@yukinote07 わーい!ありがとうございます!!そんな愛を金でどうにかしようとするなんてドイヒーな女ですよねっ!(言い方) ゆきさんのちょっと殺伐な冷たい感じの文章すごくテンション上がりました……!
2016-04-20 22:15:11
#twnovel 「願いを叶えてあげるよ」と夜空の星がひとつ手の中に落ちてきた。こんなこともう一生ないかもしれない。慎重に慎重にと考え込んでいたらいつの間にか朝になっていた。手のひらの星はキラキラした金平糖になっていた。
2016-04-20 23:09:23「願いを叶えてあげます」と夜空の星がひとつ手の中に落ちてきた。慎重に慎重に考える。でもふと気づく。星は流れたらもう燃え尽きてしまうのではないだろうか。#twremix 「決まりましたか?」「君がもう一度仲間の元へ行けますように」星は泣きながら空へと上っていった。@23novel
2016-04-20 23:14:49空から星の子が降りて来た。「願い事を一つ叶えてあげる」私は喜んで何も思わず答えた。「大きなソフトクリームが食べたい!」あくる日その願いは叶った。机の上の星の子はもう光っていなかった。「願いを叶えたからお別れね」星の子は私の手の中で石ころになった。@23novel #twremix
2016-04-20 23:17:32「願いを叶えてあげるよ」と夜空の星がひとつ手の中に落ちてきた。それなら叶えてもらおうか。「ただし代償はきみの命だよ」それならそれでいい。ぼくの願いはあなたと共に夜空に帰ることだ。「まあ、なに、たまには無償で願いを叶えるのも? 優しさだし?」 @23novel #twremix
2016-04-21 16:13:14
#twnovel 星の灯りの下でこれを書いている。電球よりも淡くやわらかな光が目にやさしい。夜は絶望や不安に飲み込まれそうになるけれど、カンテラの中のちいさな星のきらめきが希望はあるかもしれないと思わせてくれる。電気のある世界に戻っても、星の灯りはずっと使い続けたい。
2016-04-20 23:23:25#twremix @23novel 灯りの下でこれを書いている。電球よりも激しくゆらめく光が目にはやさしくない。夜は絶望や不安に飲み込まれそうになるけれど、カンテラの中も上も下も右も左も炎に包まれたので、電気のある世界にはもう一生戻らない。 #世界もう滅ぼしたい協会
2016-04-20 23:27:59省エネのためにパソコンの液晶のバックライトに星明かりを使用するのに成功した。優しい光とロマンチックな雰囲気でベストセラーになった。でも星は生き物だからバックライトに飽きると時々抜け出して部屋の中を飛び回った。それもまた美しいと好評の理由の一つだ。@23novel #twremix
2016-04-20 23:30:44星をひとつ捕まえてカンテラに入れる。穏やかな光が目に優しい。静かな文章を書きたい時はこれくらいでちょうどいいのだ。情熱的な文章を書きたい時は炎を、切実な文章を書きたい時は電気を。果たして効果があるかはわからないけど、熱の入り方が違うんだ。 @23novel #twremix
2016-04-21 16:16:00
#twnovel アイドルになれたのは、容姿のおかげでも、才能の力でも、努力の結果も、時の運でもない。星を飲み込んだからだ。注目を浴びても人々は私自身を見ているわけではない。私の奥にある星の輝きに惹きつけられているだけだ。そう気づいて手放したんだ。元スーパースターはそう語った。
2016-04-20 23:39:51「アイドルになれたのは、一等星を飲み込んだからだ。注目を浴びてもみんなは私を見ているわけではない。私の奥にある一等星の輝きに惹きつけられているだけ。そう気づいて私はスーパースターをやめたんだ」「そのあとはどうなったの?」「ただのスターになったよ」@23novel #twremix
2016-04-20 23:45:04満天の星空の下。大きなあくびをしたんだ。すると何か光るものが口の中に飛び込んで来てそれを飲み込んでしまったみたい。暗くしたお風呂でお湯に浸かっていると胸のあたりがぼうと光る事があるの。え?今夜は魅力的な眼だって?多分今はそのあたりにいるのね星が。@23novel #twremix
2016-04-20 23:46:10夜空の星をひとつのみこんだらスーパースターになった。それはそれは人気者になれたけど、忙しいし嫌がらせもされるしマスコミに追い回されるし、止めたいけどやめ方がわからなくて泣きそうになっていたら唐突に終わった。あー、トイレに行ったのが良かったみたい。@23novel #twremix
2016-04-21 16:17:50