- Takano514114
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「ドイツの突撃銃の概念がソ連に流れたのは事実だけどソレを持ってソ連の独自性は否定できません」と言わんばかりのブルパップ試作器 。カラシニコフがトライアルに参加する前の1944年に開発されました pic.twitter.com/E6dqZCUisu
2016-04-21 14:46:05ソ連「誰がドイツの突撃銃を模倣すると言った……?」 pic.twitter.com/CUzksS15S9
2016-04-21 14:48:32僕が殊更フェデロフやカラシニコフについてツイートするようになったのは正直彼らとその歴史的背景に対する世間的な無関心が原因なんですん。加えてアサルトライフルとかいうPDW論争並のカテゴリー当てつけが大っ嫌なんです
2016-04-21 14:50:01突撃銃は後の世のアサルトライフルになったのは事実だけど、突撃銃が当時アサルトライフルだった訳ではないし、もっとも今で言うアサルトライフルに近い存在が他にあったのではと言うテーゼ
2016-04-21 14:54:35StG44やAK47はエポックメイキングな存在でしたが、「軽量でフルオート射撃も可能な自動小銃」というコンセプトそのものは、恐らく自動小銃の黎明期から存在し、WW1で顕在化したものと認識しています
2016-04-21 19:05:32「アサルトライフル」に至る系譜には、自動小銃ばかりでなく、サブマシンガンや一部の軽機関銃も含まれるべきである……とも思います。これらの試行錯誤の上に、「アサルトライフル」という銃器概念は誕生したのだと
2016-04-21 19:09:43BARやショーシャは、もともと「ウォーキング・ファイア」を志向した銃でしたし……スイスのアドルフ・フラーは、サブマシンガンを強化する形で「ピストーレン・ゲヴェーア(マシン・ライフル)」を開発しています。「アサルトライフル」に至る道は、実に多様だったといえます
2016-04-21 19:23:55定義論争に触れるにつけ、「言葉とは幻想である」としみじみ感じる。実体をずばりと言い表す言葉など、どこにも存在しない……
2016-04-21 19:41:40アサルトライフルは、あらゆる火器の研究成果で積み上げられてきた学術的基礎の上に立ってるので、これは必ず踏まえなければならないのも事実
2016-04-21 19:14:54その例として フェデロフもカラシニコフも、両者どちらもセミオートカービン銃の開発者であり、コレを基礎に自動小銃への開発へ踏み切った訳ですし、カラシニコフの場合は更に加えてSMGの開発者でも有るわけで、自動小銃はあらゆる銃火器の基礎の結集ともいえる
2016-04-21 19:21:05因みにソ連でデグチャレフとフェデロフは1941年の時点で軍部の権力争いに巻き込まれ、PPD機関拳銃の殆どはその性能に関わらず軍の倉庫行きとなった。彼らの熱い説得を受けて軍部が重い腰を上げて短機関銃の本格的な量産を許したのは、ソ連にとって最も戦況が良くなかった1942年頃だった筈
2016-04-21 19:27:10これは個人の見解だけど、この後の43年に7.62×39mm弾が開発された裏側には、フェデロフ自動火器一派が積極的に関わって支援していたと思うし、事実彼らのイニシアティブがあったのも事実なんだけど彼らが軍部に最後まで無視されてたら間違いなくAKは生まれなかった
2016-04-21 19:32:31ГОСТ規格だとオートマティック・カービン=アフタマートなのでセミオートカービンも含まれそう。ただセミオートカービンは自動装填火器(самозарядный)と呼ばれるのでここらへん謎です twitter.com/chenowski/stat…
2016-04-21 21:37:51ただ1940年のソ連人が考えるアフタマートと今のもやしロシア人が考えるアフタマートは割と別だとおもう。当時PPSHをアフタマートだと言う人(公式ではない)も居たので自動で装填される銃という概念だけで言ってた人も多いかも
2016-04-21 21:40:15AK47はWW2で生まれた自動式小銃の技術をいいとこ取りした銃で、物凄いテクノロジーで作られた小銃ではない。メカニズム的にはそれほど革新的ではなかったワケ。
2016-04-22 00:00:23