猫をかぶったお前とは違って 「だいたいさぁ！ 店長さん目当てなら ひとりで来たらいいじゃんね！」 なんか絶好調www 『せやせや！』 「しかもさ！ うまいこと仲良くなったら 私の事放置とか！！」 『せやせや！』 #ホロリメロディー

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32 「･･･章ちゃん！ 適当な相槌いらない！！」 ぷいっとするから からかいたくなって 『えー、じゃあ･･･』 いきなり頬にキスをする 「のわっ！？」 『そんな驚かんでもwww さっきチューしたやん♡』 「あれは！空気に！飲まれて///」 #ホロリメロディー

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33 『ふーん･･･』 「･･･何よぉ」 『いや』 「なによ！」 『･･･もっと空気に 飲まれてまえば？』 囁いて 頭を引き寄せ 唇を奪う 「んっ･･･ちょ 他の人に見られる///」 『･･･あーいえばこーゆう』 「だって･･･」 #ホロリメロディー

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34 『なら･･･お前の部屋いこ？ どうせお友達･･･ 今夜も帰らへんやろ？』 ────その時の俺は ただただお前が この雰囲気に 飲まれてしまえばいいと思ってた ･･･俺に堕ちてしまえ そう思ってた #ホロリメロディー pic.twitter.com/mU7fT5jvsB

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36 「ん･･･」 ぎゅっと目をつぶって それからゆっくり開くと･･･ 『あ、起きた』 じーっとこっちを見てる 章ちゃんがいた 「ふわっ///」 お互い服を着てなくて それまでの出来事を思い出し 『あ、真っ赤』 そりゃそうもなるよぉ(泣) #ホロリメロディー

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37 『今更照れんでも♡』 「そうだけど･･･///」 『やろ？』 そう笑って私の胸の中に顔を埋め すりすりと懐く彼に 照れつつ･･･ 自然と抱きしめたくなる不思議 ぎゅっと抱きしめて その頭を撫でてたら 『なぁ、いっこ提案してもええ？』 #ホロリメロディー

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38 「なぁに？」 『･･･明後日帰るんやろ？ その前に･･･海、潜ってみーひん？』 「え･･･」 『無理にとは言わんけど なんかお前に 本物の海の中見せたなってな？』 鼻頭をかいて 照れてる貴方 『俺の好きな景色を 見せてやりたくて･･･』 #ホロリメロディー

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39 貴方の好きな景色･･･か 『絶対俺がついてるから 怖い想いさせへんから 俺を信じて･･･どうやろ？』 うん それは･･･見てみたい 「うん。潜ってみる 章ちゃん信じてみる」 そう答えた時の 貴方の笑顔 ────今も忘れない #ホロリメロディー

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40 それから章ちゃんに 段取りしてもらって 店長さんと友達も加わり 最後の海へ 『いい？俺の手、離すなや？』 「･･･うん。離さない」 『っしゃ･･･いちにでいくで？ せーの･･･』 『「1、2･･･」』 ────カウントに合わせて目を瞑る #ホロリメロディー

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41 章ちゃんに引かれるまま 習ったとおりに息をして 下へ下へ沈んでいく ────私は怖くて ぎゅっと目を瞑ったまま･･･ と、ツンツンと肩をつつかれて ゆっくりゴーグルの中で目を開けたら （あ） #ホロリメロディー pic.twitter.com/M9DJTjKUcY

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42 息をのむほどの 青色の美しい世界 ────まさに青色絶佳 ガラス越しとは違う 魚やサンゴ･･･海の色 ･･･夢中になるのに 時間はいらなかった #ホロリメロディー

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43 海の中の時間はあっという間で 「すごい！すごかった！！」 船を上がってからも 道具を外してからも 私は興奮しっぱなし そんな私を見て章ちゃんも 『良かったwww』 って嬉しそう 「こんな事なら 初日から潜れば良かった！」 『ほんまにな』 #ホロリメロディー

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44 私は･･･じゃあまた今度 そう言いかけて ハッとする そうだ また、なんてあるか分からない 明日には私は帰るから･･･現実に ────その気持ちを 章ちゃんも察したみたいで 何か考えながら 遠くを見つめ しばらくして 店長さんに声をかけた #ホロリメロディー

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45 『なぁ･･･お前らまた 家で一緒に夜過ごすんやろ？ それならそっちの邪魔はせーへんし 俺らも･･･一緒におるから ホテルの部屋は 朝まで俺らだけに使わせて？』 「え」 恥ずかしい！ そう言いかけたんだけど 貴方の横顔を見て黙った #ホロリメロディー

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46 だって･･･その横顔は 真剣そのもので 私と一緒におるから その気持ちが 遊びとかノリじゃないって 伝わったから ────私は返事の代わりに 章ちゃんの手を握って 側にいたい そう願った #ホロリメロディー pic.twitter.com/hHurT8soZh

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47 ────それから 友達と別行動になって 私の部屋に章ちゃんと帰って そのまま･･･ベッドになだれ込む 「章ちゃ･･･」 昨日も身体を重ねたのに それとは少し違う 「んっ･･･」 深く深く 求め合う 『頭ん中･･･俺だけにして？』 #ホロリメロディー

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48 「そんなの･･･もうとっくだよ」 答えれば嬉しそうに またキスをくれる 気づけばお互いの手が 身体を確かめ合って 体温を分かち合う 「章ちゃん･･･」 『･･･もっと呼んで？』 「章ちゃ･･･っ」 貴方の中に刻むみたいに 何度も名を呼ぶ #ホロリメロディー

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49 『あ･･･っく』 「ひぁっ･･･あん」 お互い会話の余裕もないほどに 必死に 互いに 互いを残そうとして･･･ 『あかん･･･ええか？』 「ん･･･きて･･･中にきて」 全身で 互いを受け止める 『イッ･･･く』 欲で･･･満たす #ホロリメロディー

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50 ･･･章ちゃんが中で果てて 私も達して･･･ 「あ･･･章ちゃ･･･」 『･･･ん？』 ほんとは余韻を味わうように 甘い会話をしたいのに 「だ･･･め･･･」 今にも意識を手放して 寝ちゃいそう 『お前、ほんま イクとすぐ寝るなwww』 #ホロリメロディー

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51 「うぅ･･･」 悔しくて 必死に起きようとする私 そんな私を貴方は優しく抱きしめて 『無理せんでいいよ？ ちゃんと･･･ 起きるまで側におるから 俺が起こしたるから』 そう言ってくれた ────うん 次に目覚める時も 貴方の側がいい #ホロリメロディー