指でしつこく慣らされて、思わず出た上擦った声にびっくりしていたら「悟の声は女の人より艶っぽいなぁ」と熱い吐息を携えて耳元で囁かれた。羞恥と混乱で真っ赤になって硬直してしまった。「なんだ悟、その歳でもう異性を知ってるのか?…なんて、まさかな。」今度は喉奥で笑む音を殺しながら、
2016-03-30 22:42:24八代は躊躇なく臍に舌を這わせてきた。言葉は実に教師らしく綺麗なものだが、行いは鬼畜そのものだ。 そんな未成熟なヤツに貪りついてるのはどこのどいつだ、と回らない頭で内心罵倒しながら、腹の上を動く黒髪をねめつけた。自分が未だ体験したことのない色事を、
2016-03-30 22:44:04目の前の年下の男がさして大したことないといった口振りで告げるものだから、無性に腹が立った。苛立ちと、そしてどこか遣る瀬のなさを左の拳に込めて、夢中で肌をまさぐっていた後頭部をごつりと沈めた。酷いじゃないか、といつもの調子で返す八代の目は、予想通り笑っていなかった。
2016-03-30 22:45:07突如手跡が残る程の力で腰を掴まれ、屈服させられる。腹の底で混濁した感情が残ったが、ねちっこく這う唾液の不快感の所為にした。 不釣り合いで不道徳な欲を持ち合わせているのは、お互い様だった。
2016-03-30 22:45:57婚約者の裸体を背景にして彼女自身に興味がないって言った八代学ほんとありがとうだよ…異性間の合意の性交が生の実感をもたらさないなら、同性間の不法な性交には非生産性も相まって興味がある可能性があるわけで…死にゆく精子を見て生を体感することになるかもしれないわけで…
2016-04-03 00:03:31あと八代のシャワーシーン見て「八代もシャワーしたいと思うのね…?!」と当たり前のことで驚いたけど、仕事から帰ってきてあー疲れた〜ビール飲みたいと思ったりする姿も見たい 八代学という異常者の健全で文化的な姿を見て私も生を感じたい
2016-04-03 00:15:38煙草を止めてからの初めての狩りで少し苛々として理性を欠いた犯行をしてしまった八代が、ころした女児のポッケにあった飴を不意に口にしたのがきっかけで、飴を過剰摂取するようになった。八代にとって「飴」は、禁煙による口寂しさの補填でも好物でもなく、戦利品と自戒の意味合いが強かったりして。
2016-04-03 00:57:31体育倉庫で八代先生と居残り片付けしてる悟にケンヤが扉の隙間からしたっけ〜と声をかけると、二人の姿は跳び箱が邪魔で見えないけど掠れた様な声でしたっけ…って返されるんでしょ
2016-04-03 15:32:22八代と悟の仲を疑い考察してぐっちゃぐちゃの濡れ場まで想像してしまう頭のいいケンヤ…の妄想を描いたやしサト同人誌10000000冊欲しい
2016-04-03 15:38:10病院の上での問答を一旦保留にした後、心中して欲しいと願う八代と念のための殺生防止の「人質」として同棲する悟が、死がなくても生を感じられるよう心に寄り添い語り合うスローライフな後日談やしサト読みたいです
2016-04-04 00:05:13八代の幸せを願うとすれば、悟には同棲して貰わないと話にならないんだよなぁ…。佐知子から届いた仕送り荷物にゴム二箱入ってて思わず頭抱える悟と、それを横目に佐知子さん気がきくなぁとか言っちゃう八代学…毎日がハッピーライフだ…
2016-04-04 00:18:30同棲しても捕食者(八代)と標的(悟)の関係は変わらず、捕食者は自己の存在証明である標的から離別できずに精神的支配が逆転したままで、標的はそれを自覚して引きつけたままで生きるのだろう。…と考えると、愛だの恋だのとは違って狩りの様な駆け引きによる興奮が二人に勘違いを与えてるといい…
2016-04-04 01:00:11病院に見舞いに来てた15年間欠かさず書いた悟の観察日記「悟の肌は相変わらず暗くてカサカサしていた。でも、息がある。生きている。美しい。」とか羅列してあって出所後に同棲した時にうっかり悟に見られドン引きされる八代…
2016-04-05 11:38:07人生やり直した悟は理解して許して受け入れてくれるからも〜〜いい子だね……八代はいい子に救われたね……って居酒屋で酒飲みながら新婚の友人の話するみたいに涙したい
2016-04-05 15:11:43ふじぬまさとるくんの「受けの見本市」って感じ凄いよ。10歳〜三十路まで対応可能な上に、れいぷからカーセッから学園モノに病室セッとイチャラブセッまで出来るんだぜ。原作から逸脱し過ぎることなくシチュがここまで完備されてるなんてぼくまちは優しい…世界…
2016-04-06 22:42:37【八代と悟について】小説まだ5ページしか読んでないけど不倫カップルをゴミと呼ぶ八代は違和感あるなぁ。幼い頃からヒエラルキーという枠組みは理解して生きてはいるが、八代は自己や社会通念と照合して他者を評価することはしない人だと考える。一つの命として認識してはいるものの興味がない。
2016-04-07 13:51:32自らへの利害の有無で捉えてるんじゃないかと。その面では悟も同じ。他人に興味がない、でも自らを生き易くする為に二人は仮面を被って生きる。悟は父性の欠如により社会化する能力に劣っていた(それを隠す)こと、学は家庭内外において自己を価値ある優秀なものと誇示することを目的としていた。
2016-04-07 13:52:30