- rinrai_HQ0v0
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「これを受け取ったら二度と君を離さないよ。……きっと後悔するぞ」って離せないくせにそんなこと言う先生に強い目で真正面から先生を見て「僕が自分で、いまアンタを選んだんだ。馬鹿にすんなよ」って言ってから意地悪な笑顔で「あと、安心しろよ。後悔したら精一杯、八代のせいにする」
2016-04-17 21:17:40その言葉聞いて悟が反対の手にずっと握ってた合鍵渡して「僕のこと、欲しいなら素直に言えよ」ってまっすぐ八代先生を見ながらいうもんだから、先生心底困った顔して「あの手紙を出して、それからだって僕は君への執着は捨てられなかったんだ」「今だって、強くなるばっかりで」
2016-04-17 21:13:01悟の爪が八代先生の掌にくい込むくらい強く握って、叫んで、無意識に泣いて、最後に小さく「返事くらい、させろよ」って言う悟。そんな悟を静かに見てた先生が「…返事、聞かせてくれるか?」って少し笑って言ってくる
2016-04-17 21:06:43「アンタのせいで!何年こんな、焦げ付くような気持ち抱えてると思ってんだよ!」「あの手紙のせいで、僕の中にも同じ執着があるって気付かされて!馬鹿みたいに焦って、泣いて!全部あの手紙のせいだ!」って叫ぶんだ。
2016-04-17 21:00:36問い詰めるんだ。その言葉に八代先生「返事は、要らないよ」「君と、どうにかなりたいとは思ってないんだ」「……ただ、君の中に少しでも、僕の執着がこびり付けばいいと思った」って言って「もう、二度と会う気はない」ってまた手を解こうとする八代先生に遂にキレて恥も外聞もなく怒鳴る悟、
2016-04-17 20:56:59八代先生はやんわり握られた手を解いて「迎え、わざわざありがとうな。顔が見れて、良かった」ってもう会わないって雰囲気を纏わせながら眉を下げていうから、悟も我慢の限界が来て低い声で「…手紙、読んだよ」って話を切り出すんだ。「返事すらさせないで、逃げる気かよ」って解かれた手をまた掴んで
2016-04-17 20:51:20八代が出てくる重苦しい扉を強い視線で見つめる。ゆっくり開かれたそこから八代が手ぶらの八代が現れて、悟の方をみて目を見開いたあとゆっくり近づいて「…来てたのか、久しぶりだな悟」って手紙のことなんか忘れたみたいに普通に話すからカチンときて、無言で八代の手を引いて外に出るんだけど
2016-04-17 20:46:20たった一度だけ収監中に送られてきた手紙に自分の八代への執着を気付かされて乱されて、なのにそれ以降はまったく連絡取れない日々で、そのせいで出所日までの間にどんどん苛立ちと執着が募って、出所の日に朝早くから迎えロビーで待つ悟。その手には自分家の合鍵だけ握り締めて、ロビーの先、
2016-04-17 20:41:28「君のファーストキスを奪えたって事が、少し、いやだいぶかな。嬉しい」って書いてあってあとから筆跡の裏写りで気づいた悟が真っ赤なって「あいつ!意識がない俺になにしてんだ!?」って頭抱えて机に突っ伏してほしい かわいい
2016-04-15 05:12:12引っ掻き回して便箋探すんだけどそんなもの、はなっから無くて「このご時世に!電話もできねぇとこにいるんじゃねぇよ!」って悪態つきながら便箋買いに家飛び出してほしい。その手紙の裏に「君を抱きたいと思ったこともあるんだ」「意識がない君に、一度だけキスをした事があるんだよ」
2016-04-15 05:02:35多くはない枚数の便箋に、あの教室で見た板書と同じ筆跡で書いてあるんだ。悟は読みながら無言で泣いて欲しい。八代先生に対して悟も恋愛感情かはわからないけど重い執着があって、でも気づいてなかったのにこの手紙で気付かされる。泣きながら「っ、ーーーーー!!あーーーー!!!!」って机を
2016-04-15 04:56:27「それは間違いではないと思うんだ」「そんな甘い言葉に乗せるには、この感情は少し違うかもしれないけれどね」「僕は君を、窒息させて、壊してしまうかもしれない力で、僕の中に閉じ込めたい」「だから、君とはもう会うことはない。ただ、」「この感情を手放さないでいさせて欲しいと思う」
2016-04-15 04:46:07「これが最初で最後の手紙だから、僕のこの告白をどうか、許してほしい」って冒頭の収監中に出された八代先生のラブレターから始まる小説書きたい。「殺意から執着に。執着から特別に、そうやって変わっていった君への感情になんて名前を付けたらいいかわからないけれど、恋と名付けてもきっと」
2016-04-15 04:41:17