- tasobussharima1
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元々が重機で、成長も突然変異性に乏しいから燃費が悪い んだっけね… 建築は本業でしょうが設計は人間がやってた感じかな? #徳パンク
2016-04-19 21:28:01しかし。一方で、彼等は別の不安要素を抱えてもいた。 遥か東の地での、得度兵器の異常な損耗。あの舎利ボーグの女や、採掘屋達の戦果。損耗機体の穴を埋めるための増産や、既存機体の改修作業。それに伴う徳エネルギー消費の増加。その影響は、間接的とはいえ遥か西の地にも確かに及んでいる。
2016-04-19 21:28:01そういえば飛行型の得度兵器はすでに出てきたけど、船舶型というか水上用の得度兵器は存在するんだろうか? #徳パンク
2016-04-19 21:28:51徳エネルギー需要の増大が現実のものとならんとしている時。供給不安を抱えるエネルギーパイプラインのリスクは相対的に跳ね上がる。或いは金のかかる『博打』を許容する程に。 かくして、誰にも知られることなく静かに天秤の針は傾き。渡海侵攻へのカウントダウンは開始される。 --------
2016-04-19 21:32:08田中ブッダ氏視点でも述べられていたけど得度兵器だって決してオーバー徳ノロジーや機動力に胡座をかける状況ではないのだよなぁ。まぁ前線を広げすぎたというか、補給線が伸びすぎたというか #徳パンク
2016-04-19 21:35:47「……異常は無いでおじゃるな」 「じゃあ、徳ジェネレータの方?」 「いや、もう修理が終わったでおじゃる。……徳エネルギー液化施設の、圧縮機(コンプレッサー)の電源ケーブルがピンポイントで切れてたでおじゃるよ。予備と変えておしまいでおじゃった。念の為、他の場所も点検するでおじゃる」
2016-04-19 21:36:01『マロ』とヤオの二人は、徳エネルギー施設の修理に訪れていた。だが、僅か十数分で『マロ』は故障箇所を発見し、施設を復旧させる。 「……それって、自然に壊れるもの?」 「……微妙なところでおじゃるな」 故障箇所は、僅か一本の電源ケーブルの断線であった。しかしそれは施設の中枢機材だ。
2016-04-19 21:40:04外部のケーブルを小動物が噛み切ったとかならともかく、中枢機材となると……。微妙なところってことは断面がそこまで綺麗って訳じゃなかったのかな #徳パンク
2016-04-19 21:42:35二人で壊して回る程度でそうなるか… 予告編で「無理」って言われていたように、収支にかなり無理があるという事なんだろうな #徳パンク
2016-04-19 21:43:44「治せるように壊したみたい……」 「あまり若いうちから人を疑う癖をつけるのは、良くないでおじゃるよ。そういうのは、年寄りの道楽でおじゃる」 「マロさん、偶にお爺ちゃんみたいなこと言うよね」 「麿の名前はマロじゃないでおじゃる」 「ならいい加減そろそろ、名前を教えて欲しいんだけど」
2016-04-19 21:44:01「……もうそろそろ、戻るでおじゃる。麿の趣味の時間が減るでおじゃる」 「そうやって、いつも誤魔化すんだから……」 そうして日常のやり取りを交わしながら、二人はロボ牛車に揺られ屋敷へと帰っていく。 だが、その次の日も。パイプラインは停まっていたのだ。
2016-04-19 21:48:45もう、そんなにアレなら爆破でもしやがれってんだ…! アフターアポカリプスに居ながら、元が理想郷出身だと嫌がらせが幼稚だなもう #徳パンク
2016-04-19 21:51:04